リコリス・リコイル 反省会会場

 人生のロスタイムに突入しました、タイトルカップのやべーやつです。今回は運良くリコリコのタイトルカップで一発優勝できましたので、いつも通り記事を作りました。どこの会場でも隅っこでドラフトしてるやばい集団の自称エース(笑)がぼくです。決して火拳ではありません。


1.はじめに

 今季のタイカプは放置少女(初戦負け)で頑張る予定で、それ以外のタイトルはカードを全く持っていないため、参加資格が実質ありませんでした。しかし、それでは放置少女で爆死したときにあまりにも悲しいため、サブのタイトルとしてリコリコを選択しました(秒で爆死したので良かった)。残りのタイトルは老人会(仮設)のONGRとAMNDとSGTKに任せることとしました(なお結果)。ちなみにリコリコを選択した理由は、老人会(仮設)内での層が薄そうだったのと、誰かとリコリコの話をしていたときに戦えそうなデッキのイメージがスムーズにできたことと、最安値を更新できそうだったからです(過去最安値はBKRMの3500円。今回は2500円と大幅更新)。

2.デッキ選択まで

 前期のタイカプ終了時には次回のタイカプのタイトルの予測がある程度できたため、去年の12月ぐらいにはリコリコのカードを調べる(眺める)作業をしていました。色々と情報収集した結果、よく耳にしていたことを思い出しました。

        【リコリコは足回りのカードが弱い】

多分こんな感じだったと思います(本当かは知りません)。実際に何が問題かというと、スタートキャラにバフがいない、2コスピン除去がいない、スタート以外にも手軽なバフが少ない、などといった、2コスト以下の使いやすいキャラが不足している、ということです。そのため、デッキ内の低コストキャラが不足しやすく、結果としてデッキ内の平均コストが上がる、といった現象が起こるのではないかと予想しました。つまり、

             【焼けばいい】

こういうことですね。なぜかピン除去が2種類あることは知っていたので、一掃を含めて除去ベースのデッキにすれば刺さりやすいのではないかという結論になり、カードリストを見ながらデッキ構築を進めることにしました。

3.ちょっと専用Reバースを調べてみる

 まず始めに、リコリコの専用Reバースの性能を調べておかないといけません。新日やブルアカのように、専用Reバースを中心に環境を構築される可能性があるためです。ちなみにいまだにテキストを覚えきれていません。

テキストは2行以内に収めてほしい

 要はA+3って書いてある(と思う)。ここでポイントなのは、A+3がリコリコ内で3枚抜きできる条件を満たせるかということと、防御能力が全くないということ。両方を考えてみました。
 まず、A+3についてです。使いやすいA6がいないことと、メンバーからバフをかける手段が乏しいことから、A上昇ラインはA8が現実的であると考えました。ここでリコリコのD9を探してみると、どうやら3種類いるようです。しかも、それぞれが高性能で、複数種類が共存される可能性すらあります。そのため、A8は打点としては実は足りていないのではないか、と思いました。また、ブルアカの《居眠りアロナ》のような除去耐性をつけられないことから、キャンセルをキープしておかないとピン除去1枚でその突破力を失ってしまうのも痛手となります。
 次に、防御能力が全くないことについてですが、このReバースは相手ターンに出現しても全く効果を発揮しません。D+1すらないのです。そのため、このReバースを攻撃に全振りし、キャラをうまく使って守っていくしかありません。しかし、先述したように、このReバースは意外と突破力を生かせないケースが多く、ヒールや一掃で躱してくる相手には不利をとるカードとなります。相手のほうが守れるReバースが多いため、相手の攻撃を防ぎきれずに撃ち負ける、というゲーム展開が多くなると予想しています。
 ついでに、エントリーとメンバーのスイッチ効果についてです。リコリコにはメンバー設置時の効果持ちキャラが多く存在するため、有効には活かせるのですが、確か《パーシュース》級のやばいやつはいなかったと思います。そのため、有効には使えるものの効果量としては小さい、といった印象があります。防御能力が全くない、といったデメリットを上回るメリットを得られるか、といわれたら微妙な気がしています。
 ただし、タイカプ環境初期はプール内の考察が甘いことと、看板となるカードは使ってみたい、という思考から、使用者は多いと予想し、このカードに有利なデッキを用意できれば大体何とかなる、とは思っていました。

