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世にも奇妙なアートコンサル:「生」「死」「性」という3本柱

私が会社を辞めて独立するきっかけになった占い師の夏目さんには、定例コンサル的にちょくちょくその後も鑑定していただいてます。

ビジネスコンサルばりにフリーランスとしての事業内容について相談に乗ってもらったり、家族のことついて色々コメントしてもらったり、コンペティションの戦略を練ったりw直近では9月に鑑定していただいたのですが、例によって近況報告兼ねて一部をLogmiばりに書き起こしてみました。今回は作家活動に関する内容が多くなりました。

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鑑定室に入ると、夏目さんがモクモクと何かのお香を焚いていました。空間の邪気を払う作用があるものらしいです。(除霊・・・?)

市原:「徐障香」・・・?

夏目さん:こっち界隈で今これがブームなんです。私もはじめてこの匂いを嗅いだんですけど、これはなかなかのもんですね・・・アロマ感なくてガチですね。本当はもっとモクモク炊かなきゃいけないんですけど、燻されちゃうんでw

市原:なんかゴキジェットみたいですね。


いきなり海外にいきたがっていることを当てられた

夏目さん:まず、最初に。えーーっと・・・いきなりですけど、海外はまだ行かないです。

市原:!!!!!! すげえ!!! こわwww(聞くまえに言われた)

夏目さん:なんか、行きたいんですか?土地離れたいというか・・・なんて言えばいいんだろうw

市原:そうなんです。「日本にずっといるコンプレックス」みたいなのが最近出てきましたw

夏目さん:大丈夫です。調整してるだけなんで。今ちょっと国内において起爆してるので。花火でいうクライマックスが「ズババババババ!!!終わっ・・・ズバババババ!!!」ってなってる感じなので、まだいてください。

海外に行きたいとか、日本にいすぎて自分が間延びしたり飽和したり、というか・・・感情が難しいですね。このままでいいのかってわけでもないし、日本がつまらないわけじゃないけども、より良い起爆するものが他にあるんじゃないかっていう探究心の一種だと思うんです。なので、それに対しては、日本にいながらにして楽しめる探究心がまだまだくるので、それがあってから海外に行った方がいいです。旅行であっても。ちょっとまだ出ないでほしいです。まだ、国内にいさせたいみたいで。多分、仕事の方で展開が年末にかけてあるのかもしれません。その時に海外にいて、身が日本にないと、もしかしたらタイミングがずれてしまうのがあるのかもしれません。

市原:たしかに、これから年末にかけては、国内の仕事が埋まってます。。

夏目さん:そうですね、ちょっと詰めてくる。前から言ってましたけど。

市原:はい、ほんとに詰まってきましたw8月ぐらいからもう、ジワジワと、これは詰まってきたなって感じが出てきました・・・

夏目さん:そうですね。でも、詰めるって言っても「追い詰める」ほうの詰めるじゃないので。「こんだけのバラエティパックありますけど、どれにしましょう」って守護霊さんが行商に来てるような感じなので。で、それは全部やらなきゃいけないっていう義務のものじゃなく、エンタメです。楽しめるものとして、えつこさんの感性を育てようっていうものがひとつ。あとは私は無宗教ですけど、宗教的概念?スピリチュアル?・・・っていうとちょっとふわっとしてますけど、総称してそういう方面において何かプロジェクトをしたり、そっちのほうのフィールドを入れてきてる感じがします。

「生」「死」「性」という3本柱

市原:そういえば最近、寺でのイベントに二週連続で登壇するんです・・・

夏目さん:寺でイベント!?wなんですかそれはw

市原:広告代理店のイベントで、弔いをテーマにしたイベント(博報堂×アルスエレクトロニカフューチャーラボの『死を想うテクノロジー』@光明寺)と、お寺で学会(築地本願寺で開催の『日本未来学会』)が・・・

博報堂×アルスエレクトロニカフューチャーラボ『死を想うテクノロジー』

築地本願寺『日本未来学会』

夏目さん:あ、じゃあもう来てるんですね。なるほどw

市原:神道っぽいのもあるし、仏教的な弔いっぽいものもあるし。いろいろ来てます。

夏目さん:テーマ的に「生と死」とか、生きるほうの「生」と、性別の方の「性」と、ふたつ対のテーマになってるので。

市原:作品のテーマもそういう感じです。去年が「死」で、その前は「性」で、今年は「生」で。祭りとか儀式とか、コミュニティの維持とか。

夏目さん:そうですね、生命エネルギーとかの方ですね。その3本柱みたいなものが押し寄せてきます。会社にいらっしゃった頃とは完全に見た感じが違うので、もう「学校変わっちゃった」みたいな感じですね。

