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新潟なぎさの白い風車が引退へ

◉風力発電や太陽光発電は、出力が不安定でベースロード電源になり得ない。こんなことは、福島第一原子力発電所事故の直後から、ずっと言ってることです。でも、無知なのか政府や自治体に無駄な出費を強いることが正義だと思っている〝為にする反体制〟の皆様の声に押されて、洋上風力発電に600億円も無駄な金を投じたり。新潟県の風力発電も、壮大な無駄を出しただけで終わりそうです。バカバカしい話です。風船爆弾に戦艦大和の建造費と同じぐらいの費用をかけた昔から、変わらぬ日本人。

【計画「回らず」赤字、風車引退へ 新潟・マリンピア近くの風力発電】新潟日報

 新潟市が中央区水道町1の海岸沿いに設置していた小型風力発電機「なぎさの白い風車」が、当初想定していた20年の使用期間の半分にも満たない約9年で運転を停止し、解体撤去されることとなった。赤字が続く上、維持する場合は多額の修繕費が必要になることなどが要因。「マリンピア日本海」近くの目立つ場所に設置され、訪れた人の環境意識向上に一定の役割を果たしたが、早々に事業を終えることに、見通しの甘さを指摘する声も上がる。
 風車は高さ約13メートルで、海に向かって5基が並ぶ。3月末に運転を停止した。市は再生可能エネルギーの活用をPRしようと、事業費約5千万円をかけ、2013年7月に設置。隣接する市の施設「老人憩の家なぎさ荘」の電気の一部を賄い、余剰分は東北電力に売却。電気代の節約分と売却益を合わせ、年間約50万円の効果を見込んでいた。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、風力発電の風車の写真です。なぎさの白い風車の写真があれば良かったのですが。

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■風力発電は補助の補助■

そもそも、風任せなんて言葉があるように、風力発電は不安定。欧米では〜と科学音痴の反原発派は言い募りますが。例えばドイツって、樺太とほぼ同じような緯度にあります。領土の最北端は、樺太より北です。それぐらい高緯度の亜寒帯だと、偏西風が安定して吹いていますから、風力発電は補助電源として有効ですが。日本では、北海道の一部しか好適地がないです。だいたい、札幌や旭川にだって、たまに台風が上陸しますから。

亜熱帯から温帯がほとんどの日本に、風力発電は不向き。なんですか、予定の20%の発電量とか。最初から解っていた可能性大。それを、もっとも好条件が一年を通してあったと、見積もってたんでしょう。100m11秒のペースで42.195キロを走ったら世界記録大幅更新、みたいな? そんなん机上の空論。というかもう、再生可能エネルギー推進派って、コストが〜とかありとあらゆる詭弁を駆使する印象です。けっきょく、無駄なダメージを与えているという。

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