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白鵬引退雑感

◉まずは横綱としての重責によく耐え、お疲れさまでした。しかし、ここに来ていつもの大相撲界のイジメ体質と言うか、ムラ社会体質が出ていますね。個人的には、品格とか曖昧なものを振り回すとこうなるな、と。大相撲の危機を救ったのは間違いなく白鵬なのに、なんですかね、このイジメ体質は。帰化したからもう逆らえまいと、親方修行の名の下、圧力をかけるのかと。何やら、第二の貴乃花になりそうですね。自分はどうにも、こういう体質が嫌いでして。正直、日本の悪しき部分だと思います。

【白鵬引退で年寄「間垣」襲名 誓約書サイン、異例の承認】日経新聞

日本相撲協会は30日、東京都墨田区の両国国技館で定例理事会を開き、現役引退を申し出ていた大相撲の第69代横綱白鵬(36)=本名白鵬翔、モンゴル出身、宮城野部屋=の引退と年寄「間垣」の襲名を承認した。優勝45度をはじめ数々の史上1位記録を樹立したが、現役時代の問題行動を鑑み、年寄として協会規則を守るなどの誓約書にサインした上での異例の承認となった。
白鵬は10月1日午後に国技館で引退会見を開く。今後は宮城野部屋付きとして後進を指導する。

ヘッダーの写真は、noteのフォトギャラリーより。

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大相撲界と似たような世界で、プロ野球界がありますが。なんですかね、あの歪んだ国粋主義は。長嶋茂雄さんは素晴らしいプロ野球選手ですが、長嶋さんを褒めるためになぜ王貞治会長を貶める必要があるのか? ここらへんは、温厚な衣笠祥雄さんなども語っておられましたが。確かに日本は、国の成り立ちからして、対中国コンプレックスをこじらせた辺境文明ですが。それにしたって、酷いですからね。

確かに、モンゴル人と日本人では、環境と文化も違います。実力あるものが勝つという遊牧民族の文化は、やはり島国で農民がほとんどだった日本の文化とは、異なります。ここらへんの比較文化は、松浪健四郎先生らが専門でしょうけれど。結果的に、大相撲界の番付至上主義が、勝てば何をやっても許されるという部分を育てたとしたら、そりゃああんたらのせいだろうと。まぁ、そこはどっちもどっち。

ちなみに、指導者としての白鵬は既に、内弟子のような力士を既に育てていますし、指導者としても期待されていますんで。ここら辺の体質を見るに、東関親方だった高見山さんは、本当に愛されて親方としても結果を残されたなぁと。小錦関や曙関、朝青龍関が指導者として角界に残らず、若乃花・貴乃花の兄弟も角界を去り。改革されずズルズルとこのままなのか?

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