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ゲイアイドル『二丁目の魁(にちょうめのさきがけ)カミングアウト』に出逢ってほしい

もいもい

二丁目の魁カミングアウトというゲイアイドルがいる。

左からぺいにゃむにゃむ、筆村栄心、日が紅、ミキティー本物

わたしが人生で初めて心奪われ、現在進行形で心のど真ん中を捉えて離さないかれこれ7年間夢中になり続けているアイドルである。
ゲイでアイドル？どういうこと？と思った人は現在のWikipediaがいちばん簡潔かつ綺麗にまとめてくれているのでまずはこちらの概説に目を通してほしい。(作成してくれた人ありがとう)

ここに書かれている通り彼らはゲイであることを公表し活動しているが、活動場所のホームは新宿二丁目(AiSOTOPE LOUNGEというクラブ)であるものの特別LGBT運動等を行っている訳ではなく活動の本質は『アイドル』
二丁目のショーと聞いて連想する華やかな格好や御化粧をした夜の蝶達が艶やかに舞うものではなく、サイリウムやペンライトの光の中コールが飛び交い自分たちのオリジナル楽曲を全て生歌で全力で歌い踊る『アイドル』

所謂メンドル(メンズアイドル)ともまた異なり出演するアイドルイベントは女性アイドルグループが中心の音楽イベント。大型アイドルイベントのTOKYO IDOL FESTIVALや@JAMにも出演している。
そこで目が肥えてる女性アイドルグループファンからも時に「二丁魁は正統派」「王道アイドル」と評されるほどゴリッゴリに『アイドル』なのである。

新宿AiSOTOPE LOUNGEでのライブの様子。真冬でもオタクもアイドルも毎回真夏の野外ぐらい汗だくになる。(ライブの熱量+会場の雰囲気が伝わりやすい日の映像を選びました)

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私の青春時代はゴールデンでも深夜でもTVで音楽番組が多数やっていて、国民的アイドルといえばSMAPとモーニング娘。という時代だった。子供の頃からTVの中の沢山のキラキラしたアイドル達を観てきた。
音楽はずっと好きだったしいろんなライブに行っていたがアイドルに「ハマる」ということはなかった。
そんなわたしがはじめて生で観て胸に眩しく突き刺さったアイドルは格好いい男性アイドルでも可愛い女性アイドルでもなく、格好よくて可愛くて世界に唯一無二の『ゲイアイドル』だった。

出会いはまだ二丁魁の前身「二丁ハロ」の時。
好きな音楽ユニット(ONIGAWARA。最高のJ-POPユニット)とイベントで共演したことをきっかけにONIGAWARAのファンを通じて二丁ハロの存在を知り、わたしも最初はゲイのアイドル…？？？と困惑したものの初めて楽曲を聴いた時【琴線に触れる】とはこういうことかと実感した。

ゲイとかゲイじゃないとかマイノリティーとか関係なく、ただ純粋にこの曲が「好きだ」と思った。

そしてこの美しい歌詞をみて「そうだ、ライブに行こう」となった。

ちょうどタイミング良く行われていた1stミニアルバム『Good As Yesterday 』の無料のリリースパーティーを観に行った。そこで1曲1曲の歌詞と楽曲を本当に真摯に大切に歌う姿に惹き込まれ、パフォーマンスに触れて雷に撃たれたような衝撃で恋に落ち、初めての感覚に胸は高鳴り、感動で涙し、終演後興奮冷めやらぬまま物販でチェキ券を購入し、心が躍るままに特典会へ参加し、あれよあれよという間にその次にはもう5/1の二丁ハロ FINAL LIVE × 二丁目の魁カミングアウト FIRST LIVEのワンマンライブの会場にいた。完全に新しい扉が開いた感覚だった。
こんな世界があったんだ！と目からうろこがぽろぽろ落ちて、ワクワクが止まらなかった。

