憂国忌

画像1 三島由紀夫が自決して51年。自分は思想的には福田恆存に惹かれるし、近代文学専攻の日本文学科卒としても、三島の文体はあまり好きではない。彼の自殺願望、夭折願望を、憂国とクーデターの挫折という物語の中に折り込んだ手法も、好きではない。だが、自分の言葉に殉じて死んでみせたことは、これから百年経っても、否定できないだろう。「おまえは三島のように死ねるか?」という問いは、これからも文学者や言論人を呪縛する。それが三島由紀夫の狙いであったとしたら。我々はコレまでもコレからも、彼の術中にはまってる。

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