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オープンレター「再炎上」

◉オープンレター問題が、ここに来て再炎上しているのです。與那覇潤先生による、理詰めの検証が興味深かったので、noteでも紹介を。Twitterで「オープンレター陽性」という表現を見かけて、思わず苦笑してしまったのですが。なるほど、たしかにTwitterで問題発言をやらかした教授や准教授や講師が、検索するとオープンレター署名人である確率の異常な高さゆえ、こういう言葉が生まれるのは必然でしょう。そういう意味では、あの署名はとても有能であったと、そう思います。

【お子様学者たちのファミリーレストラン:オープンレター「再炎上」余禄】アゴラ

2021年4月4日に公開され、数々の批判を受けた後に22年の同日にネット上から当初の文面が削除された「オープンレター 女性差別的な文化を脱するために」が、再度の炎上を起こしている。
私としては21年のうちに論じ尽くしたこのオープンレターについて、これ以上言及するつもりはなかったが、明白な「事実誤認」を拡散する人々が現われているので、一次資料を添えて実証的にその誤りを正しておく。

https://agora-web.jp/archives/220825005521.html

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、手紙のイラストです。Twitterらしいデザインですね。

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詳しくは上記リンク先を読んでいただきたいですし、サイトの末尾に與那覇潤先生による他の関連記事もリンクされていますから、興味がある方はどうぞ。この問題の発端から、その問題点も含めて、実に懇切丁寧にまとまっていて、その内容の面白さに思わず、與那覇潤先生の著書を買って応援したほど。初期からこうやって、オープンに批判していた方がいるのは、貴重です。うちでも、主要部分は下記に転載しておきますね。

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https://agora-web.jp/archives/220825005521.html

自分はあのオープンレター、人文村の集団イジメに見えました。ここらへんは、與那覇潤先生も指摘されてる部分でしょう。もちろんTwitter上でも、多くが指摘するところです。そもそもあの署名、1300人を超える署名があったのに、弁護士で署名しているのは、分かっている範囲でたった1人。法律の専門家は、あの内容のヤバさを自覚していたのでしょう。そして平裕介弁護士は、あのオープンレターの構造的な問題について、非常に的確な指摘をされていらっしゃいました。

これ、実は朝日新聞の天声人語などでも見られる、手法なんですよね。一種の指桑罵槐なんですが、読者を巧妙に誘導する詐術。詐術と言ったら言い過ぎと言うなら、文章術と言い換えますが。巧言令色鮮し仁の類の、文章術ですけどね。この件の中心人物である某准教授(名前を口にしてはいけない)は、内容証明を送った・送らないの話で、非常に奇妙な日本語の文章を描かれていました。あれも、詳細がわかってから見ると、法的にアウトになる部分は巧妙に避けた結果、時系列や主体が不明な、奇妙な文章になっただけで。弁護士のアドバイザーが付いてるんだろうなと、邪推します。でも、署名はしない?

まぁ、こういうツッコミも入っていますが。呉座先生の裁判とか、どうなってるかわかりませんので、自分は色んな意見の紹介と主観的な感想にとどめて、推移を見守ります。オープンレターは死体蹴り、あるいは教授や准教授という立場で助教という弱い立場を狙い撃ちにした、イジメみたいだなぁと。個人の感想です。以下に、與那覇潤先生の著作で、オススメのものを上げておきますので、興味がある方はどうぞm(_ _)m

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