許せないことなんて簡単に死ぬほどでてくるけども

あのー私日々存在を許されたい。と思って暮らしてるんですけど、、

なんだか世の中の風潮として失敗やミスを許さないみたいな雰囲気があって、

なんの許しもない世の中なんて面白味も楽しみもどんどん無くなっていって悲しいじゃん。
もうちょっとやんわりした雰囲気で生きていこうよ。

って思ってるんだけど

だけど許せないことって簡単に出てきてしまうよなって。なんなら自ら増やしていっているまである。

突然も突然。唐突に鬼滅の話だけど。煉獄さんのオトンが手紙で謝罪してるシーンがあって、そこで私は、お前それで許されるなんて思うなよって思ったんですわ。（ですわ、？）
なんならもう口に出して言うたんです。笑

最強になれないことを悟ってしまった諦めと怒りとか諸々の感情プラス妻亡くなる。というダブルパンチで酒浸りのブチギレオトンに変貌した煉獄さんのオトン、色々あって炭治郎にブチギレ暴力。からの煉獄さんの父への最期の言葉をきっかけに今までの行動を反省、改心して謝罪文。があったわけなんだけれども。

あの酒に溺れたクソ野郎が（口が悪いなおい）煉獄兄弟にした仕打ちを私は許せないと思ってしまったし、わたしなら許さないけど、煉獄兄弟はきっとあの酒暴力おらぁーじゃなく、尊敬できる存在の頃も知ってるから、反省して心持ちが変わったことを嬉しく思って受け入れるんだろうなって思うんですよ。

あの尊きご兄弟は母親似の素晴らしすぎるメンタリティを受け継いでいらっしゃるから素直に嬉しく思うんだと。（暗に父親に対する当たりがきついな）

でね、じゃぁ仮によ。煉獄さんは殉死なされたのでわからんけれども、あのご兄弟が父親を受け入れて許したとしたら、私は何に怒っているのかなと思う訳です。

家族である煉獄兄弟があの父を許したのなら、それはそれで解決じゃないですか？

それなら、私の怒りはどうなるんだろう？

怒りはわたしの感情なので確かに感じたものだからそこに嘘はないんだけど、あの2人の気持ちを想像してしまって『そんな、、酷い！つらいやんそんなの！』って感じたから怒りを感じてたはずなのに、最終的には2人の気持ち（本心はわかんないけど）を通り越して勝手に怒りを感じている。なんなら怒りを増幅させている自分がいる。

きっと私は勝手に私の思いの何かをシンクロさせて擬似的に自分のこととして怒ってたんだろうなと思うわけです。

自らが受ける理不尽への怒りをシンクロさせての思い出しブチギレ。

はた迷惑な話です。

私は何かを許せるかどうかで考えることってあんまりないんです。許せるかどうかで考えられるなら許せる。

そうではなく、許さないという事を選択してしまうんですよね。

自分でもマジで機会的損失だよなとは思うんだけど、なかなかままならなくて。

でも本来冒頭で言ったように、もうちょっと失敗をネタにできるくらいの柔らかい面白味のある世の中が好きだし、いいなぁと思ってるんです。

なのにも関わらずこれなんで、もうほんと、、ねぇ

ただ、どうしても許せないことは許せなくてもいいと思ってます。それぞれ自分の感情だし、自分の思いも大事にするべきだと思うから。

けど、絶対に許さないという誓いは自分でも後々重荷になることがわかりきってるから、そんなクソみたいな誓いはさっさと捨ててしまいたいし、誰も得しない誓いだし、私が思う面白味とは少し遠い。

だから、まぁできることならあっさりと手放したい呪いみたいな誓いを後生大事に抱えて生きるのはもったいないなぁと感じている今日この頃です。