NY upstate、ワイナリーで過ごす。

画像1 ワイナリーが宿ならいいのに、というのは常々思っていたのだが、今回夢が叶う。complimentary(宿泊についてくる)ワインを飲みながら🍷ぼーっとする。餌を期待していたのか、2時間ほどそこにいたカモメ。
画像2 黄昏る空を虫の声を聴きながらただ見ている。群青が満ちるほどに湖面も深く蒼くなる。水があり緑があり人の営みがあり。なんて豊かな世界か。なんと美しい世界か。
画像3 目覚めたら朝焼け。上着と膝掛けを持って外へ出る。葡萄畑の上に薄く小さな雲が流れる。
画像4 日の出と思うと、あっという間に陽が昇る。世界に温度が戻る。水音、人の声、遠くの車の音。今日もいい一日になるといいな。
画像5 人間は一度ある程度のものを手にしたい動物なのだろう。その後に「そのままでも豊かだ」と気付けたら ただ感謝と平穏が訪れる。それは色々なものを手に入れる前から感じる豊かさとは少し色も匂いも手触りも違うのかもしれない。どちらがいいというのではない。ただ、不器用な人という生き物が愛おしいと思える度合いが違うかもしれない。

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