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集団イジメを容認する日本

麻薬のことを書いてて「一貫性がないじゃないかよ!」と怒られる方もいるかもしれない。でも私にはこれは全く別の話なんです。

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今年、息子へのクリスマスプレゼントのひとつは(多分オットが遊びたかったのだが)ゲームがありました。

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ジャッジアイズ、リーガルサスペンス仕立てのゲームです。

私「キムタクのゲームじゃん!」
息子「キムタクってだれ?!」

・・・興味のないものにはとことん欠片も興味を示さない息子。でもゲームを始めると面白かったらしくて数時間やってました。

本題はここから。帰宅してそのゲームをやっている息子をみたオットが言ったのです。

「あのゲーム、出演してたひとが麻薬で捕まって、映像も音声も入れ替えたんだってね」

は?それ、ピエール瀧さんのこと?
ググったら一発で出てきました。IGN Japanさんの動画からお借りしてます。

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なにそれ、イジメ????

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麻薬に関していろんな意見はあるでしょう。私も持ってます。(散々記事で書いてるし、ある意味わたしは末端被害者でもあるし)

だけど麻薬の怖さは常習性・・・それは理性とかでどうこうなるものではなく、常習してしまう本人が悪い事ではない

最初に手を出してしまった、ところには責任はあるかもしれないし、だから私も若い人達にちゃんと自分への、そして社会構造への影響を考えて欲しくて記事を書いたんです。
末端被害者としてのことも、多分私の反省点を活かせる人だっている、と書いたんです。あれは私にとっては「防げたかもしれないのに私の認識の甘さが招いたこと」という自己嫌悪な記憶だけど、恥なんだけど書いたのです。


これは【日本社会】の 私が嫌いな部分です。

無駄に責任の所在をネチネチ追いかける。しかもこの事に関しては「違法なことをした」の裏に 心理・病理的に大きな問題(個人の性格や決断力とかのせいではない)である 中毒性・常習性 というものがある。


罪を憎んで人を憎まず、という言葉を識(し)らないのか、日本人は。


ソフトウェア会社としては そんなところで炎上して売り上げがた落ち、とかを避けたかったのかもしれない。

だけどね!!!!


個人的には「それでもピエールさんを起用したこと、彼の演技力、存在感を選んだ事は正しかった」と プレスリリースを加えてそのまま使ってくれたら「この会社さいこー!!!やるじゃん!」って思ったよ!!!!
なにを寝ぼけた判断で 個人に責任なすりつけてるの?!


逮捕されたから全部控える、とかさ。なにを画一的なコトいっちゃってんの?って世界です。ばかじゃないの
そんなことやってるから、日本からはもう一枚の壁を破るモノがなかなか出てこないし、国会では国のコトを決めないでスキャンダルの追及ばかりしてる。 ほんと、ばかばっかし。

ちょうど「応援したい会社」と言うお題がありましたけど私なら

応援したい会社は 売り上げや外聞、これまでの慣習ではなくて 本当の正しいことなら勇気をもって敢行する会社です。


ゲーム業界さ、大きなお金が動くからってみんなとち狂ってない?
どうしてこんな、集団イジメになることを率先してやるの?

この件に関して 会社がどう弁明しようと 私はぜんぜんサポートするところはない。売り上げを上げるのが会社の本分といっても、ひとを蹴落とすようなことをしてあげた売り上げは 絶対しっぺ返しで来るよ。


日本でこういうことが「仕方無い」で通ることはおかしいと思います。

おかしいことをおかしい、変だ、と声をあげられない日本人は もっとおかしい。がんばれよ、日本社会!!!

サポート戴けるのはすっごくうれしいです。自分の「書くこと」を磨く励みにします。また、私からも他の素敵な作品へのサポートとして還元させてまいります。