たった一度の出逢いで人生が、世界が変わってしまった。

それぐらい輝かしい魅力がゲイアイドルにあったのだ。

TIFに出演するのが夢だったがゲイで男性であるということで長年出演は叶わなかった。
しかし上記のワンマンライブをTIFの関係者が観に来ており、ライブに感銘を受けTIF側から出演オファーが来たという二丁魁の実力が業界でも認められたエピソードがある。
後の2019年にメンバーのぺいにゃむにゃむは@JAMの顔となる@JAM ALLSTARSに女性アイドルと共に初の男性として選出された。

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対バン出演した際に他のアイドルグループファンからよく言われるのが「二丁魁は曲がいい」という言葉なのだが、良い意味でジャンルレスで本当に多様な曲調の楽曲がある。
「エモい」というスラングはすっかり世間に浸透したがその語源でもあるエモーショナルに含まれる感情の情緒(繊細さ・切なさ・郷愁的・感傷的・哀愁などの胸に沁み入る気持ち)がそのまま形になったのが二丁魁の楽曲だと思う。

🌟フルアルバムの収録曲紹介動画と2022年時点での全楽曲サビまとめ動画↓🌟

その中でも二丁魁の特徴と言えるのが明るいサウンドでも歌詞は人生や日々の迷いや葛藤、苦悩や孤独、儚さなどを書いた曲が多いこと。
そしてその曲達にどれも小さな祈りの光のような希望が込められていること。
世間で言われてる【 幸せ 】がわからなかったり掴めなくても、気持ちが折れて負けてしまったり上手くいかない日があっても答えのみつからない毎日でも音楽を通じ一緒に寄り添いあいながら少しずつ進んで、自分だけの【  大切 】を見つけていこうと伝えてくれるのが彼らの楽曲であり届けてくれるものであると感じている。

そんな優しさとあたたかさがいちばんあらわれてると思う曲。本当に二丁魁にしか歌えない歌、二丁魁だから歌えるし響く歌。『病める時も健やかなる時も』💐

ここまでの文面だとしっとりした雰囲気のアイドルに感じるが(そういうセトリの日もあるが)、最初に載せた動画の新宿二丁目でのライブの様子の通りライブパフォーマンスはバリッバリのゴリッゴリである。

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曲がいいと同じぐらい言われるのが「二丁魁のライブは楽しい！」ということ。
対バングループのオタクからもだが、同じくアイドルからも「二丁魁さんはリハから本番」「ステージとお客さんとの愛や熱気がすごい」と度々言われている。

ファン層がほぼ女性のため先入観で女オタがゲイにキャーキャー言ってるイロモノ現場なんでしょ…と思われることもあるが、元々ステージを育んできた土壌が女性アイドル現場と同じなので俺の○○コールもするしmixもガンガン打つし拳を挙げて振りコピも推しジャンもする。YouTubeに上がっているライブ動画やX(Twitter)で【#魁ライブ 】と検索してもらえればすぐにわかると思う。
この記事を書いてるいちばん直近のライブ動画↓

『ゲイでもアイドルになれる』と10年以上ずっと真面目に本気で『アイドル』活動をしてきた想いや覚悟は半端じゃなく、生命を燃やし全身全霊をその瞬間のステージに懸けてくれる。
本気の想いにオタクは本気で返す。好きと好き、愛と愛、魂と魂のぶつけ合いである。

二丁魁のステージとフロアの情熱のぶつかり合いがどれだけガチかというと、女性アイドルグループには「絶対結婚しようなー！！」と叫ぶ風習やガチ恋口上という文化があるがゲイアイドルの現場はメンバー考案のガチゲイ口上がある。