市原:そうですね。今思えば、会社に長く在籍しすぎたなという気もしてます・・・

夏目さん:あれはあれでありがたいことですからね。ちゃんと基礎があっての応用じゃないですか。だから今はこれでいいんです、えつこさんの場合は。

国内で探し尽くしていないものがあったらしい

市原:ほんとに最近は海外じみてました、頭の中が。でもやはりすごいですね、お金じみているときは第一声でお金の話されたし。海外じみてるときは海外だしw

夏目さん:なんどもお会いしてるので、チャンネルをあわせるまでに時間がかからないんですw
旅行で行くのはいいと思いますけど、相手が彼なら。それは相手との時間になったり、えつこさんにとって必要な時間になる。対価として腑に落ちる時間になるので、それだったらいいです。でも、一人旅だったら行かなくていいかな、と思います。

市原:そうか・・・。息抜きとか、バケーションだったらいい、みたいな感じなんですね。

夏目さん:そうですね。で、息抜きとかバケーションにひとりで行くんだったら、国内の神社巡りとか、温泉巡りとか、国内でまだ探し尽くせてない深いところにいくのがいいです。

市原:ちょうど仕事的にも国内の秘境とか神社とか民間風習を調べる必要がある感じなんです。スピってますね・・・

夏目さん:仕事で調べるっていうと仕事になってしまうので、息抜きっていうグレーゾーンでいいと思います。神社とか、お寺とかで裏話きいてみたりとか、自分がエンタメで楽しめることとしてやったりとか、むちゃくちゃご飯だけは贅沢するとか。そういう風に付加価値を入れていくことは国内でもできます。海外は彼と行くときか、そのあとですね。来年だったら自由にいっていいです。

市原:そうなんですね。確かに、今年は国内にいる必要がある用事が多いです。

夏目さん:国内でもうちょっと安定させたいんですよ。土台をちゃんと。今はまだふわっとした案件とか、気持ちの上でふわっとして柔らかい土の部分があるので、それをガッツリ固めていきたい。それを今年中にやりたいので。基礎工事みたいなもんですね。なので今年はおとなしく国内にとどまっておいてほしいですw

市原:確かに今年は国内を回るような仕事が多くて、北から南まで。それにまかせるがままでいいんですね。フリーランスになったのに、海外に行かないとは何事や!とふと思ったのでw

夏目さん:大丈夫です。定年ないので。いいじゃないですか、あと今年中の何ヶ月ぐらいいていただいてもw
今年ガッツリ年末まで日本にいなきゃいけない用事が多いのは、ガッツリ日本にいさせるためにそういう用事をおこしてるので。
唯一いうなら、リラックスする時間だったらご実家にガッツリ帰られるとか。仕事関係なく、いってみたいと思った場所とか、感銘を受けた土地があればそういうところをまわってみたりとか。そういうものがいいと思います。

へんなプレッシャーが出てきた話

夏目さん:あ、じゃあ早速、リストのものを答えていきますね。

市原:すみません(質問をリストアップしたEvernoteを参照)。最近「シンゴジラ」とか「君の名は。」とかその手の映画を見て、へんな影響を受けてきてw国内では有名ですけど、ちゃんと海外発信に耐えうるものか、とか、興行収入を世界的に産むか、とか、これまで気にしてなかった概念がブワっと入ってきて。

夏目さん:これからそこが必要ですからね。海外と関わる上で、えつこさんの場合は、2.5次元ならず、4.5次元みたいなことをするので、ミーハーじゃないですけど、エンタメ要素みたいなものをうまーく利用して、見せ方をうまくしていく要素も出てくるので。今言ったみたいな「映画をみて・・・」という概念はとてもよいです。もう今からトレーニングが始まってるって感じですね。

市原:そうかもしれません。最近やっている案件が「日本の土着の文化をエンタメ的に海外発信する」という感じなんです。これまで、自分が日本文化をもとに作品をつくる割に海外発信を意識してなかったので、そういえばこれからそれをやらねばという・・・

夏目さん:来年からそれが走ります。

市原:あと、ISIDイノラボさんと一緒にやっているプロジェクトがオリンピックの関連事業に採択されたり、前に少しご相談した今年がんばりたい展示(ICCエマージェンシーズ)も業界的にけっこう注目されるもので。「お前はどれだけできるのか?」とレベルを問われるような状況が妙に最近多いんです。それで、へんにプレッシャーを感じるようになってきて。それについては何かありますか。

