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過去に戻るリセットボタンはないから、外せsafety運命なんて壊して〜藍井エイル 流星

タイトルは藍井エイルの流星の歌詞です。
かっこいいので聞いて欲しい。

この歌詞を聞いて、ああうんそうだよなぁーって思いながら派生して思ったことをつらつら書きます。


時間は未来から過去へと川のように流れているっていう考え方があるらしい。

過去は未来や現在によって変容するモノだそうで、詳しいことは私もわからないし、ちゃんと理解もしてない。

ただ、なんとなく感覚で分かるのは、過去の出来事って曖昧で、事実がどうだったかはさておき、今の解釈が加わった状態で思い出されるものだということ。

事実って人によって変わる。
自分は触れるもので変わる

過去が変わるものかどうかは私にはわからないけれど、過去の解釈は自分の体験によって変わる。

例えば、当時はすごく厳しくて怖いと思ってた部活の顧問の先生が卒業後思い出すとあれだけしてくれてたのは凄いと感じて、日が経つにつれ、辛かったはずの出来事さえ少しずつ美化されていく自己欺瞞。笑

自己欺瞞とか言ってしまいましたが、これも捉えようによっては過去改変とも取れなくもない訳で

人は選択しなかった未来を見ることはできない。
変わってしまったものは、徐々に変わったことにすら気がつけなくなっていく。

あまたあるタイムリープものの物語では、彼、彼女たちは、必ず過去に戻って未来を変える。自分たちが望むモノへと、

だけど、過去に戻れる彼らでさえ、自分が過去に戻る選択をしなかったその先を知ることはできない。変える選択をした時点で。

同じルートを辿れば、おそらく同じ事象が起こるということは分かっても、少しでも前と違うルートを進んだ瞬間にもう未知なはずだ。
まぁ起こる事象を大まかにでも知っているというだけでアドバンテージは大いにあるんだろうけど、、

しかしながら、2020年現在私が知る限り、そんなものは存在しないし、仮に存在したとしても、私のような一般人には知らされないし使えない。
そしてどうやら、生まれ持った超能力も突然発現する個性もないのだと残念ながらちょっと気がついてしまった。

エイルちゃんが歌っているように過去に戻るリセットボタンはないから。
変えたい過去があるのなら、私たちにできるのは過去の解釈を変えるだけ。今の自分に色んな体験やスキルをぶち込んで、わからない未来を選択するしかない。

人生何が起こるかわからない。選択によってリスクは大小あるけれど、自分が何のために何を負うかを自覚して生きて行きたいものだと思う今日この頃。

安全圏なんてどこにもないんだから、今負うべきリスクをおって、safety外して、撃つ覚悟も撃たれる覚悟もしておくべきだなぁというお話。



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