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クオモNY州知事の欺瞞

◉日本の出羽守の皆さんから、絶賛されていたニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事でしたが。高齢者施設での死者数を誤魔化していたことが発覚、批判を浴びています。そりゃそうでしょう、昨年3月から8月の高齢者施設の実際の死者数は、公式に発表された死者数6400人の2倍だった可能性があると、ニューヨーク州のジェームズ司法長官が報告書を出しているんですから。日本だったら総理の首が飛ぶ案件(アメリカは連邦国家で、州知事は日本の県知事よりも、日本の総理大臣に近いポジションです)。

【米NY州知事の側近、高齢者施設のコロナ死者数非公表を謝罪】ロイター 

[ニューヨーク 12日 ロイター] - 米ニューヨーク州のクオモ知事の側近が10日の電話会議で州議会の議員らに対し、新型コロナウイルス感染による高齢者施設での死者数の公開要求に応じなかったことを謝罪した。米紙ニューヨーク・ポストが会議での発言内容をを最初に報じた。

同紙によると、側近のメリッサ・デローザ氏は電話会議の中で民主党の議員に対し、死者数の情報が連邦政府による知事への攻撃材料として利用されることを恐れ、「凍結した」と語った。

しかもコレ、アメリカでは約2週間前に発表されてるんですよね。ところが、日本の大手マスコミは完全スルー。クオモ知事で検索しても、朝日新聞も毎日新聞も読売新聞も産経新聞……も、まったく発表がヒットしません。個人で翻訳し、発信している人はいたのですが。AP通信も3日前には批判記事を出していますね。これが、毎日新聞が津田大介芸術監督に代弁させた「新聞やテレビの情報は信頼性が高いし、最近は報道も速い」の現実です。 ※イロイロと新規の情報が加わったので、追加・修正を随時していますm(_ _)m

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■扇動に乗る欧米出羽守■

クオモ知事のPCR検査の拡大と隔離の手法は、当初から専門家からも疑義が示されていました。しつこく書きますが、PCR検査は検査であって、予防接種でも治療でもありません。なのに、欧米出羽守と韓国出羽守が、もうナントカのひとつ覚えのように検査検査検査……。検査した直後に罹患する可能性もあるのに、アホかと。バカかと。そんなものに貴重な医療現場のマンパワーを割いてどうする、と。

不安になるから検査で確かめたいとか、そんなあやふやなお気持ちのためにPCR検査をやるより、症状が出ている人を確定させ、治療しないと、医療崩壊です。幸い、日本は他国を圧倒するCTの普及率ですから、疑わしい症状が出た人は、偽陰性も出るPCR検査よりも、かなりの確度でCTで判定できますからね。これ自体は、ダイヤモンド・プリンセス号の頃より、言われてた知見でしたが。

でもマスコミは、神戸大学のスタンドプレー教授を絶賛してましたね。バカバカしい。けっきょくクオモ知事、こういう悪質な数字の誤魔化しで、化けの皮が剥がれました。世界有数の人口を抱えている大国にも関わらず、この未知の新型コロナウィルスに対する対応としては、日本は充分に及第点でしょう。人口が少なく、事実上の国民総背番号制度を利用できる台湾や韓国とは、前提条件がそもそも違いますから。

■名知事か舌先三寸口舌の徒か?■

クオモ知事は、二枚目だと思います。俳優レベル。これは、韓国の文在寅大統領も同じですが。日本だと、小泉純一郎総理がリチャード・ギアに似てる、なんて言われましたっけ。加えて、クオモ知事は演説も上手いという評価。自分は英語がからっきしですが、ディベート文化のアメリカで上手いと評されるのですから、たぶんそうなんでしょうね。ヒットラーも演説の名手でしたね。東洋には良い言葉があります、「巧言令色すくなきかな仁」って。それで評価してどうする。