二丁目で一番愛してるとなってるがオタクはその時の感情の昂りで「世界でいちばん愛してる！！！！！！！」と叫ぶことが多い。
ガチ恋ではないがガチ愛。
オタクはアイドルから光をもらって手を差し伸べてもらったように救われることがある。
だけどこの瞬間はゲイであることで人生で何かを諦めてきた彼らが今はアイドルとして輝いている姿に向けて、一緒に人生を歩もう！とオタクから希望のエールと光を送っているような気持ちになる。

愛をずっと返し返されどでかい𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬を育て続けている。それを年間膨大なライブ本数でず～～～～～～～～～～っとやり続けているのが二丁目の魁カミングアウトという愛のアイドルである。

ゲイアイドルならぬ愛アイドル。

こう書くとアイドル現場とか行ったことないから…という人やそういうノリで踊ったりコールするのも得意じゃないしmixとか全然わかんない…という人は萎縮してしまいそうだが、メンバー(特にリーダーであるミキティー本物さん)は常に「楽しみ方は自由」「踊ったり手拍子しなくたって、ただ立って観てるだけでもそれでライブを楽しんでないとか私達は全然思わない。その人の目をみればじっくり曲を聴いてくれてるのもわかるしちゃんと伝わってる」「人間なんだから常に楽しい気持ちでいられないし、明るい気分でライブを観れない日だって絶対ある。でもそういう時に私達の音楽がほんの少しでも救いになれたらいい」と言ってくれている。
実際わたしも棒立ち虚無や感動の涙とは違う感情で泣きながらライブを観たこともあるがそういう時メンバーは「今日はそういう日なんだね」とただ受けとめてくれる。そういう人達なんです。 

たまにイベントでライブ配信があると「ライブ行ってみたいけど女の子ばっかだから肩身が狭くて浮きそう」「男が現場に行っても大丈夫か…」という男性のコメントを見るが、男性のオタクも何人もいるし男性が居るからといって好奇の眼差しでみたりすることもないし前述の通りライブが始まってしまえば後はもう楽しみ方は他のアイドル現場と何ら変わりは無い。
音楽に性別は無い。
性別年齢関係なく、ただ好きという気持ちだけで楽しめるのが二丁魁の現場である。

二丁魁のライブを観る際に、せっかくだから振りコピまでは行かなくても一緒に手を上げるだけでも楽しいよ、という気持ちで紹介するのが代表曲ともいえる『耳をすませば』と『まるもうけ』(耳をすませばは現体制メンバーでのライブ映像／まるもうけは前体制メンバーのMV)
対バンでもよくやっているので、アイドルオタクなら聴けば「この曲知ってる！」となる人も多いと思う。

全ての作詞を手がけているミキティー本物さんが「曲の受け取り方や解釈はあなた達の自由だから、好きなように感じてほしい」と言っているのでこれは野暮を承知で書かせて頂くが、まるもうけの『つまんない人生 送ってきたな』は一見ネガティブでハッとさせられるワードだが『つまんない【ことで悩んでばっかの】人生送ってきたな』という隠された言葉があって、それでも他の誰かに変わったりせず人生で出会ってきた君やあなたがいてこれからも一緒にいたいから自分のままで生きていく＝生きて歳をとれるだけで丸儲けという最後までひっくるめて前向きな意味だということを知っておいてほしい。
(※ミキさん本人が解説してくれた内容です)
(今このパートはメンバーの筆村栄心さんが歌っていますが筆村さんは二丁魁加入以前から声優として活動されていてその時はまだカミングアウトはしておらず、以前から筆村さんを知ってる人は元々の歌詞とはいえ「声優として歩んできた人生」がある彼がこのパートを歌うことの意味や解釈にもしかしたら悩んでしまう人もいるかもしれないので)

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そしてアイドルといえばやっぱりメンバーの可愛さ・格好良さも重要なポイントだが、二丁魁は可愛さも格好良さも綺麗さ美しさも全部ある。
それぞれジャンルがまるで違ったお顔立ちの作りと性格雰囲気声質で四者四様の可愛さと格好良さがあり奇跡のバランスお得のバラエティーパック魅力の万華鏡である。

