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テロリストには何も与えるな

◉安倍晋三元総理暗殺事件の犯人に、全国から100万円を超える差し入れ(カンパ?)が届いているそうです。朝日新聞系や毎日新聞系のマスコミは、テロの被害者である安倍晋三元総理を悼むどころか、旧統一教会叩きと国葬反対の声を取り上げまくってます。もう完全に、五一五事件の頃と同じ論調に、なってしまっています。青年将校たちを死刑にするな〜で、二・二六事件と軍部の暴走を招いたのに。

【山上容疑者に支援金100万円超 事件正当化に識者警鐘―安倍氏銃撃2カ月】時事通信社

安倍晋三元首相が銃撃され死亡した事件で、無職山上徹也容疑者(41)=殺人容疑で送検、鑑定留置中=に対し、全国から100万円を超える現金が差し入れられていることが、関係者への取材で分かった。事件は8日で発生から2カ月。世界平和統一家庭連合(旧統一教会)に家庭を壊されたと主張する同容疑者を支援する動きについて、識者は「事件の正当化につながりかねない」と警鐘を鳴らす。

https://www.jiji.com/jc/article?k=2022090701053&g=soc

ヘッダーはWikipediaのフォトギャラリーより、韓国のテロリストの写真です。

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■暴走するマスコミの報道■

別に安倍総理に対して批判することも、旧統一教会に対してその集金方法を批判することも、言論の自由だと思います。しかし左派マスコミとアベガーと呼ばれる人たちのやっていることは、単なる誹謗中傷ですよね? 例えば、ロッキード事件。1976年2月のチャーチ委員会でロッキード事件が発覚し、田中角栄前総理大臣は1976年7月27日に逮捕されています。

今よりも遥かに、自由民主党の力が強かった時代。実際、新聞記者を含めて関係者が次々と謎の死を遂げています。それでも一年半経たずして、前総理大臣の逮捕という事態に至っています。マスコミはモリカケ桜を、もう何年騒いでいますか? とっくに論破された話を執拗に繰り返すだけで、安倍晋三元総理を逮捕どころか起訴に申し込むことすらできていません。

■青春時代を否定できない老人たち■

マスコミの役員レベルの老人たちや、東大名誉教授の方々は、全学連や全共闘として60年安保や70年安保に反対した人達で、ソビエト連邦や中華人民共和国、北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)などの共産主義国を平和勢力と称賛し、アメリカ合衆国を米帝と罵倒した、亜インテリたちです。60年安保を潰したのが、安倍元総理の外祖父である岸信介。

でも彼らが批判した日米安全保障条約にしても、自衛隊にしても、皇室にしても、国旗国歌にしても、半世紀以上が経過した現在、多くの国民はその存在を肯定的に捉えています。岸信介の方が正しくて、あの当時暴れまわった学生たちや、大学教授や進歩的文化人と呼ばれた人達の方が間違っていた。その現実を認められずに、外孫である安倍元総理に八つ当たりし続けて北この10年。

■日本アカデミー賞最有力候補?■

挙げ句に、元日本赤軍のテロリストであった映画監督が、この映画を作るという話題は、Twitter のトレンドに上がってきていました。国葬のタイミングにぶつけようとはまた、ずいぶんなスピード撮影でしたね。内容は期待できませんが、トンデモ映画『新聞記者』のように日本アカデミー賞の作品賞などを、受賞するんでしょうかね? 荻上チキ氏のラジオ番組で特集が組まれたりして。

【山上徹也容疑者 安倍氏銃撃事件がスピード映画化! 監督は元・日本赤軍メンバー、なんと国葬当日に公開へ】smartFLSH

 山上徹也容疑者による安倍晋三元首相への銃撃事件から約2カ月。9月27日に予定されている国葬に合わせ、1本の映画が驚異的なペースで製作されているという。映画ライターが語る。
 「山上容疑者の半生を描いた映画です。生い立ちから銃撃に至るまでを追ったもので、なんと国葬がおこなわれる予定の9月27日に公開をぶつけようとしているようです。統一教会から撮影を妨害されることを恐れ、撮影現場などはいっさい秘密です」

https://smart-flash.jp/sociopolitics/200133

日本赤軍最高幹部であった重信房子女史の釈放の時、まるで英雄の帰還のように一部のマスコミが過熱報道していましたが。彼女はハーグ事件の関与が疑われ、しかし最高裁は「被告は中核的立場を担ったものの犯行を主導したと断言できない」と、検察が求刑した無期懲役を退け懲役20年。日本赤軍といえばテルアビブ空港銃乱射事件で一般市民を含む100人以上を死傷させた、凶悪なテロ団体です。

■放伐の是非とテロリズム■

東アジアの文明圏では長らく、放伐の是非が議論されてきました。夏王朝の悪逆な桀王を殷の湯王は追放し、殷王朝の悪逆な紂王を周の武王は征伐したのですが。たとえ悪逆な王あっても、武力によってこれを責め滅ぼすのは是か非かという議論です。「そんなの、やっちゃえOK」なんてのは、浅はかな議論。そこを肯定すると、正義を掲げた人間によって、善なる王も滅ぼされてしまいます。

何が正義で何が悪か、そう簡単に決めつけられるはずもないのです。だから人類は長い時間をかけて、いろんな制度を生み出してきたわけです。テロリストを淡いに称賛すると、それを模倣して暴走する人間が現れるのは、古今東西いろんな地域で観察されています。だからテロリストは称賛しない、歴史にその名前さえ刻まないというのが、人間の知恵なのです。

■社会を変える前に■

もっとも、テロリストしか英雄がいない国もありますが。しかも、調べてみると流言飛語を信じ込んで暗殺を実行したり、自分の個人的な殺人事件を抗日運動と言い張って糊塗したり、まさに「愛国者はならず者の最後の逃げ場」を地で行ってる例が、ゴロゴロ……。しかも多くが、それまで搾取と贅沢を謳歌してた特権階級の出身という、逆恨みが動機。テロの虚しさを、中国の古典はおしえてくれます。

「安倍でなければ誰でもいい」とか言ってた皆さん、実際に退いたら「菅辞めろ!」「岸田辞めろ!」ですからね。。そして実際に、安倍元総理がテロリストの凶弾によって消えても、野党大敗アゲイン。そもそも社会を変える前に、まず自分自身が変わらないと、ダメなんでしょう。「自分たちが青春をかけた学生運動は、概ね間違っていたし、共産主義思想も実は千年王国思想を焼き直した宗教でしかなかった」を、認めるところから始めるしかないでしょう。

プライドだけは高いので、絶対に無理でしょうけれど。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