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恐怖に踊らされない

一時帰国中 実家(といっても姉夫婦の家になってるんだが)に居候している。で、姉に頼まれて土曜朝 ウチの目の前にあるスーパーの開店前に並んだ。

みんなの狙いは、トイレットペーパー。びっくりしたよ。前日友達と「そんなの、オイルショックか震災直後以外みたことないよ」と笑っていたら、ウチの地元(くどいですけど田舎です)で本当に起きてた。

まぁ、結局トイレットペーパーはなかったので、私と娘はアメリカに持ち帰るのに必要だった洗顔液とか、私のための口紅とかを買って帰ったんだけど。各所から怒られかねない言い方かもしれないけれど、「買いだめしなくても大丈夫ですから。」って、必死な形相(と言ってもマスクで目しかみえてないけど)のひとたちに言いたくなった。

ちょうどそんなとき、シンガポールの首相のスピーチが英語圏のひとの間で話題になってたんだが、noterさんで全文訳してくれてるひとがいらっしゃった。ぜひ読んで欲しい。そして、もし英語に多少覚えのあるヒトなら、この優しくて力強いメッセージを聞いて欲しい。(字幕付きだからちゃんと分かるはず)

首相のスピーチはこちら。


SARSを経験した国ならではの、リーダーシップの大切さと落ち着いた指示。
ぜひ日本もこれを見習って欲しい。

わたしたち一般市民のすべきこと、それは

分からないからとパニックにならない、慌てない

もうそれに尽きるとおもう。
トイレットペーパーも生理用品もなくならないし。大丈夫だから。
マスクしてるより手洗いをしよう。
花粉症でくしゃみしているひとの後ろ指をさすくらいなら(あ、くしゃみは私ww)家族で免疫あがりそうな 大笑いできる楽しい話をしよう。しっかりいつもどおりに食べて、しっかり冬野菜を頂いて、身体を温めよう。

マスクをしてないひとを疑いの目で見てるひとも多いけど、「マスクは他人に広めないため」つまりマスクをしてるひとが世の中を闊歩している方がオカシイのだ。マスクをしてる=なんらかの症状がある、っていうようなもの。

マスクはあなたを守るものではなく、あなたより弱い人を守るためのもの。

不安におどらされず、世の不安な空気を増幅させないように、私達一人一人が行動できたらいいなと思っている。

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スピリチュアルな話ですが、人間の恐怖は「邪気」のエサです。東洋医学で邪気はまさに病気をもたらすもの。

不安が大きくなったとき、人間は神仏に帰依しようとしますが、まずは自分の身を守るものが「揺るがされぬ自己」と知るのも大事なことかなとおもいます。

変な情報に踊らされない。
出来るだけそんな、冷静な人間でいようと思いますよね。


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