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初めてのフィギュア制作を試みる(その4)

 素材くん改造ロボットのベースがだいたい出来上がったので一枚とって近況報告。

制作状況

 前回触れてませんでしたが、関節の軸が緩いのでマスキングテープで一時的に太くしてます。最終決定したら瞬間接着剤等で軸を太らせる予定。
 腰は素材くんのパンツを流用する方向で決め、股間の膨らみや尻の溝をパテで埋めました。素材の相性か形状による負荷か、張り付けたパテやプラ板が頻繁に割れたり剥がれるので、ヤスリかけても壊れない方法を日々模索中。

 イメージしてる「成人男性サイズの人型ロボット」の外見にだいぶ近づいてきました。

参考イメージ:NASAが開発中の人型ロボット『ヴァルキリー』

前回から進んだ2点

1.足パーツの決定

 映画『ロボコップ』で、警備ロボットED209の足が大きすぎて階段に足を乗せられず転げ落ちるシーンが印象に残っていて、人間サイズの歩行ロボットには「階段を昇降できる足幅」が必須と私は考えています。
 そうなるとガンダムなどの巨大ロボットの足パーツは大きすぎて相応しくない、かといって30MSなど美少女プラモデルの足は小さくて細すぎる。それでプラ材とジョイントを組み合わせてなんとか自作しようと試みて難航し、しばらく作業が滞っていたのですが……
 バンダイが仮面ライダーやウルトラマン等のヒーロープラモデルを販売してるのを思い出し、「ヒーロープラモなら人間男性らしい形状の足パーツが手に入るのでは?」と考え、シンプルなデザインの『Figure-rise Standard 仮面ライダーBLACK』を購入して両足を拝借。そうそう、このブーツっぽさが欲しかった! 

お力を借りた仮面ライダーBLACKさん(仮組状態)

 もちろん本体の仮面ライダーBLACKも素組して、初めてのヒーロープラモを楽しみました。ただ残念ながら、黒く細長いラインのシール張りが難しくて所々破れた上、トップコートした際に厚塗りして白い「かぶり」が目立ってしまったので、完成作品としての紹介は止めておきます。ロボとも美少女とも作りが違ってて、レビューしたかったんですけどね。

2.肘と膝の関節差し替え

 肘と膝の関節をWAVEの改造パーツ『L・ジョイント2』の物に差し換え、機械の関節らしくしました。良い感じなので全部二重関節にしようとしたら2セット買っても足りなかったので左肘だけ1軸ですけど。お店で見つけたら買い足します。
 素材くんに合わせて販売元のホビーベースの『関節技』シリーズばかり買ってましたが、ロボットっぽくするなら他社の改造パーツも探した方がいいですね。アンテナやタンクなどディティールアップパーツも豊富ですし。

今後やりたいこと

 ベースは大体完成したので、頭と胴体の表面を滑らかに整えていくのと、今まで仮付けしてたプラパイプ製手足の長さをきちんと揃えて、太く力強そうにディティールアップしようと考えてます。特に股関節のパンツがずり落ちるので太腿付け根をカバーしたい。パトレイバーやメダロットみたいに関節をラバーっぽく覆えないかなぁ。
 ただ、市販のディティールアップパーツは基本的に戦闘メカをイメージしてるので角ばった攻撃的なデザインが多く、第一回で書いた「人間サイズの災害救助ロボット」のイメージにそぐわないんですよね。角ばった腕で人間担いだら頭打ったり全身痛そうなので、全体的に丸みのあるデザインにしたいんですが。コトブキヤのアーマーパーツの角を落として取り付けてみようかな?
 あと装備パーツとして背中にロケットブースター付けたり、腰に消火斧など手持ち道具を吊り下げるベルトを取り付けたい。ブースターみたいな外付けユニットは市販の改造パーツがあるけど、ベルトは自作しないと駄目かも。

 今回はここまで。お読みいただきありがとうございました。


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