夏目さん:えっと、("playfulness"のカードを引き当て)このまんまなんですけど、「プレッシャー」って言ったところにかぶり気味に「いやいや楽しめやー!!」って言われたので。冒頭に申し上げましたけど、圧をかけるとか、プレッシャーで追い詰めるという「詰める」じゃない。「詰め込む」の詰めるはあるかもしれないですけど。全部がえつこさんの実験場です。いい意味で、幸福感に満たされたマッドサイエンティストになってください。

市原:楽しそうですねww

夏目さん:そこに、責任と金銭の部分がついてるってだけの話なので。スピリチュアル要素が入ってくるのも、えつこさんが人と違う概念を持っているので、そういうのをくすぶらせている人に対して、全部目覚めさせていく波を起こす感じです。えつこさんが「ハッ!」ってやったら、覇気みたいなのがバーッっておきて、みんな目覚めていくみたいな・・・なんかそれぐらいのことがあるので。別に「能力者として生きろ」ということではないですが、メディアを通して、サイエンスを通して、お祭りを通して、寺院のことをやって、とか。多岐にわたって、多岐にわたる人たちに対してその波動を起こしたいから、いろんなジャンルいろんな切り口、いろんなえつこさんがいていい。プレッシャーはいらないです、それは人間を装うときだけでいいですw

市原:関わる人の多さとか額面とかが、明らかに今までよりも大きくなってきて。プレッシャーを感じておりましたが、お金を使って世の中にイタズラができると思ったほうがいいですかねw

夏目さん:明るい言い方になりますけど、プレッシャーを感じるっていうのは、えつこさんにとって正直いま必要じゃないですね。この段階に来る前、会社員でいらっしゃったときや、出たてのときは、プレッシャーが自分を守るものになったりとか、会社だと上司の方と食ってかからないとか。プレッシャーが少しずつあるから、出過ぎない、下がり過ぎない、という調和になるんです。でも、そのプレッシャーは、いまの段階ではなにも必要がないので。プレッシャーっていう言葉を使うんであれば「アドベンチャー」に変えてください。じゃないと、くぐもってきちゃいますね。自分のなかで制限ができてしまう。仕事しすぎて肉体的に精神的に疲れたんであれば解放する必要があるので、旅行行くとかやっていただきたいんですが。仕事においてはいいです、プレッシャーは。

生粋のスピリチュアルクソ野郎だった件

夏目さん:自分を神様の式神と思っていいです、人間ももともと神様の一種なので。神様と現実味のある人間のハーフだと思っていいです。人型あるじゃないですか。半分だけ神様で、こっち半分は人とか。これが市原さんです。

なので、どっちを出そうかなって考えればいいと思います。さばくほうは人でやって、趣味のほうは逆でやる。

市原:あー。確かに自分が半分趣味でやるようなことはスピリチュアルなことに関わる作品が多いです、弔いとか、人の信仰に関わるものが。

夏目さん:そこに、一本横の線を引いていただいていいですか。

横の線は空間をいいます。上の空間がスピリチュアルと言われているような部分ですね。弔いのこととか、生のこととか、性のこととか。で、足元の下の部分が、いわゆる現実。そういう風に、私は観てます。

下のほうの報酬がお金だったら、上のほうは何がお金になると思いますか、というと「対価」になります。現実の部分だったら対価って「お金」しかないじゃないですか。

でもスピリチュアルな部分でいうと、お金以外での対価というと、付加価値ですとか、喜びとか、満たされることだったりとか。感謝の意ですとか、そういう風になっていくんですね。

なので、いまの自分はこの棒がどこまできてるのか?リンボーダンスみたいなものですね。横のバーがどんどん上まできてあっぷあっぷになってスピリチュアル要素が薄いと、魂が酸欠になるんです。逆に足元まで来ちゃうと、世間から浮世離れしちゃいます。なにがやりたいのかっていうのが周りが理解できないっていう状態になるんです。なので、線がどこにあるのかって考えるといいですよ。もし、今後、比率がいまどういう状況なんだろうって思ったらこの図で見てみてください。