お前は黙ってろ。

4.ようやくデッキ構築

 大まかなデッキコンセプトを決めたため、財布と相談しながら細部を詰めていくことにしました。完成したのがこれ。

パートナーカードは持ってなかったので別世界からのレンタルで許して

以下簡単な詳細(簡単なのに詳細とは)。

 中核その1。このキャラ+ピン除去2種類を駆使し、相手のメンバーに空席を維持したりPA権をエネルギーとして使わせることでゲームメイクしていきます。メンバーに空席を与えたところでデッキを回す能力がリコリコにはないため、どこぞの8ヒールのように逆手に取られるリスクは殆どありません。寧ろメリットのほうが圧倒的に多いです。一応リコリコにはメンバーを埋めるためのスパークがそこそこありますが、スパークなため不確定要素なのと、エントリーに挟まった高コストキャラを解決することがそもそも苦手なため、きれいな状態で復帰できる確率はかなり低いです。安心して除去しましょう。
 また、このキャラは任意のターンで自身のメンバーに空席を発生させられることも大きなメリットを生み出しています。高コスト軍団とReバースはスパークの塊で作ってあるので。

 《潜入作戦 たきな》と合わせての復帰および展開枠。こちらは大きいので挟まった時にも戦えるいい子です。相手が使ってきたときはここにキャンセルを投げると死体蹴りレベルの悪行ができるのですが、キャンセルを入れる枠を見つけられなかったのが悔やまれます。ちなみにこのデッキでの最高価格です。《潜入作戦 たきな》は軽いので、一掃を受けてしまった後に降ってくると宴となります。また、降ってくるターンが早すぎると、《自分の言葉で たきな》が最速発動する可能性があり、2ターン目ぐらいに勝敗を分けることすらできてしまいます。まじでお化け。

 中核その2。たきなの高コスト枠には決定力を出せるキャラが複数種あるため、それらを起動させるのがメイン業務となります。また、D9として相手の《二人で一緒なら》を止める役割も担います。本デッキでは過労死レベルでの労働力となるため、給料は高いです。

 対多ブロ要因。リコリコにはドローはなんだかんだでそこそこあるので、多ブロまではいかなくてもブロッカー多めのデッキはいると想定しました。そのため、ロングゲームになった時に必要になると想定して入っています。基本的には上記の《ミッションスタート たきな》で効果発動させます。また、基礎Aが5なため、相手のD9に臆することなく突っ込んでいけるのも大きなポイントです。3-4-5ドローも素通りして倒せます。

 《ハロウィン たきな》と似てはいますが、こちらは道中で適当に降ってきても強いやつです。寧ろ中盤にポンっと出てきたほうが強いです。こいつもA5なので、安定して2枚以上を抜いてくれるいいキャラです。推せる。

 全世界中最強のたきな。スパークによるA上昇、D9、名称たきな、と全てが噛み合うGOD OF たきな です。本デッキでは連動は入れていませんが、一掃を2.3枚差し替える手もあります。ピン除去を2種組み込めるところとも噛み合いますね。ただし、エネルギーの確保が難しいため、無理にPA権を捨てるとキャンセルされたときにオワコンになってしまうため注意が必要です。

※Reバース・・・ヒール3、一掃5
 一掃のほうが多いはずなのに、当日はヒールばっかりしていました。なんでやねん。

5.終わりに

 今回は除去で動きを止める試合が想定通り多く発生したため、狙い通りの対戦はできました。ただし、ヒールに依存してしまう対戦もあったため、そこは要改良となります。回戦が進むほど《二人で一緒なら》を見かけなくなった気がするので、僕みたいな狙い撃ちしている人に駆逐されてしまっていたのかもしれません。3会場目となると、だんだんデッキの傾向が出そろうため、次回はデッキ内容を大きく変更しないといけないかもしれません(口プ)。面白そうなデッキを使っている人もいましたし。
 ドラフト参加者募集しています。東方とアズレンと放置少女を常備しています。6人用もあります。是非やりましょう。デッキ構築力が鍛えられます。
 老人会(仮設)の楯も早くしてください。特にカイジの楯は見てみたいです。担当者は頑張ってください。

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