ここからはわたしの主観がめちゃくちゃ入りまくりのメンバー紹介をさせて頂く。

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ミキティー本物

担当カラー：❤️BIG RED(赤)😸

二丁目の魁カミングアウトのリーダーでありプロデューサー。(二丁魁はセルフプロデュースアイドル)
二丁魁の全楽曲の作詞と振付、いくつかの作曲を行ってる。グループの大黒柱。
振付師としてアイドルの振付も担当しているので長く活動しているアイドルやその界隈のオタクからは熱い信頼を置かれている。ミキさんの振付は手に表情が込められていて指先で歌詞の感情の機微や前に進む強さを表してくれるのが好き。
身体は大きいけど心は繊細。その繊細さがあるからこそ二丁魁の感受性豊かな世界観を創れて人の弱さを汲み取れる、人を愛し愛される温もりのアイドル。
二丁魁のファンは総称「おなカマ」と呼ばれるが、おなカマをどんな時も宝物のように大切に愛し守り想い続けてくれる人。ライブ中おなカマを見る目が慈愛に満ち満ちている。
「友達でも家族でも恋人でもないけど、ファンの方には言葉では表せないような身近さや心の近さを感じている」「何年前も何年先も夢は変わらずメンバーとおなカマとずっと一緒にいること」と語り何よりもファン1人1人の存在を大事にしているのでCDに特典はつけないしチェキ券も1000円から値上げすることはない。(チェキを何枚撮るのも個人の自由だが枚数によって1枚でも10枚でも特別対応などは変えず同じように愛を持って接するのがグループとしてのポリシー)

CD1枚が1人ひとつの心に宿ることをずっと信じ続けてくれている。ミキティー本物＝信頼。

曲の軸をしっかり支える力強く艶のある低音だが高音ハモリも綺麗。特にメンバーの日が紅さんとのハーモニーは相性が良く楽曲の新しい世界観をぐんぐん広げている。
『アイドル』としての在り方は常に大真面目でファンに対しても優しいが、見た目は大人で中身は子供。
時たまひょうきんおじさんになりふざける。王様であり末っ子気質でよくメンバーに面倒をみてもらってる。そこのギャップもまたかわいい。本人もネタにしてるが時期によって体重の増減が激しく、痩せると10等身あるスーパーイケミキになる。ふくよかな時はもっちりしたキャラクターみたいでかわいい。
ベイマックス。でっかわ。
最近お肌を色々したり(整形してることを公表している)太メイク(ふくよかな時に合わせたメイク)を覚えてさらに可愛くなった。
食べるのだいすき。
ねこちゃんだいすき。(猫を3匹飼ってる)
本人もでっかいねこちゃん。
ミキってほんとにかわいい。

↓のPOSTだけでミキティー本物の人柄とどれだけ信頼のアイドルかの信念が伝わると思う。
来世はロイホで一緒にハンバーグとパフェ食べようね。

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ぺいにゃむにゃむ

担当カラー：💛HAPPY YELLOW(黄)🌻

ゲイでギャル＝ゲイギャル。唯一無二の存在。公称109歳。わたしの推しメン。二丁魁のプリンセス。かわいい。
二丁ハロ2期生オーディション時ダンスはぜんぜん出来なかったがずっと笑顔で踊っていて、ミキさんから「笑顔採用」をされたほどみる人を明るい気持ちにさせる大輪のひまわりのような笑顔が特徴。かわいい。

