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一般的なハイレゾ再生環境のまとめ その1;2021年7月現在

Amazon music Unlimited から追加料金なしに Amazon music HD が聴けるようになり、音楽をよく聴く方々には所謂「ハイレゾリューション音楽」が一般的になるのかなと思います。
そもそもの始まりは、Apple Musicが6月からロスレスオーディオの配信を追加料金なしに開始して、Amazonがそれに追随したことによります。
そのほかにハイレゾに対応している配信サービスは、mora qualitas。
Deezer Hifi、Spotiy HiFiは、今のところCD並の16bit / 44.1kHzのようです。

ココ note にハイレゾ導入編をいくつか投稿しましたが、自分が読み返してみても分かりにくい😅
あとあとのことを考え、現時点で実用的なハイレゾ環境のまとめをしておこうと思います。 今までハイレゾ関係の投稿は次の通りです。

 これを読んでも、
「じゃあ、家のステレオでハイレゾはどうするのが一番良いの?」とか
「ハイレゾを外で聴くのにはウォークマンを買うしかないの?」とか疑問が湧いてくると思います。

詳しい評論は、プロ(所謂オーディオ評論家)がネット上に詳しく書いていますので、ココでは『現実的なコストでハイレゾを楽しむ』に焦点をあてて投稿します。
湯水のようにお金を掛ければ、すごいシステムがいくらでもありますが(おそらくステレオ本体がオーディオ沼に…)「BGMを綺麗な音で聴く」という程度のレベルで読んでいただければと思います。

室内編;自宅にあるステレオでハイレゾ再生する場合

【必要なもの】
(1)普通のステレオ;アナログステレオ入力端子(白と赤)があるもの
(2)Audioengine B1 プレミアムBluetoothレシーバー
(3)Creative BT-W3 Bluetooth トランスミッター 
(4)スマートフォン;Amazon music HD インストール済
(5)上記(3)と(4)を繋ぐコネクター(必要に応じて)

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右から(2)、iPhone(4)に(5)をつけて繋いだ(3)の図 apx HD接続


(1)と(2)、(3)と(4)を物理的に接続すれば(2)と(3)の間は、サンプリング周波数 48 kHz、量子化ビット数 24 bitのaptX-HDで接続されるため、最大 576 kbps のビットレートとなり、AAC(iPhoneの高音質再生)の倍のデータを使って音楽が再生されます。
専門家によるブラインドテストで「AAC再生とCD再生の区別が出来なかった」との記事もあるくらいですから、「神の耳?」とかをお持ちでなければ、この環境で十分かと。
より高音質を求めるならば、アンプ・スピーカーの買い替えしかなく、(1)のステレオそのものの性能が音質にいちばん響くと思います。
(2)はその他に“Olasonic NA-BTR1”などがあるようです。
(2)からアンプにデジタル(光とか)で繋げるのであれば、安い中華製のレシーバーもアリかと思います。デジタル部分はコーデックが対応していればどれも同じです。

いまだにオーディオ評論家(多分アナログ専門家?)の方がネット上で「LANケーブルはこのブランドが…」とか「間にスイッチハブを入れて…」と仰られていますが、デジタル信号に「良い」「悪い」はありませんので、余計なものを買わないように注意してください😊

デジタル信号は1(イチ)か0(ゼロ)なので、接続の結果はデータが届くか否かだけなのです。
ネットワークオーディオにおいてもそれは同様で、デジタルに変換されたオーディオデータが決められたプロトコルで伝送できるか否かだけなのです。

使用する機器の品質が劣る場合は『接続できない』もしくは『伝送エラーを繰り返して音が飛ぶ』(東京駅でBluetoothイヤホンを使うと割とあります。使用者が多いのでBluetoothが混線しているわけですが)だけで、正しく接続されていれば使用機種によるデジタルデータの品位は変わりません。
デジタルデータを取り扱う範囲において、高級品を使ってもデジタルデータの「音」が良くなるわけがありません
(ビットが増えるとか? ナイナイ😊)

変わる方が怖いですよね。
例えば、見ているスマートフォンによってnoteの投稿内容が違って見えるとか😱
でもアナログオーディオ評論家?の方は、そんなことを堂々とネットに載せているのですよね。載せる方も載せる方だと思いますが。
ベーシックなネットワークのお勉強をしたので間違いありません。

TCP/IPを含めネットワークの基本的なルールは時代を経ても変わっていません
変わるとネットワークに依存するこの世界に大混乱が発生します
それをネタに、近未来SFが一本書けそうです😊

少し長くなりましたので、「ポータブル編」「室内ヘッドホン編」「その他」はまた投稿します。

おまけ

note事務局からこんなのをもらいました。
ご覧になっていただき、ありがとうございました。

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ここまでお付き合いいただき、ありがとうございます。
MOH