「悲しみの秘義」

若松英輔著
2020/11/30

偶然書店で見かけて、帯の言葉のやさしさに惹かれて買ってしまった一冊。読んでみると、フランクルの夜と霧や宮沢賢治の詩など、私が好きな言葉たちばかり引用されていて驚いた。この本に書かれた言葉は本当にやさしさに満ちているので、心を落ち着けたい夜に読むとすごくいい。人生において、暗がりもかなしみも、それを持つことは不幸ではないと思えた。素敵な言葉たちに出会えてうれしかったと思わせてくれる本だった。

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