見出し画像

ホンダジェットが米連邦航空局に加盟

【ホンダ、ホンダジェットでのSAF利用へ 国際団体加盟】日経新聞

ホンダは23日、持続可能な航空燃料(SAF)の安全性を評価する国際団体に加盟したと発表した。ビジネスジェット「ホンダジェット」でのSAFの利用につなげる狙いだ。ホンダは2050年に温暖化ガスの排出量を実質ゼロにする「カーボンニュートラル」を目指している。自社でも独自でSAFの研究開発を進めており、加盟により得られる知見を生かす。
米国に本拠を置く国際団体「米連邦航空局(FAA)/OEM Review Panel」に加盟した。同団体はFAAや航空機の機体・エンジンメーカーで構成。米ボーイングや欧州エアバス、米ゼネラル・エレクトリック(GE)が加盟している。参加するのはホンダが14社目で、アジア企業では初となる。

ヘッダーはウィキペディアより、ホンダジェットの写真です。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

なんというか、三菱のMRJの失敗を見ていると、アメリカでエンジンの開発で実績と伝統があるGE社との共同開発というHONDAの方法が、堅実で現実的だとよく解りますね。90年代、日本の独自技術で凄い戦闘機ができるとかの与太話を、石原慎太郎氏あたりに吹き込んでたのも、三菱の技術者経由ではないかと疑いますね。自国の技術に自負や誇りを持つのは批判しませんが、現実と乖離していては無意味。近年ようやく、F-22のエンジンに近づいた程度。

日本は伝統的にエンジンの出力がダメダメで、それはゼロ戦のレシプロエンジンの昔から。アメリカとは偽日も歴史も蓄積されたノウハウも、何より開発予算まで、アメリカとは桁違いですから。そうやってリリースされたホンダジェットは、小型ジェット機というニッチで評価され、5年連続で出荷台数世界一。そりゃあ、世界的には微々たるものですが、千里の道も一歩から。そうやって実績とノウハウを積み重ね、改良してじょじょに大型の機体も手がければ、。

ジェットエンジンの位置と燃費で有利なホンダジェットですが。そもそも、燃費の研究は日本のバイクや自動車の強み。日本人はそういう化学的な研究が、昔から強い伝統がありますし。航空機でも排ガスや燃費部分での燃料研究は、ホンダジェットの強みをさらに活かすでしょうし。完全な民間航空会社であるHONDAが、軍事とかと結びつかずにリージョナルジェットやジャンボジェットを開発したら、戦後日本の平和産業の、誇るべき到達点だと想うんですけどね。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