🌻🌻🌻🌻🌻🌻かわいい( ◜◡◝ )🌻🌻🌻🌻🌻🌻

ステージのボルテージをガッとアゲてくれて激しい曲は強く怖く大胆に、しっとりした曲は丁寧に柔らかく美しく、ハッピーな曲はニコニコきゅるきゅるキュートにとトゲがあったり艶やかでしなやかだったり色んな表情や表現のパフォーマンスをみせてくれる。かわいい。
昔から煽り担当としてアイドル界で定評はあったが努力を重ねて歌唱力も喉も安定し歌も物凄くパワーアップした。二丁ハロ時代のキモかわキャラしか知らない人がいたら絶対に今の二丁目の魁カミングアウトのぺいにゃむにゃむを観てほしい。ロック魂溢れる熱い歌も切なさをはらんだ高音も空に高く伸びてどこまでも昇っていくような歌声も多様で魅力的。
メンバーの中では小柄なこともあり一見中性的な雰囲気だがライブで雄100%でギラついてる時の魂を爆発させた激情パフォは必見。対バンでは好戦的に燃えるタイプでライブ中に最前でステージを見ずスマホを弄ってるタイプのオタクをパフォーマンスでガンガン煽ったりする。最高。
本人が「ミキティー本物の作品の一番の表現者になりたい」という気持ちをずっと持ち続けてくれているように、わたしはぺいにゃむにゃむの光輝くパフォーマンスに7年間ずっと恋をし続けている。

グループの山あり谷ありを共に歩んできたミキさんとの強固な絆はミキぺい＝2人で1つ。阿吽の呼吸が年々熟年夫婦のような域に達している。

服が好きでメンズもレディースもなんでも着こなし布に愛されているのでなんでも似合う。ぺいちゃんしか着れない＝ぺいちゃんが着てるとなんかいい感じにみえる個性的なファッションもある。ある種のカリスマ。
ぺい推しにも服や小物などファッション好きな子が多く、ぺいちゃん自身も元々サブカル気質なのもあり「誰かと比べない、誰にも邪魔されない自分だけの好き」の気持ちをとても大切にしてくれる。

バチバチのピアスに金髪(ぺいにゃむちゃんの髪型と髪色はしょっちゅうかわる)切れ長の目と見た目は強めだが強そうにみえるだけで、実はたれ目だったり大きく口をあけてくしゃくしゃに笑う顔だったり滑舌があまあまだったりメンバー1の泣き虫ちゃんだったり照れ屋だったり日常の平和を愛してたり夢みる乙女だったりと弱い部分もあるが強くあろうと勇気を持って頑張るやわらかい心の子。
人の持つ暗さや弱さや切なさに敏感で優しく寄り添い掬いあげ、その人のコンプレックスも含めて愛おしいと包んで愛してくれるおなカマの母でありあったかい光のような存在。

ミキさんと同じく根は真面目で大人だがすぐおふざけもする。普段のテンションはライブ中と真逆のまったりしている省エネギャルでわりとドジっ子(かわいい) ぺいにゃむにゃむって名前アイドル界いちかわいいとおもう(かわいい)サインもアイドル界いちかわいい(かわいい) 知れば知るほど心がかわいい(かわいい) もちろんお顔もかわいい(かわいい)  保育士さんになろうと思っていたので保育士資格持ちで絵もかわいい(かわいい)
なんと字までかわいいのだが最近自分の字がかわいいことに自覚を持ってくれてうれしい(かわいい)

サインにしているぺいにゃむにゃむ犬(かわいい)

噛んでも噛んでもいつまでも味がするかわいいのかたまりである。

推しの生誕祭って「生まれてきてくれてありがとう！」と好きな人の生命の輝きに感謝する気持ちになるものだけど、わたしは昨年ぺいちゃんの生誕祭をみて自分が「生きててよかった！！！！！！！！」と思った。
自分が生きている喜びを噛み締めるライブをしてくれるアイドル・それがぺいにゃむにゃむ。


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筆村栄心(ふでむら えいしん)

担当カラー：💙SKY BLUE(空色)☁

こちらもかわいいのかたまり。まるくてもちもちしている。(かわいい)
二丁魁5期メンバーとして加入。北海道出身。二丁魁内では唯一本名で活動している。栄える心というとてもよい名前。マイペースなようで周りをよく見ておりメンバーやおなカマ1人1人に合わせたさり気なく優しい心遣いをしてくれてまさに名は体を表す。

