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小学生YouTuberの今後

◉こういう、炎上マーケティングをやらないと行けないほど、小学生YouTuberも追い詰められているんですかね? こうやって、話題にする事自体が彼を益することでもあるので、痛し痒しなんですが……。彼が自分の生き方を後悔するのは、五年後か十年後か、あるいは三十年後か。あるいは、一生そんな後悔もせず、幸せな人生を送るのか。それは自分のような凡人には、解りませんが。

【小学生ユーチューバーゆたぼん、髪染め卒業式出られず卒業証書破り捨てる 再生数低迷で話題作りか】NIFTY

“少年革命家”を名乗り、「不登校は不幸じゃない」と発信している小学生ユーチューバーのゆたぼんが小学校を卒業。しかし、髪を染めていることを理由に卒業式には出られなかったと報告した。

 ゆたぼんは24日、自身のユーチューブチャンネルに「校長室でひとり卒業式してきた」という動画をアップ。その中で、前日に学校から電話が掛かってきて「髪の毛染めてたら卒業式には出れません」と告げられたことを報告。学校側からは黒く染めれば出られるという選択肢を提示されたものの、ゆたぼんはこれを拒否したと明かした。

なんですかね、卒業証書を破いた後、彼の目に一瞬、戸惑いというか後悔というか、ある種のおびえのようなモノを感じました。彼の言動自体が、大人世代が考える〝型にはまっていない子供〟のステレオタイプに見えるんですよね。こういう言動は、親の影響でしかやり得ないモノですし。本音として学校に未練や執着があるなら、それが心身に悪影響を与えると思うんですけどね。

学校というのは何も、勉強だけしに行くモノではないですからね。コミュニケーションの基本を学びに行く部分もありますから。というか、初老になって思うのは、むしろそっちの人間的な繋がり、対人関係の学び、そっちの方が大きいですね。このまま彼が中学にも行かず、高校にも行かず、どういう人間になるか。だって彼は子供であることが価値ですから。これからどんどん、そっちの価値は減じるのですから。

大検を目指してがんばるとか、そういう方向に行くかはわかりませんけどね。そういえば、昔『中卒・東大一直線 もう高校はいらない!』ってドラマがありましたが。あれも、管理教育への失望とか、いろいろと主張はありましたが。坂上忍さんが演じた、モデルになった人物は、高校行くより効率が良いので高校にいかないって部分をドキュメンタリーでは感じましたけどね。東大を出た後、どうなったかは知りませんが。

中学生YouTuberと名乗るのか、それとも別の形になるのか解りませんが。漫才師や落語家でも、お客さんにわかりやすい芸の部分と、ジックリと見せる芸の両方がないとダメなんですよね。それは、博多華丸がモノマネというわかりやすい芸で客を呼び寄せ、大吉が淡々としたしゃべりの芸で客を見せて、長く愛される芸を見せるように。この両方がないと、飽きられるのが早い。元小学生YouTuber氏も、そうなりつつあるような。

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