COBOLの基本的な仕様について
こんにちは。もぐらみちです。今回はCOBOLについて基本的な仕様について理解するために情報をまとめてみました。自分用です。
COBOLで受け付けてくれる文字(記述可能な文字)
COBOLでは基本的に以下の文字しか使えません。ちなみにCOBOLでは英大文字と対応する英子文字と同じと見なされます。区別がないということですね。
数字 0 1 2 ・・・ 9
英大文字 A B C ・・・ Z
英小文字 a b c ・・・ z
カナ文字(半角) 。「」・・・アイウ・・・ワン゛
漢字 ※使用可能な漢字の範囲は機種にも依存します
空白
特殊文字 + - * / = \ , ; . " ( ) > < :
属性とバイト数について
X(n)・・・n桁(nバイト)の任意の文字(英字、数字、空白含む)
G(n) ・・・n桁(2nバイト)の全角文字
9(n)・・・n桁(nバイト)の半角数字(整数)
9(n)V99・・・n桁の整数と2桁の少数部(n+2バイト)※1
※1・・・ちなみに、Vは小数点の位置を表し、9は数字1桁分を表す
S9(n)・・・n桁(nバイト)の符号あり整数※2
※2・・・S9(n)は符号が付くがバイト数が増えることはない(n+1バイトにはならない)(ゾーン10進数での話)
ZZZ,ZZ9・・・整数部3桁(ゼロサプレス)+カンマ+整数部3桁(ゼロサプレス)(7バイト)※3
※3・・・Zは数字だけでなく、ゼロサプレスをする意味を含む。
ZZZZZ9.999・・・整数部6桁(ゼロサプレス)+小数点のピリオド+少数部3桁(10バイト)
参考リンク
◆属性とバイト数について
COBOLプログラミング入門
サルでもわかるCOBOL入門【ひよこグミ】
これであなたもCOBOLプログラマ
◆S9のバイト数について
COBOL:S9項目の文字コード
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