例えば案件が具体的に前の広告代理店の寺院でのイベントのことだったら・・・お寺で何かしたんですよね?それはこの範囲でどこに当てはまるのかってマッピングできるんです。
お寺っていうと崇高な場所じゃないですか、お坊さんがいて、ケガレがあっちゃいけない。場所的にはスピリチュアル要素。でも話した内容が現実のことなのか、それとも「人を救いたい」みたいなことなのか。バーがどこの状態で関わっていたのか。完全に「みなさん・・・」みたいな感じだったのかw

市原:その時はどっちかっていうと、「葬儀ビジネスがー!!」みたいな話をしてましたw「人が死んだときはお金がバンバン落ちるんやで!!」とか「墓の要件定義をしよう」みたいなそういう話をした気がします。だいぶん現世によってました。

夏目さん:現世よりで話してたんですね。じゃあそれは、スピリチュアルな世界のバーを使いながら、縦のバーが人寄りだったんです。それがこの間のイベントだったんですね。こういった比率をバロメーターにしてみてください。今後これ必要になってくると思います。

目標設定やゴールをどうすればいいのか、という話

市原:あと、プレッシャーに関することなのかな、周りにハードワーカーが多くて。わたしもトップを目指してめちゃくちゃハードワークをやったほうがいいんでしょうかw

夏目さん:トップを目指して走っていけ」みたいなものではないですね。たまたまやったことが、ランクの高いことだった、とか、すごく大きなお金が動くものだった、とか。後付けです。

市原:そうなんですね。最近、「どれぐらいを目指したほうがいいんだろう」っていう概念がおりてきて。

夏目さん:「どこまでの立場を目指すのか」とかそういうことですか?
あー、それにおいてはあんまり返答がないんですよね。気にしなくていいって言ってます。どのランクを目指すにしても、必要なところにしかいけないし、必要な人にしか会えない。

目指そうと思えばそのランクのとこには行ける人なんです。でも、何のために目指そうっていうのがなければ、時間が無駄になってしまう。現実味のほうを大きくしていかないと、立場や責任っていうものが出ないので。

例えば「なんとかなんとかっていう賞がもらえるとこまで行きたい」っていうのを自分のモチベーションにするのはいいんです。でも、絶対にこれをとってやるー!!!ってなってると、現実世界の「人」のほうの分量をすごく大きくしていかないといけないので。その部分で時間やグラビティがかかるんです。知名度は放っといても上がりますから。でも、やりたいことをやるために知名度があがったりこの賞をとったほうが動きやすいとか、自己紹介として言ったほうが早いとか、自分の魂から湧き出る欲のためだったらやってもいいです。

市原:あーなるほど。あくまで自分の欲をモチベーションとしておいといて、それを実現しやすくするためのバロメーターとして使うのはアリなんですね。

夏目さん:そうです。バロメーターとして使ってほしいですね、最終目的地やゴールっていうものとしてはあまり響きがよくなかったので。

市原:そうか・・・。会社員の頃は独立するのがぼんやりとしたゴールだったので、あれ、じゃあこれからどこを目指して生きていけばいいんだろう、という目標がわかんなくなってて。

夏目さん:探求。ゴールは探求です。探求っていうとゴールまでの「過程」と思えるじゃないですが。でも、探求することっていうのはプロセスじゃなくてゴールです。ガリレオとか、偉人と言われた人っていうのは、晩年においてもずーーっと探求をやってるじゃないですか。あれはゴールがなくて、何か探したくて、ずっと悶えてたんじゃなくって、探求することそれ自体がひとつひとつゴールだったから死ぬまでやってたんです。なので一緒です、ガリレオみたいなものです。

その中で、自分の中で具体的にラインを引いておいたほうが楽かな、というのであれば全然いいですよ。なになに賞とりたい!とか、取ってみたら面白そうだな、と思うのであればいいだろうし。「そのために今は人間要素のバロメーターを大きくして虎視眈々とやろう」とか。根回しっていいものですから。根回しを先にしといて、人間の方に染まってから、一気に神!!!みたいな。そうするのが生きやすいと思うので、いい具合いに調整してください。神的要素だけでも生きにくいですからね、現世なので。ちゃんと人間の要素がないと、現世で生きられないんです。

市原:なるほど・・・最近みんな目標をどう置いてるんだろう?ってことが気になってきて。例えば社会的に成功するとか日本でトップの賞を取るとか、そういうことなのかな?と思ったけど、しかしそれもしっくり来ず。。