普段は↑の写真の通りふわふわぽゅぽゅおめめきゅるきゅる～といった感じなのだが声優として活動していることもあり楽曲の情景やミキさんの歌詞を読み解き自分の表現に落とし込み物語の主人公になれる力に長けていて、気持ちや感情をのせた歌声と柔軟性のあるダンスで雄村だったり筆村ゾーンを発動できたり目のハイライトを消したり三白眼になったり衣装のフードを自由自在に操れたりする。能力者？
ゲイであることをカミングアウトし二丁魁に加入して『ホモサピエンス』と『言いたいことも言えないこんな世の中じゃん』を笑顔で歌えるようになり、自分は自分のままで大丈夫だと生きている姿を観ると本当に二丁魁に出逢えてよかったね…と胸いっぱいになる。

淡く切ない儚さも持っており二丁目の魁カミングアウトの曲のイメージの具現化のような存在。
二丁魁初の1stシングル『あの頃、僕ら若すぎた青春』がふでの声から始まるのも通常版のメインジャケットがふでなのも完全に解釈一致。

可愛かったりイケボだったりドラマチックだったりと色んな声色を出せるが、水色ではなく「空色」担当の通り穏やかな空のように澄んで心に届く優しい声がいちばん好き。

加入当初はあざとかわいいと言われ「あざと50音」という特技(要審議)もあるが、あざといというより挙動がすべて素でかわいい。メイクも得意で自分のビジュアルの良さを引き立てるのが上手い。ぺいにゃむちゃんとふたりで組むとかわいい同士で🎀プリティープリティー🎀というユニットになる。かわいい。

ぽやぽやぽゅぽゅしてるけど中身はしっかり芯がある自分に対しての負けず嫌い。チャンスを掴みにいく意志力と行動力があり、圧はないけど優しい強さと度胸を持ったかなり男前な性格をしてると思う。人に想いを伝えるときの言葉の使い方を大事にしていてMCや特典会でふでの言葉に胸打たれることも多い。
心が和む癒しの存在だが急にドデカハンバーグを作ったりやることがなにかとおもしれー男。
こうみえて振られたフリには何でも応えるしわりとチョける。チョケ村。

筆村栄心さんが声優として出演しているアニメ「月がきれい」は青春や初恋の淡い脆さを優しく美しく丁寧に描いた素晴らしい作品なので、ふで推しとか関係なく是非観てほしい。(ふで推しはこの作品を観ると生誕グッズの写真集の解像度が上がります)

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日が紅(ひがくれない)

担当カラー：💜POTATO PURPLE(紫)🍠

初見の人にはまず外国の子やハーフの美青年と思われがちだが沖縄出身の純日本人。
二丁魁5期メンバーとして筆村栄心と同時加入。グループきっての明るくパワフルな元気っ子。いつもにこにこ笑顔でリアクションと声がデカい。(イキイキはつらつ健康すこやかご飯大食いモリモリパクパク常に元気に成長中太陽サンサン真っ直ぐ純粋素直でハッピースマイルが大爆発の愛されワンちゃんっ子)

日が紅(ひがくれない)という名前はオーディション時に人柄をみたミキティー本物さんから「いるだけで周りをパッと明るくしてくれて夜でもずっとそこに明るい太陽があるような雰囲気」として名付けられた。まさに名は体を表すパート2。
前体制まではどちらかというと暗めの雰囲気を持ったアイドルだった二丁目の魁カミングアウトに射し込んだ光のような存在で、近年の明るく多幸感に溢れる雰囲気の楽曲はミキさんの年月による心境の変化もあるだろうけれど日が紅がいなければ生まれなかった、歌えなかったと思う。
ぺいちゃんがあったかく寄り添う光なら日が紅はパワフルな太陽で、メンバーとおなカマの心や進む道を照らしながら明るく安心できる場所へ「大丈夫」と導いてくれる灯台のような人。

