【ソムリエ勉強用メモ】南アフリカ編~主要産地:西ケープ州 ケープ・サウス・コースト~
・西ケープ州最南端
・近年注目されている産地
・オーヴァーバーグ地区からエルギンとウォーカー・ベイが独立した
・ピノノワール、シャルドネ、ソーヴィニヨンブランに取り組むブティックワイナリーも多く、良質なワイン産地として期待される
⑬エルギン
Elgin
・標高が高く、冷涼。「クールクライメイト」
※ワインのトレンドが「濃厚、パワフル」から「繊細、エレガンス」に代わったとき、おおむね温暖な気候の新世界の地域でも冷涼な産地が求められた。そうした動きの中で、標高が高かったり、海風の恩恵を受けれる沿岸部などの冷涼地「クールクライメイト」が注目され、標高が高く海から4.5kmしかはなれていないエルギンは、クールクライメイトの産地として世界的にも注目されている。
・リンゴを多く栽培。アップルサイダーの本社・工場がある。
・標高は200~1000m。南部は大西洋からわずか4.5kmの距離にある。
・エレガントで果実味豊かなシャルドネ、リースリング、ソーヴィニヨンブラン、ピノノワールなどが高評価
・世界で初めて生物多様性をうたったワインルート「グリーンマウンテンエコルート」の一部でもある
⑭ウォーカー・ベイ
Walker Bay
・ホエールウォッチングで名高いハーマナスやスタンフォードを含む地域
・ウォーカー湾の入り口にあるボット川を中心とした盆地
・冷たい海風による冷涼な気候が特徴。クールクライメイト
・ポット・リヴァー小地区は川の潟から山沿いに広がるエリア。海洋性気候。高品質のシャルドネ、ピノノワール、ピノタージュで知られる。
⑮ケープ・アギュラス
Cape Agulhas
・アフリカ最南端に位置。1996年からブドウの栽培が始まった。
・アギュラス平原は世界でも最も多様な土壌。ポテンシャルは高評価される
・ソーヴィニヨンブランの適地として知られる
・2011年、同地区の近くに「ネピア」小地区が追加された
⑯プラタンバーグ・ベイ
Plettenberg Bay
・新しい地域。2000年からブドウ栽培開始