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文学_グリム童話『赤ずきんちゃん』のあらすじ

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面白さ

非常に有名なグリム童話の1つである『赤ずきんちゃん』ですが、オチはご存知でしょうか?

意外とタイトルは知っているけれども、内容まで知らないという方が多いのではないかなと思って、今回取り上げました。

ざっくり言うと、お母さんの言うことを聞きましょう!というお話です。


登場人物

ざっくりと4人を紹介します。

赤ずきんちゃん…赤いずきんを被った女の子
おばあちゃん…赤ずきんちゃんのおばあちゃん
おおかみ…赤ずきんちゃんとおばあちゃんを食べたいおおかみ
狩人…偶然通りかかる銃を持った男


あらすじ

ある日、赤ずきんちゃんはお母さんから、少し弱っているおばあちゃんにお菓子とぶどう酒を届けて欲しいとお遣いを頼まれます。

「外は気をつけてね。横道に逸れたら危ないよ。転んだら、瓶が割れるよ!家についたら、まずは挨拶しなさいよ!」とお母さんはいろんな注意をします。

赤ずきんちゃんは、お母さんからの注意を聞き、指切りげんまんをして約束をします。


おおかみとの遭遇

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おばあちゃんの家に行く道中に、おおかみと遭遇し声をかけられます。

赤ずきんちゃんは全く不信感を抱かずに、おばあちゃんの家に向かうことやおばあちゃんの家の場所まで詳しく教えてしまいます。

おおかみはおばあちゃんの家に先回りし、おばあちゃんと赤ずきんちゃんを食べてしまいたいと考えます。

そこで、赤ずきんちゃんに森の中にはキレイな花があるから、よく見てみなと言います。

赤ずきんちゃんはキレイな花に見とれて横道に逸れてしまいます。

その間に、おおかみはおばあちゃんの家に先回りして、なんと、おばあちゃんを一気に丸呑みしてしまいます。

その後、おおかみは、おばあちゃんの服を着て、おばあちゃんのベッドで、赤ずきんちゃんを待ちます。


有名な丸呑みシーン

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寄り道をしていた赤ずきんちゃんが、おばあちゃんの家に着きます。

ここから有名なやり取りを行います。

赤ずきんちゃん「なんで耳が大きいの?」
おおかみ「おまえの声をよく聞くためさ。」

赤ずきんちゃん「なんで目がでかいの?」
おおかみ「おまえをよく見るためさ。」

赤ずきんちゃん「なんで口がでかいの?」
おおかみ「それは…おまえを食べるためさ!」

と言って、丸呑みしてしまいます。

お腹いっぱいになったおおかみは昼寝をします。


おおかみを倒す

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しばらくすると、狩人が通りかかります。

おばあちゃんの家から、有り得ないイビキが聞こえてきます。


怪しんだ狩人は、そっと覗くとおおかみが大きなお腹を出して寝ていました。

おばあちゃんが食べられていると勘付いた狩人は撃ち殺すのではなく、ハサミでお腹を切開します。

そうすると、赤ずきんちゃんとおばあちゃんが無事に出てきます。

ちなみに、赤ずきんちゃんの第一声は「おおかみのお腹の中、暗すぎる!」というなんとも呑気なものでした…。


無事に出てきた2人の代わりに、大きな石をお腹の中に詰め込みます。

大きな石の重さで動けないおおかみを見て、3人は大喜びしました。


最後には、狩人はおおかみの毛皮をはいで持って帰り、

赤ずきんちゃんはおばあちゃんにお菓子とぶどう酒を渡して元気になりました。


ちなみに、グリム童話以前のペロー童話などでは、より生々しく描かれています。

元々おおかみではなく、男として描かれていたらしいです。

下記では、あらすじに合わせて感想なども話しをしています。

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