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アイドル満10年のぺいにゃむにゃむさんへ

もいもい

6年前の春の日、二丁ハロのライブを観に行ったらぺいにゃむにゃむに雷に打たれたように恋に落ちた。

ライブに行く前からTwitterで画像をみてかわいいな…(顔が星野源に似ていてめちゃくちゃタイプだな)というきもちはあったけど、ライブでパフォーマンスをみた時に運命の人のようにわたしの【アイドル】はこの人だ、と思った。

アイドル戦国時代と言われた2010年代、世界にたくさんのカッコイイ男性アイドル・かわいい女性アイドルがいた中でわたしのはじめてのアイドルはかわいくてカッコいい【ゲイアイドルのぺいにゃむにゃむ】でした。

アイドルのオタクになるなんて夢にも思わなかったわたしの新しい人生の扉を開いてくれて、たくさんの夢や生きる力や好きすぎて涙がぼたぼた止まらなくなるほどの幸せをたくさんくれた。アイドルを応援するのってこんなに『感情100』になれるんだって自分でも知らなかった自分をたくさん知れた。

あなたにとってアイドル(推し)とはなんですか？と聞かれたら、わたしにとってぺいにゃむにゃむちゃんは
「喜び」
です。

ぺいちゃんが「ぺいにゃむにゃむ」になってからの10年間の中で、わたしがみてきた6年だけでもぺいちゃんはすごくすごく変わった。
パフォーマンスの成長だけじゃなくて心の成長も。
強さも弱さもアイドルとしての意地や自信や責任も。


初めての2ショットで「あなたもいさんでしょ」と名前を呼ばれて本当にびっくりしたこと

キモかわ担当から『ゲイギャル』という唯一無二のキャラクターを作り上げたこと

「すき」を伝える勇気と大切さのお話をしてくれたこと

みてて歯がゆい思いをしていた「すみませんでしたー！」の最後の挨拶が「ありがとうございました！」に変わった日

初出場のTIFで「これが！！！！！ゲイアイドルだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ！！！！！！！！！！！！！」と叫んでくれたこと

ずっと並行してやっていた仕事を辞めてアイドル一本でやっていく覚悟のお話をしてくれた日(「『ぺいにゃむにゃむ』として生きる覚悟をしました。その覚悟をあなたたちが、おなカマがそうさせたんだから責任とってよね。」)

遠征移動も夜行バスじゃなくて新幹線が使えるようになってちゃんとしたホテルにも泊まれるようになったこと
(ミキぺいは夜行バスでなかなか寝れずきまはくはぐっすり寝てたのでミキぺいだけで夜中のサービスエリアでこっそりうどんを食べたこと)
(床がコンクリートの宿に泊まったのも笑い話の思い出) 

これまでは遠征先でも仕事のことを考えてしまってごはんの味がわからなかったけど、今はおいしくごはんが食べられること

喉を潰してライブ中に歌えなくなって泣いてしまったこと

特典会で「あたしぜんぜんがんばってないの、でもおなカマのおかげでがんばれるの」と泣いていたこと

特典会で「あたしがんばったの！」と言えたこと

キネマ倶楽部で夢を叶えたこと
ZeppTokyoで夢を叶えたこと
横浜アリーナで夢を叶えたこと

「アイドルには夢がある」ということを伝えてくれたこと
　
1500人のファンの中からでも、2000人の中からでもちゃんとわたしを見つけてくれたこと

「ほめて💛」「愛して💛」と自信を持って言えるようになったこと

「あたし愛されてるよー‼️‼️‼️‼️‼️‼️」とたくさんの人に愛されてる自覚と自信を持ってくれたこと

3人になっても2人になってもずっとステージに立ち続けてくれたこと

コロナ禍の不安な時期に「あなたのおかげでぺいにゃむにゃむを保つことができた。ぺいにゃむにゃむで在り続けることができたの」と伝えてくれたこと

「もいちゃんの前でなら弱いあたしをみせても大丈夫だと思った」「永遠を信じられるかな、もいちゃんだし」と信頼をくれたこと

楽しそうだからという理由でオーディションを受けて飽きたら辞めようと思っていたぺいちゃんが、山も谷も乗り越えてずっとアイドルで在り続けて、いま心の底から「アイドル最高！やめらんない！」と笑顔で歌っていること

