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つばさの党本部などを家宅捜索

◉公職選挙法違反(自由妨害)の疑いで、政治団体つばさの党本部など、関係先数カ所に家宅捜索に入ったとのこと。当然ですね、選挙妨害とか民主主義国家では許されない行為です。独裁主義国家では、そもそも妨害することなく、予定通りのただ、一応は政党ですから、警察も証拠固めなどに時間がかかったのでしょう。でも、こんなやからを野放しにしていては、民主主義が崩壊します。法的にも、国会できちんと立法し、選挙民が候補の演説を聞く行為を妨害するのをきちんと取り締まる法整備が、急がれます。

【つばさの党本部などを家宅捜索 衆院東京15区補選巡り選挙妨害の疑い 警視庁捜査2課】産経新聞

 4月28日に投開票された衆院東京15区補欠選挙を巡り、他候補の街頭演説を妨害するなどした疑いが強まったとして、警視庁捜査2課は13日、公職選挙法違反(自由妨害)の疑いで、東京都千代田区隼町にある政治団体「つばさの党」本部など関係先数カ所に家宅捜索に入った。捜査関係者への取材で分かった。

 つばさの党を巡っては、4月16日の告示日に他候補が演説する近くで約50分間にわたって大音量で演説したり、車のクラクションを鳴らしたりするなどして選挙を妨害。警視庁は4月18日、つばさの党の黒川敦彦代表(45)と、つばさの党幹部で、衆院東京15区補選に出馬していた根本良輔氏(29)ら3人に公職選挙法違反(自由妨害)で警告を出した。

https://www.sankei.com/article/20240513-OYKERXOG5FPNRGGC54IYKHP5GQ/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。

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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。こういう事態を招いたのは、安倍晋三総理(当時)の演説を妨害した、旧しばき隊界隈の〝正義の暴走〟が原点なわけで。あのとき、多くのマスコミは大した批判もせず、スルーしたりアリバイ作り程度の報道でした。そして、その後に起きた北海道での事件と、不可解な札幌地裁判決。その結果が、安倍元総理の暗殺事件であり、岸田文雄総理の暗殺未遂事件であり、今回の件です。

【秋葉原の安倍晋三首相の演説で、「安倍やめろ」のコールをしたのは誰?場外戦に発展も】産経新聞

 安倍晋三首相が東京・秋葉原で東京都議選の街頭演説を行った際、「辞めろ」などと罵声を浴びせた集団に、在日外国人に対する差別に極端な反対運動をすることで知られる「対レイシスト行動集団」(旧レイシストをしばき隊)のメンバーがいたことが7日までに、分かった。

 1日に秋葉原で行われた演説会場には森友学園の籠池泰典(かごいけ・やすのり)理事長(64)夫妻が登場し、テレビカメラが殺到した。複数のインターネットサイト上での投稿で、その籠池夫妻のそばにいたことが明らかにされたのが、対レイシスト行動集団の野間易通(のま・やすみち)代表(50)らだった。

https://www.sankei.com/article/20170707-HRIIBAVSKVJINOGEHGZHPJRPH4/

与党であろうが野党であろうが、選挙妨害は民主主義の否定。そこをまず、きちんと主張すべきなんですよね。あの手の人達は、「非対称性が~」と言い出し、与党への選挙妨害は是・野党への選挙妨害は非という、ダブルスタンダード二重基準を平気で持ち出します。日本の場合は、野党がだらしないので自民党の安定多数が続いていますが、例えばこれが与野党の力が拮抗したところでは、選挙妨害によって与野党が逆転することもあるわけですから。1933年3月のドイツ国会選挙の結果、何が起きたか、わかっているんですかね? 非対称性云々と言葉で誤魔化していますが、そんなのは屁理屈以前、解同朝田理論の言い換えに過ぎません。

こう書くと必ず「野次も許されないのか!」とか、論点をすり替える人間もいますが。個人の野次がたまたま重なっただけとか、たまたま集まった群衆が怒りの声を上げただけとか体裁で、安倍元総理の演説妨害を仕掛けたわけで。罪には問わないが一時的に排除する、その後、偶然ではなく特定の繋がりが確認されたら、法的に罰則を加える。ネットの集合知で、一般人を装ったタレントがNHKでインタビューを受けても、直ぐにバレる時代です。同和団体から、安倍元総理の国葬儀反対デモに日当と交通費が出ていたという指摘もあります。こちらの、三品純さんのnoteも、参考になります。

烏合の衆が徒党を組んで法を曲げるなら、議員も国会も司法も動くべき時期でしょう。秋葉原演説妨害事件から7年、遅すぎましたが、動くべき時期かと。


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