ポジティブハッピーに笑って生きていたいのを信条にしていて日々日常の小さな「幸(さち)」を大事にしており「おなカマにも幸が届くように」とライブがない日でもよく食べたものや嬉しかったことや散歩中に見つけたかわいいお花などを教えてくれる。
顔も美しいのに心も美しくあまりの心の綺麗さにオタクはよく涙が出そうになる。
わたしが人生で今まで出会ってきた人類の中で間違いなくいちばん心が綺麗人(きれいんちゅ)

性格そのままにパフォーマンスも明るく元気でエネルギッシュ。身体が軽くターンやジャンプを活かしたダンスに真っ直ぐ力強い声と熱い眼差しはダイレクトに心に響く。ライブを観る際それぞれ好きな場所はあると思うが『あの頃、僕ら若すぎた青春』の日が紅のパフォーマンスは是非一度0(真ん中)で観てほしい。
明るさがいちばんの魅力だけどその時伝えたい感情を歌に乗せる力もあり暗さや苦しさを表した曲の空間を引き裂くような歌声は圧巻。ハモリがとても上手で表現力の幅が広い。

同時に加入した筆村栄心とは「ふでくれ」と呼ばれ凸凹コンビ。出身も雰囲気も性格も何もかもが真逆だがそこがめちゃくちゃ良いシンメになっていてお互い切磋琢磨しながら磨きあい高めあっている。ふたり並んだ姿は天使のようにかわいい。
本当にいい子達でもの凄いスピードでアイドルとして歌もダンスも精神力も急成長し(日々さらに進化し成長中)もう何も心配することがないほどパフォーマンスも頼もしくミキぺいを精神的にも支えて「今の二丁魁」を作ってくれた。奇跡の同期。
二丁魁に加入してくれて本当に本当にありがとう……………島人ぬ宝であり国の宝。

格好良さ美しさ可愛さが合わさった華やかなルックスにフレッシュ感溢れる最年少だが本当に純粋素直で優しく礼儀正しい。自分より他人を優先し「今この状況で何をすべきか」によく気づいて動く気遣い屋。世話好きな為ミキぺいへの細々としたお世話を率先してやっている。
MCやトークイベントではいつも場を回そうとがんばっている。えらくてかわいい。
常に一本筋が通っていてどんなことにも(グループ内の軽いおふざけや遊びにも)大真面目に全力真剣に取り組むのでよく不思議な空気になって「何でぇ？」とひとりで困惑してることが多い。(メンバーとオタクはそこが可愛くて愛おしいな…と暖かい目で見ている)

公式のスケジュールや告知とはまた別にいつも手書きの週間スケジュールやイラストを持ちいた告知アニメーションを作ってくれて、そういうあたたかさを持った心がかわいくて嬉しい💐

メンバー4人に共通していることはみんな本当に心優しく愛情深くてかわいい人達だということ。
自分たちの活動・楽曲・ファンとの向き合い方全てに自信と愛と誇りを持っているということ。

二丁魁の特典会はメンバー個別レーンなどはなく、列に並んでそのまま全員と囲みチェキ、ピンショ、好きなメンバーと2ショor3ショが撮れるようになっている。
(自主公演では自分のスマホをスタッフさんに渡して写メも撮れる)

チェキ券単体で販売しており1000円で↑の通り好きな撮り方を選べるのでアイドル界隈でも優しい価格設定だと思う。(スタッフさんがどういう風に撮りたいか親切にお伺いしてくれるので縦や横、寄りや超寄りなどの希望も可能。二丁魁のチェキスタさんは上手いです)

