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こんにちは、埼玉県東松山にて顔リフレクソロジーのディエンチャンセラピストをしている旅人・せんじゅです。

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※慈光寺さまのホームページより

2021.4/11に埼玉県のときがわ町へ坂東33観音第9番札所都幾山 慈光寺にて本尊 十一面千手千眼観世音菩薩のご開帳に行ってしました。

天台別院として平安時代初期、清和天皇が、勅願寺と定めました。開基は、慈光老翁。創立は、白鳳2年(673年)です。

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像高179.3㎝、材ははっきりとしませんが針葉樹材による一木造りです。様式から室町時代の制作と思われ、畠山重忠ゆかりの像とも伝えられています。木の木目がハッキリを浮き上がり荒々しいものが穏やかな作りの中に見られる像で寄り目がちなロバート秋山ぽい顔が戯けて見えて愛らしい仏です。

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本尊 十一面千手千眼観世音菩薩像
埼玉県指定文化財 寄木造り、漆箔、彫眼、像高265cm首から上は、室町時代、体は、江戸時代
千手観音様は母親
千手観音様は子を育てるために、差し出す千の手と、いつでも守護する眼、掌を示現するお姿相手を受け入れる愛情は両手を開いて差し出す、合掌は世の中でただ1人というかけがえのない自分自身を大切にする『唯我独尊』をあらわしそれぞれの手に慈悲の心。

お母さんが子どものことでいつまでも喜怒哀楽を優しいお顔の上の頂上顔(十一面)として具現されまた、観音の手は、子どもをおんぶすること、左手の掌が後ろ向きでついているのは珍しい(甘露手)千手観音は、11のお顔、1000の手(40本の手と25の利益でかけて1000となります)、1000の眼を持つお姿に作られておりこれは、観音様のお姿としては典型的、観音様は両性具有ですが慈光寺の観音さんは子どもの世話をする母親のお姿だそう。11のお顔は、母親のさまざまな表情、喜び、怒り、悲しみ、楽しみなど。手は観音様の慈悲を象徴し、すべてのわたしたちの苦しみ、悲しみを受け入れてくれてくれます。

ときがわ町慈光寺/〒355-0364 埼玉県比企郡ときがわ町西平386

temple.or.jp

御本尊のご開帳は、4月の第2日曜と4/17になります。

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