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MY SUOMI_2017#1

3度目のフィンランド。
今となっては、私にとって人生の分岐点だったと思う宝物の期間。

今までのフィンランドではツアー参加、友人との参加だった為
あまり自発的に動いていなかった。

だけど、今回は完全一人ぼっち、しかも2か月近くの滞在!
正直不安で当日成田で引き返そうかと思った。
早朝にシャッフルで聴いていた最初の曲が偶然にもオザケンの「ぼくらが旅に出る理由」で泣きそうになった。

まぁ、飛行機に乗り込んだらもう腹をくくってビールにワイン。
ワイン呑みまくってたら隣の青年に「フィンランド語を話すのか?」と聞かれて少し話した。
青年はNARUTO漫画が好きなスウェーデン人だった。
日本からの帰り道でヘルシンキに寄るんだとか。

そう今回、私はフィンランド語を学ぶために一人で滞在するのです。
早速青年とコミュニケーションが取れて嬉しかった。
お酒よありがとう。

空港では3週間お世話になるホストマザーのヘレナが迎えに来てくれていました。ヘレナとは4月くらいからメールでやり取りをしていて、今回初めて会ったけれど、とても親しみを感じました。

まずはお世話になるお家へ。
疲れた体にヘレナの淹れてくれた、めちゃ濃いブラックコーヒーが染みる。

ヘレナの住むESPOO(エスポー)の散歩道。
小さな可愛い犬(ヒルマ)とこの道を何度も通った。

可愛いヒルマ。フィンランドでの生活に慣れる間、言葉がなくても通じ合える唯一の相手でした。

この花がすごく好き。ルピナス。
私がこの花を好きだから、ヘレナは時々素敵なポストカードを送ってくれる。

ちょうど到着が夏至祭(ユハンヌス)の当日だったので、TVでは燃えるコッコやダンスをしている人々が映されていた。
以前のフィンランドで体験したユハンヌス。

今回はさすがに疲れていたので公園には行かなかったけど、ヘレナと一緒に、あるおまじないに挑戦。
夏至の日、7種類の花を摘んで枕の下に置く。
その夜、夢で出会う人が運命の相手らしい…。

早速挑戦したけれど、時差ボケの私はぐっすり眠りこんで、夢なんかみませんでした!
ちなみにヘレナの夢にはキーファー・サザーランドが出てきたそうで、翌朝二人で盛り上がった。