こちら↓のツイートとか、今となっては、虚しいですねぇ……。その内、コッソリ削除する可能性があるので、保存も兼ねてリンクしておきますが。しかし、このコメントについているリプライが、虚しいですねぇ。クオモ知事に関しては、自分のタイムラインでは疑義を呈する人が、去年の早い時期からイッパイいたのに。ちなみにこの人、自分をブロックしていますけどね。自分が、一時ブロックしても適当な時期に解除する理由です。自分の情報や理解力、判断力に懐疑的ゆえ。

ついでに、コチラの本も、リンクしておきましょうか。クオモ知事の絶賛ヨイショ本。これまた、高評価レビューの数々が痛々しいです。まぁ、その褒め方が欧米出羽守や左派のテンプレート、受け売り金太郎飴状態ですけどね。コチラも、コッソリ削除されるんでしょうかねぇ……。そう言えば、ヤオハン成功の秘密みたいな本が、ヤオハンが倒産した後は、失敗の研究に役立った、なんて話もありましたね。この本もそうなるかな?

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

■追記として■

去年の6月22日の時点で、こんなまとまったツイートがあったようですね。クオモ知事は日本よりはるかに多い死者数を出していて、もともと批判や疑問を呈する人間はイッパイいたのですが。この時点で、ここまで今日の疑惑に繋がる部分を、言及されていた人がいたとは。備忘録と紹介を兼ねて、リンクを埋め込んでおきますね。

そもそもコチラのアカウント、言及自体はもっと早く、5月13日の時点で、クオモ知事の政策とその問題点に言及されていました。フォローしていなかったので、気付きませんでしたが。汗顔の至り。慧眼の士はどこにでもいるんですねぇ。というか、新聞社より個人がよほど早く情報をキャッチし、翻訳し、伝えているわけで。そりゃあ新聞の報道が、SNSの後追いばかりになるのも当然ですよね。

いやぁ、舌鋒鋭く指摘されていますが、まさか数まで誤魔化す外道だったとは、思わなかったでしょうね。上で紹介したクオモ知事賞賛ツイートが8月15日なのを見れば、3ヶ月前でも胡散臭さに気付く人は気付いていたし、それ以前に死者数で賞賛するようなモノでもないのに。ほんと、欧米出羽守の化けの皮が剥がれた新型コロナ禍でしたが、トドメの一撃、ってなもんですね。

※さらに言わずもがなの追記を。
このnoteの紹介ツイートだけを読んで、朝日新聞は記事を書いてると言ってきた御仁がおられますが。そりゃ自分が引用したロイターの配信記事ですね。で、ニューヨーク州のジェームズ司法長官が2週間前に出した報告書を、いつ報じましたかって話なんですが……。noteも読まず脊髄反射してきて、ウザいことこの上なし。何が事実と反するため、だか。ツイートはnoteの内容紹介です。

あと、このnoteは有料のプレミア版で、予約投稿ができるようになっています。投稿のタイミングが12:00とか18:00とか21:00と、ジャストタイミングでアップされてるのと、半端な時間でアップされてるのが混在してるのは、そのためです。この人の勘違いにしても、わたしゃこんな長文を5秒で書いて即アップしてるわけでもないので。書いた時点ではなかったのかな、ぐらいの想像力があれば恥をかかずに済んだのに。ああ、ないから書くのか。

なお、日経新聞がAP通信の報道という形で報じていたのは細かく文言を加えて検索したら、ヒットしましたので、下記にリンクしておきます。本noteでは朝日・毎日・読売・産経を挙げて、日経を挙げていませんが、Twitterのツイートでは日経と東京を挙げていますので、その点はお詫びして訂正しますm(_ _)m 他にも気づかれた方は、コメント欄にお願いします。

更に追加です、アメリカ駐在員経験のある梓弓さんのツイートも、今回の問題点が簡潔に整理されてるので、問題点がよくわかります。以下、転載しておきますね。

けっきょく、日本もアメリカも、問題点は偏ったマスコミと。

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