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映画感想:トップガン マーベリック
◉1986年公開の映画『トップガン』は自分らが高校の、受験シーズンだった頃に日本では公開されました。受験で福岡や東京、大阪に行った人間が、記念に観ていました。なので、自分にとっては青春の映画といえます。映画はもちろん大ヒットでしたが、それ以上に作中で使われた曲が、とにかく名曲が多くて。サントラ盤も、大ヒットしていました。ケニー・ロギンズの『デンジャー・ゾーン~TOP GUN THEME』は、今聞いても名曲ですからねぇ~。27日の公開日には間に合いませんでしたが、昨日『トップガン マーベリック』を鑑賞してきました。
『トップガン マーヴェリック』映画ドットコム
トム・クルーズを一躍スターダムに押し上げた1986年公開の世界的ヒット作「トップガン」の続編。アメリカ海軍のエリートパイロット養成学校トップガンに、伝説のパイロット、マーヴェリックが教官として帰ってきた。空の厳しさと美しさを誰よりも知る彼は、守ることの難しさと戦うことの厳しさを教えるが、訓練生たちはそんな彼の型破りな指導に戸惑い反発する。その中には、かつてマーヴェリックとの訓練飛行中に命を落とした相棒グースの息子ルースターの姿もあった。ルースターはマーヴェリックを恨み、彼と対峙するが……。主人公マーヴェリックをクルーズが再び演じ、「セッション」のマイルズ・テラー、「ビューティフル・マインド」のジェニファー・コネリー、「アポロ13」のエド・ハリスが共演。さらに前作でマーヴェリックのライバル、アイスマンを演じたバル・キルマーも再出演する。「オブリビオン」のジョセフ・コジンスキーが監督を務め、「ミッション:インポッシブル」シリーズの監督や「ユージュアル・サスペクツ」の脚本家として知られるクリストファー・マッカリーが脚本に参加。
ヘッダーはウィキペディアの『トップガン』のページより、F-14トムキャット。世界で最もかっこいい戦闘機です。異論なんか聞くもんかッ!
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■これぞ娯楽作品■
自分は、正直F/A-18ってあんまり好きではないんですよね。いや、アメリカ海軍では長く使われている名機だとは想うんですよ。でも、どうにも水平尾翼と垂直尾翼とエンジンノズル周辺のデザインが、好きになれない。バランスが悪いんですよね。そもそも『トップガン』はF-14という、史上もっとも美しい戦闘機が主役だったからこそ、絵になったところがありますので。メカメカしいF-35Bが垂直着陸や短距離離陸がカッコよかっただけに、ドックファイトに関しては、あまり期待せず、観に行きました。
F-14の美しいデザインと可変後退翼あってこそ。F-18はイマイチ。ただ、F-35Bの垂直着陸はイロイロと変形して、画面映えすると思う。
— 喜多野土竜【⋈】腰痛持ち💉💉+💉 (@mogura2001) June 2, 2018
◉映画「トップガン」続編を巡り、米空軍と海軍が応酬…マーベリックの乗る海軍機は空軍のF-15Eに劣っている! - 軍事・ミリタリー速報☆彡 https://t.co/VXqhIxWsUD
映画としては、もう冒頭から前作のオマージュシーンとか、かっちょええ画作りがガンガン来て、それだけでも劇場の大画面で見る価値がある作品でした。36年の時を経ても、トム・クルーズはかっこよさを維持していて、最新鋭の架空の極超音速テスト機ダークスターが登場するし、大満足です。かっこいいシーンの後はキッチリ笑わせてと、これこそ金を掛けた娯楽作品の凄みを、ガンガンと見せつける展開。
■特別な体験ができる映画■
映画としては、本当に笑いのシーンも多く、館内爆笑が数回起きていましたし。もちろん、泣かせのシーンも有り、ちょいエロシーンも有りと、もう盛りだくさんの満漢全席。でも、胃もたれせず「もう一席持って来い!」と言える内容。もちろん、「んな訳あるか!」と突っ込みたいシーンも有って、そうやって隙きを見せるところまで、文句なし。なので本作、映画関係者が褒めているんですよね。それも、自分が好きな作品を作っている監督たちが。
『トップガン マーヴェリック』では、場内を埋めた観客が中盤のトム・クルーズの芝居で一斉に笑ったのが嬉しかった。
— 鶴田法男 Norio Tsuruta (@NorioTsuruta) May 28, 2022
なにしろ、満杯でも客数50%状態が続いていましたからね。
多くの人達と共通体験が出来るのが劇場映画鑑賞の醍醐味。
本来の映画が戻り始めたと実感しました。
これは、本当に大事なことで。自分が見たのは近所の映画館で最も大きなスクリーンでしたが、あるシーンで大爆笑。本来なら、2018年に撮影が始まって、2020年にも公開される映画を、コロナ禍が落ち着くまで2年間も引っ張ったわけで。トム・クルーズ自体が、この映画は映画館で見るための画作りをしてるんだから、先行配信なんかするかと、突っぱねた訳で。映画館がもう都会の贅沢品になりつつありますが、それでもやはり大画面での特別な体験ですから。ハッキリ言って、自分はIMAXでもう一回見るでしょう。近所の映画館でも、複数回観るでしょう。
とても久しぶりに映画館に行き、『トップガン マーヴェリック』を観てきました。凄く良かったです! 映画館で映画を観たいという欲望を、久しぶりに気持ち良く満足させてもらえました。僕たちの作っているものも、仕事のスケールはずいぶん違うのだろうけれど同じ映画です。がんばろう、あらためて。
— 新海誠 (@shinkaimakoto) May 28, 2022
新海誠監督も、心動かされたようです。そりゃそうですよね、これが世界に通用するエンターテイメントですから。オススメです。
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さて、ここからはネタバレを。まぁ、これから映画を見る人のための配慮ですので、無理に読む必要はないです。半年ぐらいしたら、有料設定は解除する予定ですしね。興味のある人だけどうぞm(_ _)m
トップガン最新作を見るトムキャットとスパホ。 pic.twitter.com/uFx9ta9z9B
— にしにし (@nagatolove7) May 28, 2022
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