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LINE問題にみる高橋洋一のピント外れ その1

DHCテレビ 令和3年3月22日放送
00:28:03 - 00:33:45​​​​ LINEに報告要求 政府

髙橋洋一はときどきピントの外れたことを平然と無邪気に、素朴に語る人
だが、今回も、LINEの情報漏洩問題で大きくピントがずれたことを言って
いるので、指摘しておきたい。

1)約款に書いてあるのだから、読んで判断すべきだ、という
実社会を全く理解していない発言。髙橋洋一が本気でそう思って
いるのか、自分は普通の人が読まない約款までをきちんと読む人間
であることをアピールしたいだけなのかは、はっきりしないが、、
(おそらく後者だろう。)ピント外れである。

まずチャットアプリのLINEについては別な選択肢(WhatsApp、Telegram,
Signal, Wechat, Snapchatなどなど)が複数あり、かつ別な選択肢の方が
国際的には広く使われておりLINEなしでも全く困らない。

しかし、WindowsやAppleの約款、規約、条項を読んで、納得できません、
承服できません、はっきりしないところがあり、問い合わせたい、となったときどうなるのであろうか。例えば会社からウィンドウズ搭載のパソコン
を支給されたとして、マイクロソフトの規約に納得が出来ないので
私はパソコンを使いません、という者はその会社に勤務し続けることが出来るのであろうか。


当たり前だが、約款、規約、条項は企業側、サービス提供者に都合よく
書かれているもので、そうでなければ企業は経済活動を持続できない。

不動産の契約で言えば、さんざんいろいろ書いておいて、
現況優先だとか、おいおい、じゃあその現況を書けよ、と

保険契約で、戦争による被害は免責、つまり保険金、補償金は支払われない
のであるが、これになっとくできない消費者、利用者は無保険を選ぶべきなのだろうか、考えたらわかるだろう、このくらいのこと。

 Windowsは原則無保証。そして、ソフトウェア会社はそれが普通。
じゃあアップルも、マイクロソフトも、リナックスも
無保証で会社として問題があるので、そんなところの製品は私は
納得できないので使いません、で、その人は仕事を得られるのであろうか。

約款が一方的であったとしても、それを拒むのが難しい、選択せざるを
得ないのが実情なのだ(LINEはなくても困らないけどね。)。

少し考えたらわかりそうな話だ。

その2へ続く


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