見出し画像

立憲民主党の政党支持率が激減

◉NHKの世論調査が出ました。朝日新聞と読売新聞で、統計学的に信頼できないぐらい差が出るので、自分は基本、新聞社の世論調査は信用していません。比較的信用できるNHKの世論調査ですが、立憲民主党の支持率が9.5%から5.2%へ、4.3%もの激減。45.26%もの激減。ほぼ、半減と言ってよいでしょう。そして、共産党とれいわ新選組と社民党が、それぞれ支持率を下げ。つまり、左派系野党が軒並みダウンです。逆に自民党・維新の会・公明党・国民民主党はアップ。これは、都知事選の結果ともシンクロしていますね。

【政党支持率「特にない」47.2% 自民28.4% 立民5.2% 世論調査】NHKニュース

7月の各党の支持率です。

「自民党」が28.4%、「立憲民主党」が5.2%、「日本維新の会」が3.6%、「公明党」が3.1%、「共産党」が2.6%、「国民民主党」が2.1%、「れいわ新選組」が0.8%、「社民党」が0.2%、「参政党」が0.2%、「特に支持している政党はない」が47.2%でした。

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20240708/k10014504921000.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉


詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。しっかしNHKさん、この見出しもおかしいですね。『立憲民主党の支持率半減』とか、『左派野党の政党支持率だけ低下』とか、そっちが大事でしょうに。自分が整理部の人間なら『野党共闘に暗雲 野党軒並み支持率低下』とか打ちますけどね。これが、岸田内閣の支持率が45%も減ったら、でかでかと打つでしょうに。そういう野党甘やかしが、東京都知事選で公職選挙法違反を疑わせる、数々の軽挙妄動につながったのでしょうに。日本の野党のダメさは、マスコミが作った部分も。元記事の添付画像も、資料的価値が高いので、転載しておきますね。

備忘録も兼ねて、政党支持率を書き出しておきます。

・自由民主党…28.4%(+2.9%)
・立憲民主党…5.2%(-4.3%)
・維新の会…3.6%(±0.0%)
・公明党…3.1%(+0.7%)
・共産党…2.6%(-0.4%)
・国民民主党…2.1%(+1.0%)
・れいわ新選組…0.8%(-0.6%)
・社会民主党…0.2%(-0.1%)
・参政党…0.2%(±0.0%)
・特になし…47.2%(+3.2%)
・わからない・無回答…6.1%

これで、各党の支持率を合計すると、興味深い数字が。
 自民+公明+維新=35.1%
 立民+共産+れ新+社民=8.8%

3.98倍で、ほぼクワドラプル・スコア。国民民主党は、政策によっては自民党案でも共産党案でも賛成するでしょうから、微妙な立場。これを足しても左派野党は10.9%でトリプル・スコアですし、保守系に加えると37.2%の圧勝。これでは、もう解散総選挙でも野党共闘は失敗するのは目に見えていますね。

政党支持率は比較的安定していて、マスコミの誘導で簡単に上下する内閣支持率と違って、「では、実際に選挙になったらどの政党に投票するか?」の目安になるデータです。それが、こんなに激減するとは、立憲民主党も危険水域ですね。都知事選の惨敗で、共産党の票は当てに出来ないと、むしろ妙な応援団が一般の有権者をドン引きさせ、無党派層を遠ざけた可能性。立憲民主党は、党内の隠れ共産党員のような野党共闘推進派を切り、連合の支持を取り付け、中道左派に戻るべきでしょうね。そうでないと、自民党のスキャンダル頼みの総選挙になり、大敗を喫するでしょう。


◉…▲▼▲インフォメーション▲▼▲…◉

noteの内容が気に入った方は、サポートで投げ銭をお願いします。あるいは、下記リンクの拙著などをお買い上げくださいませ。そのお気持ちが、note執筆の励みになります。

MANZEMI電子書籍版: 表現技術解説書

MANZEMI名作映画解題講座『ローマの休日』編

MANZEMI文章表現講座① ニュアンスを伝える・感じる・創る

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