これからのぺいにゃむにゃむとしての人生も、ぺいちゃんの中のたろうくんとしての人生にもわたしの存在がずっと必要だと伝えてくれたこと


近年は特典会で「今日朝から気圧で頭痛くて元気なかったんだけどね、もいちゃんのツイートで元気もらったの」とか「あんまり元気ないの」とかそういう体調やちょっと落ち込んでる時のキモチも教えてくれたり、(何かあったのかな)という日もちょっとずつ気づけるようになったりして、心配と同時に不器用なぺいちゃんがそういう風に弱さも吐き出せるようになったことはうれしいな、と思う。
でも当然気づけなかったことの方がたくさんあって、だけどぺいちゃんはどんな日でもアイドルとしてわたし達の前でSNSではいつも明るい発信をしてニコニコ笑ってくれていて、心と身体が晴れの日も雨の日も雪の日も雹の日も嵐の日も俯きそうな日も折れそうな日も1日も休まずに10年間ステージに立ち続けたアイドルぺいにゃむにゃむは本当にすごいの。

すごいことなんだよ、本当に。

「そっと聞かせてよ 君の好きな僕も 嫌いな僕も」
の歌詞で、今までぺいちゃんの良いところも良くないところもみてきたからきらいなぺいちゃんってあるのかな？って考えてみたんだけど1個もなかった。マジで。
良くないところも人間らしくてかわいいな、と感じるものばかりで(ぺいちゃんは意地悪をいってもそのあとちゃんと反省ができる子)全部好きだったしぺいちゃんに「きらい」というきもちを持つだけでかなしくなってしまった～～～～～(もいちゃんかわいいね)

こんなに全部がかわいくて愛おしくて大好きな人に出会えて本当によかった。

ぺいちゃんの変化を色々みてきたけど、変わらずずっと大切で大事な事は【二丁ハロ・二丁目の魁カミングアウト】が大好きって事と【ぺいにゃむにゃむ】がわたしの人生の喜びってこと❣️💐

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【追記】

この日(1/6)のライブの特典会でぺいちゃんがぽろぽろ泣いちゃって嬉しびっくりだったんだけど、
「あのね、あたしが昔友達の結婚式の時に書いた手紙とね、もいちゃんが書いてくれたブログの文章がね、似てたの。それがね、うれしかった、うれしかったの～～～～；；」
って嬉し泣きだったの胸が燃えるように熱くなってぎゅっと締め付けられるほど愛おしかった。

ぺいちゃんの人間性と可愛さの全てが詰まったエピソード

「あたしがんばったの。10年。がんばったよ」

知ってるよ。わたしが観てきたのはぺいにゃむにゃむの10年間の内の6年だけど、ぺいちゃんが今の自分で自分を「がんばった」って認められるようになるまでたくさん泣いて悔しさと努力を積み重ねてきたのも、弱くて柔らかい心を抱えながら強く在ろうと笑顔でたくさんがんばってぺいにゃむにゃむちゃん自身がぺいにゃむにゃむちゃんを愛して大切にできるようになったのを知ってるよ。


いつのぺいちゃんも大好きだけど常に「今」のぺいちゃんがいちばん大好き！って思えるし6年オタクしててもライブや特典会やSNSや絵やお手紙や自分なりのいろんな形の表現でキモチを届けたり「すき」って言葉にしただけでも泣きそうなぐらい幸せなキモチになるから、毎日「あなたが好き」を更新させてくれるぺいにゃむちゃんは本当に素敵なアイドルなの。
アイドル＝若さの価値観がある世界で10年のアイドル歴と歳を重ねた今のぺいにゃむちゃんがいちばんスタイルも良くて技術も声量もあって歌も上手くて全部が魅力的なの最高に格好良いと思います。

ぺいにゃむちゃんの熱いパフォーマンスがすき。

沢山頑張って日々成長して磨いてきた歌もダンスもすき。

一見強い見た目で中身はすごく柔らかい部分があって健気で努力家なところがすき。

時に弱さが漏れちゃうところもすき。

でも決してめげない心を持ってるところがすき。

かわいいのにたくましいところがすき。

ミキちゃんからもらった歌詞を自分なりに読みといて自分のキモチにして心で歌っている時の表情がすき。

続けることの強さを知ってるところがすき。

人の「すき」に寄り添ってくれるところがすき。

たくさんの人に愛されてるぺいちゃんがすき。

まわりから授かってきた愛をステージでキラキラの輝きに変えてくれるところがすき。

ぺいちゃんがぺいにゃむにゃむで有り続けてきてくれたことが大好き。

Noteを元に漫画も描きました💌५✍

「あたしはもいちゃんのセボンスターだしもいちゃんのはじめてはあたしだもん。あたしを一番星にしてくれてありがとう」

煌めくアイドルの世界でわたしのたったひとつのアイドルに出逢えた日から
ずっと「あなたが好き」というたったひとつの想いで生きていけてるし生きるのが楽しいよ。ありがとう🌻

ぺいちゃんに出逢えてよかった。人生。

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