エッセンシャル思考まとめ

一言でいうと

時間をとって整理して「より少なく、しかしより良く」

エッセンシャル思考とはなにか

■非エッセンシャル思考
・みんな、すべてやろうとする
 →すべてできる方法を探す

・やることを、経験などの理屈をつけて増やす
 →反射的に「やります」という

・無力感
 →振り回され、毎日疲れている

■エッセンシャル思考
・より少なく、しかしより良く
 →これをやろう。何を捨てるべきか?

・やることを計画的に減らす
 →本当に重要なことのみ
 →大事なこと以外は断る、避ける

・充実感
 →目的を持ち、自分が選択しているので充実する。
です。

選ぶ力

これを実現するための大事な要素の1つが選ぶ力です。
これが大事な理由が下記2つになります。
①パレートの法則
=上位2割が全体の8割を占めている。
ex)
・仕事の成果の8割は2割の業務時間でもたらされている
・企業の利益の80%は20%の顧客が生み出す
・利益の8割は2割の商品によってもたらされている
・ソフトウェアの利用者の80%は機能の20%しか使わない
上記を理解すると本質的な最適解に近いのは上位20%だけなので、
他80%は選択で捨てる必要があることが理解できます。

②トレードオフ
=「何かを選ぶとき、何かを捨てないといけない」
つまり、「両方やる」とか「全部やる」は基本無理だということを理解すると選択する重要性が理解できます。

選ぶ力を磨く方法「考える時間」

本書には孤独、洞察、遊び、睡眠とあるのですが、
これを現実に自分ができ、より大事な1つにまとめると、
「考える時間を作る」だと思います。
(遊び、睡眠は少しずれれてしまうのっですが、、)

「ひとりの時間」=新たな創造、新たな発見を生み出すこと
=スッキリした頭で論理的に取捨選択をできる時間
しかし、社会で生きているとそのような時間は、なかなかありません。
そのため、自分で意識して作り出すしかないです。

本書では、ビル・ゲイツは年に2回ほど、「考える週」として、
大量の本を読むことや、思考に費やす期間を作っていることを紹介してました。

【選ぶ力】に必須な具体的な「基準」とその「行動」

選ぶ力が大事でそれには考える時間が必要なことがわかりました。
実践する上での基準とその行動はどうでしょう。

「基準」
自分が思った以上にもっと激しい基準で決めるのが大事です。
もっと言うと、いるのかいらないのか。2択。

本書では90点ルール(90点以上はする)を採用していると言ってます。
それを満たさないと0点なのでやりません。
一見、雑なようにも感じますが、選択する時に必要な要素、
それこそ「最重要基準」さえあればいいという考えです。

「行動」
上記を行うための具体的行動として、
・目標の明確化
目標が明確でなければ、しっかりとした行動を取ることができないです。
また無駄に時間やエネルギーを注いでしまいます。
そうならないために、大切なのは「本質目標」を設定することです。

・断る
勇気を持って断る。

が最重要事項になります。

本書を踏まえた自分の業務上の行動

①「朝9:30~10:00に考える時間(整理する時間)を作る」
現状のタスク、DL整理
・それぞれの目的、背景まで考える。
 (先輩が本質的に何を求めてるか)

・不安点、不明点洗い出す。 
 →先輩に聞くことをまとめる。
   →方向性の確認。乖離の回避。
・DL管理
基本的にDLの前に自分のDLを引き、
全集中で一気に仕上げた90%の段階で先輩に確認してもらう
 →方向性の確認。乖離の回避。

※大きなタスクであれば
DLを段階に分けて管理する。

②「目標の明確化」
自分のKPIやKGIは当たり前なのですが、
1つ1つの目的を見据えた業務をする。

③「断る」
これは現実的に今の自分の優先順位からははずれるので、
もっと熟練した後に行います。
今はコンサルの業務にいち早くなれるため、
何にでも全力で取り組み、インプット、アウトプットに集中します。

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