新規の人はスタッフさんに新規であることを伝えれば並ばず撮れる。いい匂いがするゲイ達にいきなり囲まれるので緊張すると思うがメンバー全員可愛くて優しくあたたかい人柄の人達なので、ライブに魅了されたら是非特典会にも訪れてもっと魅了されてチェキを宝物のように抱えながら満面の笑顔で帰ってほしい。
リーダーのミキさんが「特典会は『来てくれてありがとう』を伝えるのが一番の目的でやっている」と言っているのでオタク側に積む／積ませるという風潮もなく、好きな衣装や私服、記念日等で何枚撮るのもこちらが伝えたい話をするのも自由だが先程も書いた通り枚数によって特別に対応などは変えず同じように愛を持って接してくれる。
(※二丁ハロ時代や二丁魁初期の時代に濃厚なチェキを撮ったな～という人もいるかもしれないが今はオタクからの接触はNG。塩チェキも現在は扱っていない。それでも愛のある対応は変わらないしかなり久しぶりに来たという人もミキぺいは凄く喜んでくれるしぺいにゃむちゃんの記憶力の良さにきっと驚愕する)

いつでも4人で迎え入れてくれるので、誰推しであってもメンバー全員とお話しやすく心を通わせて関係を築きやすいのも二丁魁の特典会の魅力だとおもう。

ミキさんがアイドルとファンの気持ちの【関係】を書いてくれた曲。

「今ここにいる全てのアイドルとアイドルファンのための『アイドル』二丁目の魁カミングアウト」をみせてくれる曲なので大きいイベントやフェスでやってくれると嬉しい曲だが、同時にこの𝑩𝑰𝑮 𝑳𝑶𝑽𝑬の中に「やめとまはウチらとおなカマのラブソング」という小さな秘薬を忍ばせて歌ってくれる究極のラブソングである。

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「二丁目のカミングアウト」は自分達・今いるおなカマ・これまで出逢ってきたおなカマ・これから出逢うおなカマのずっと大切な居場所で居続けると約束してくれている。
グループを作ったミキさん自身が「ゲイアイドルという看板には助けられてきたがいつかその看板を使わなくてもよくなったらいらない」と以前より言っていて、わたしもきっかけはゲイアイドルという単語に触れたからだし今回もどこかの誰かの目に留まるきっかけになればと記事の表題に「ゲイアイドル」と入れたが、ただ二丁目の魁カミングアウトが最高で本物の『アイドル』だということを知ってほしい。
出逢ってほしい。


5/1にアイドル歴13年を迎えるミキティー本物さんが「これが『アイドル』だって見せつけてやる！」と自信満々に言い切ったワンマンライブが新宿BLAZEで開催される。

新宿BLAZEは二丁魁にとっても想い出深い会場で今年の7月末に閉館してしまう為、BLAZEでの二丁魁ワンマンライブはきっとこれが最後になる。
人には色々な事情や生活があるのでわたしは「来ないと損をする」という言い回しが好きではなく似たような事も出来れば言いたくないが、それでももし今二丁魁が気になるという気持ちを持ってくれてる人が後々二丁魁を大好きになってくれた時に「この時出逢ってよかった。あの日会いに行って、あのライブを観れて良かった」と心から思う日が絶対にくる。

今はライブに行ける環境ではないという人も二丁魁は頻繁にフリーライブ(毎回8曲披露しているガッツリライブ。仕事や学校終わりでも間に合いやすい平日夜20時開演。月によって土日開催もある)があるし対バンを含め毎月絶対にライブをしている。
二丁魁はずっとアイドルで、ずっと「会いに来てくれた人がちゃんと忘れられない宝物のようなライブ」をしていて、ずっと自分たちだけの歌とあなただけの歌を心で歌い続けて待っている。
いつでも会いに来てあなただけのたった一つの宝物を見つけにきてほしい。

ここまで読んでくれてありがとうございました。

二丁目の魁カミングアウトに出逢ったあなたの人生と世界が、より良いものになりますように。

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