【ソムリエ勉強用メモ】アメリカ編 ~カリフォルニア州 ナパ・カウンティのA.V.A~

マヤカマス山脈側(ソノマ側)

Diamond Mountain District
 ダイヤモンド・マウンテン・ディストリクト

Spring Mountain District
 スプリング・マウンテン・ディストリクト

Mount Veeder
 マウント・ヴィーダー

ヴァカ山脈側

Howell Mountain
 ハウエル・マウンテン

⓫Chiles Vallley
 チャイルス・ヴァレー
⓭Atlas Peak
 アトラス・ピーク
Wild Horse Valley
 ワイルド・ホース・ヴァレー

 ※ナパ、ソラノ両カウンティにまたがって存在する

中央部(ヴァレーフロア)

Calistoga
 カリストガ

St.Helena
 セント・ヘレナ

Rutherford
 ラザフォード

 ※「ラザフォード・ダスト」(Dust=土埃)と表現される独特の風味が生まれる
Oakvill
 オークヴィル

Yountville
 ヨーントヴィル

Oak Knoll District of Napa Valley
 オーク・クノール・ディストリクト・オブ・ナパ・ヴァレー

Stags Leap District
 スタッグス・リープ ディストリクト

Coombsville
 クームズヴィル(2011年認証最新)

Carneros(Los Carneros)
 カーネロス(ロス・カーネロス)

 ※ナパ、ソノマ両カウンティにまたがって存在する
 ※ロス・カーネロスは最もサン・パブロ湾に近く常に冷涼な風が吹き、夏でも最高気温27度ほど。シャルドネピノ・ノワールの評価が高く、スパークリングワインの生産拠点でもある。ナパ・ヴァレー内で最南の産地。


〇ナパ・カウンティの特徴(ノース・コースト)

・ナパ・カウンティのほぼすべてを包括するのがNapa Valley ナパ・ヴァレーA.V.A

・サンフランシスコからナパ・ヴァレー南端のカーネロス地区までは車で1時間

・西側のソノマ・カウンティとの間にマヤカマス山脈が、東側のソラノ・カウンティとの境界線にはヴァカ山脈がある。

・ブドウ栽培面積は約18,400ha。主要品種のカベルネ・ソーヴィニョンが栽培面積の約50%を占め、その他シャルドネ、ピノ・ノワール、メルロ、ソーヴィニヨン・ブラン等からも高品質ワインが造られる

・ナパ・ヴァレーA.V.Aには現在16のサブリージョンがある

・南部のカーネロスが最も海からの影響が強く冷涼、クームズヴィル、オーク・クノール、ヨーントヴィルあたりまでも海の影響で比較的冷涼

・クームズヴィルの東側のワイルド・ホース・ヴァレーは海から離れるが標高が高いため適度に温暖

・温暖なナパ・ヴァレー中央部にはセントヘレナ、ラザフォード、オークヴィルと、やや南東側のスタッグス・リープ・ディストリクトがあり、歴史的なワイナリーやカルト・ワインの生産者が集中している

・畑の多くは昔、川底だった平地(ヴァレーフロア)にあるが、東西の山側の段丘(ベンチ)や傾斜地(ヒルサイド)にも広がる。近年は標高の高い丘陵の斜面に畑を求める傾向にある

・西側のマヤカマス山脈にあるマウント・ヴィーダーや東側のヴァカ山脈側にあるハウエル・マウンテン、アトラス・ピークなど山地の畑は、高いところで標高800mに達し、霧が流れる線より高い位置にあるため冷涼ながら日照量が多い

・ナパ・ヴァレー北端のセント・ヘレナ山に近いカリストガは、ソノマ側から入ってくる海風の影響がある程度あり、適度な降雨量もある。この地区に典型的な火山性土壌がワインに強いミネラル感を与えるといわれている

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