夏目さん:最終的な目標は死ですよ。死ぬっていうとなんにもなくなる、無に帰るって思いますけど、実際はそうじゃないんで。お役目をちゃんとやったぞ、と満たされたーー!!!って上に上がるので。なので、神的な要素で言うと、目的は死に向かっているんです。では人間の要素で言うと、目的は何なのか。仕事で成功したいのか、好きな方と結婚したいのか、子供を産み育てたいのか、いくつあってもいいんです。

市原:最近、漠然と「普通の生活」に憧れてまして。謎にプレッシャーがかかる生活だったので、山奥に篭って暮らしたいなあ、と思ったりしていたのですが・・・

夏目さん:あーーー、ないですねwわーーーって思ったら、もう一旦パーンと時間を切ってやっていくしかないです。感情の部分で、こんなにお金がかかっていて、これだけの人が関わってて、しかもなんか社会的地位が高い人まで出てきちゃったー、ってもしなってきたのであれば、それは全部マイナスのことは入らないので。えつこさんにとってチャンスだし、現実のフィールドにおいてもランクが上がってるぞって示唆されているメッセージなので。そこでいかに人間ぽいところを見せながら過ごそうかな、って設計図を書くようなもんです。自分の比率を考えることのほうが重要ですね。

市原:そうか・・・では隠居のことはあまり考えないことにします。

夏目さん:隠居はどうせ晩年できるので。だったら隠居を晩年する時のためにお金を貯めておくとか、山奥にいい山小屋を買おうとか、山小屋買うんだったら神社建てちゃおう、とか。玄関に鳥居つけちゃおうかな、とか。妄想のためにお金を用意したほうがいいです。今はまだ隠居のことは考えないで下さい。隠居に近いような充実した人間としての時間を過ごそう、じゃあこれだけの熟成肉を食べよう、お風呂に3時間つかってみようとか、そういう範囲でお願いしますw

最近なぜか人前に出る機会がやたら多い件について

市原:前にも「人前に出ることになる」って言われてたので心の準備はしていたんですが、人に伝えたいことがあるわけでも啓蒙したいことがあるわけでもないのに最近やたらとメディア出演やらイベント登壇やら講演の依頼が多くて。それなりに緊張するし、人前に出るより家で粛々と作業がしたいな、、、と思いつつも気持ちを切り替えて出ているんですけども。自分の話なんぞ聞いてどうするねん、と思っていたのですが、でもそれはやったほうがいいんですかね。。最近特に多いのはなんででしょうか。

夏目さん:メディアに出ることに関しては、まずひとつは守護霊さんが楽しいから。「出したい・・・えつこさんをもっと出したい!!!」みたいな、守護霊さんたちや、見えないけどもチームの意向。監督さんがそう言ってるので。それを、前々から言ってるので、準備はできてるはずだと。もともと言ってたはずだと。

で、なぜ今なのか、ということなのですが、やっぱり今年は詰めていって、その分来年爆発させたいんですよ。メディアの方とかも、どんどん出していって慣れさせていきたいんです。では「なぜ自分が出なきゃいけないのか」というと、そこにえつこさんが求めている間口があるから。人に見られるっていうことは、人に何を必要とされているかわかることでもあるので。今後、日本のことを海外に出していくとか海外要素を含めた時に、これは何を求められているんだろう?というのを無駄な時間を過ごさずに瞬時にパッと思い浮かぶんですって。家でも、現場でも、アドリブでも。鍛えられている千本ノック状態ですね。そのあとに家で粛々と作業したり自分一人で構想を練ってっていう時間がちゃんとできますから大丈夫です。

市原:じゃあ今はそういう修行だと思って、やったほうがいいんですかね。

夏目さん:そうですね、正直そう思います。

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その後は、案件関連の細かい具体的な相談に乗っていただいたりしていました。

夏目さんのTwitterはこちらなので、もし鑑定を受けてみたいと思われた方は連絡されてみては。

文:市原えつこ

1988年、愛知県生まれ。早稲田大学文化構想学部表象メディア論系卒業。学生時代より、日本特有のカルチャーとテクノロジーを掛け合わせたデバイス、インスタレーション、パフォーマンス作品の制作を行う。主な作品に、大根が艶かしく喘ぐデバイス《セクハラインターフェース》、虚構の美女と触れ合えるシステム《妄想と現実を代替するシステムSRxSI》、脳波で祈祷できる神社《@micoWall》等がある。2014年《妄想と現実を代替するシステムSRxSI》で文化庁メディア芸術祭エンターテインメント部門審査委員会推薦作品に選出。

http://etsukoichihara.tumblr.com/


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