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昨年記事にしたWalkmanがまもなく発売 / WH-1000XM5 その後

昨年11月『購入記録 :: DSC-RX0M2』の最後に書いた『NW-A300、NW-ZX707』が1月末ようやく発売される。
プレスリリースされた直後、関係サイトから一斉に記事が上がった。


今、使っているNW-A105

NW-A105のレビューは2021年6月に「Product review;WF-1000XM4 :: Walkman NW-A105」で記事にした。
その後、NW-A105の使用状況がそのままかというとそうではなく、在宅勤務専用となっている。
理由は簡単「通勤時、LDACではまともに繋がらなくなったから」。

WF-1000XM4と NW-A105の組み合わせで通勤時に使い始めた頃から、東京駅構内では他のBluetooth機器の干渉が多く、音がよく途切れていたがコロナ禍以降、首都圏の通勤はマスクをして黙って乗車するが基本で、スマートフォンを見ながら耳にはワイヤレスイヤフォンが標準スタイルとなっている。
多くの人が使っているSBC や AACと比較して、データ転送量が圧倒的に多いLDACは干渉に弱い。
NW-A105の接続設定に『接続優先(AAC)』と『音質優先(LDAC)』があるのは、そのためだと思う。

2022年半ばから通勤車内でも音切れが多くなり、仕方なく『接続優先(AAC)』でWF-1000XM4と NW-A105を繋いでいたのだが、ある時気がついた。
AAC接続だったら、iPhoneと同じじゃない?
当然である。Bluetooth接続における音声圧縮コーデックの規格なので、SONYのAACがAppleのAACより音が優れているわけではない。
そんな当たり前のことを思い出してから、通勤時にはiPhone13 Pro MaxとWF-1000XM4を使っている。

これで動きがもっさりして使い辛かったNW-A105が休眠に入るのかな?と思っていたが、WH-1000XM5を使い始めてから在宅勤務の友として再び稼働が増えてきた。
その様子は「WH-1000XM5 購入記録」と「WH-1000XM5レビュー(圧倒的な静寂の獲得)」に書いたとおり。

LDAC接続でのWH-1000XM5の音色には、今も驚かされる。
低音から高音まで音が伸び伸びと響き、空間表現がしっかりと出来ている。

NW-A300とNW-ZX707はどうする?

まだ発売されていないので予定は未定だが、おそらく NW-A300を購入する。
ケーブル接続(Walkmanのアンプを使用)するのであれば、バランス接続も出来るNW-ZX707にその価値があるのだが、いまさら有線のイヤフォン、ヘッドフォンを使う気にはなれない。
WalkmanにはハイレゾリソースをLDACで送信する機能しか求めないので NW-A300で十分。

在宅用NW-A105とWH-1000XM5
下敷は既に店頭にあった新機種のパンフレット

都内の量販店には既に実機が置かれており、触ってみるとNW-A105のような操作性にもっさり感はなく、大きさは変わっていない。

一方、NW-ZX707の実機を見て驚いた。
縦横の大きさはiPhone13 Pro Maxとほぼ同じだが、厚みが倍以上。
(iPhone13 Pro Max:7.65mm、NW-ZX707:16.9 mm)
見た感じは分厚いカマボコ板で、持ち歩ける大きさではない。

両方とも買わない選択肢もあるが、それはしない。
NW-A105バッテリーの減り方が異常で、NW-A300はCPUとバッテリーが改善されている。
通勤で使わなくても、出張等遠出の際にバッテリーは重要。

一緒にマイクロSDも買い足そう。
NW-A105に入れた256GBでは容量が不足し、聴く頻度の低いアルバムは入れ替えて使っている。
ハイレゾ音源には大きなストレージが必要。
Walkmanは512GBまで大丈夫そうなので、それを使う予定。

入手したら、レポートしたい。

忘れていた画像:1日前の記事

日本工業倶楽部会館
旧正面屋上部分には小倉右一郎作二つの人像
男性はハンマー女性は糸巻きを手にし当時の二大工業石炭と紡績を表している

RX100M7 200mm ISO200  F4.5  1/200s

MOH