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レーザー通信で海底ケーブル不要の未来

◉世界初の実用的な海底ケーブルは、イギリスのドーバーとフランスのカレーの間に開設されたものだそうで、なんと1850年のことだそうです。ドーバー海峡は最短で34キロメートルですから、なかなかの長さ。1905年の日露戦争の頃には、世界中で盛んに敷設されていて、1903年に太平洋横断ケーブルが敷設されていたぐらいです。1903年って、ライト兄弟のライトフライヤー号が有人飛行に成功した年です。そんな歴史がある海底ケーブルも、技術の進歩で、衛星を用いたレーザー通信に変わる可能性も。技術は日進月歩ですねぇ。

【レーザー通信による毎秒1テラビットのデータ転送のテストが成功、海底ケーブルが不要になる可能性】GIGAZINE

スイス・チューリッヒ工科大学の科学者が、首都ベルンからユングフラウヨッホまで53kmを結んだレーザー通信で毎秒1テラビット単位のデータ転送に成功しました。今後、衛星を用いたレーザー通信が実用化されると、海底ケーブルは不要になる可能性があります。

Tbit/s line-rate satellite feeder links enabled by coherent modulation and full-adaptive optics | Light: Science & Applications
https://doi.org/10.1038/s41377-023-01201-7

https://gigazine.net/news/20230628-laser-internet/

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、なんか、レーザーで検索したら面白いイラストが出てきましたので。

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毎秒1テラビット単位のデータ転送ってのが、すごいですね。自分が冬のボーナスで購入した最初のMacは、内蔵HDDが128MBだった記憶が。そう、MO1枚でデータをバックアップできたんですよね。いま、愛用している外付けSSDは2TBですから、思えば遠くへ来たもんだ。このデータが、数秒で転送できるんですから、もう技術的な原理とか理解できませんが。こういう情報のスピード差は、株の売買でもコンマ何秒かの差で、コンピューターの演算スピードからすれば、ものすごく大きな差になってしまい、売買の判断で負けえつぃ舞うんだそうで。

だから、少しでもスピードを早めようと、証券会社が莫大な経費をかけて、ケーブルの敷設を直線にして、そこの差を削ったりとか。でも、これだけ超高速通信ができると、もうゲームのルールもどんどん変わっていって、そういう部分で最新技術を理解して活用できる企業が、生き残るのでしょう。自分などは、時代に置いていかれる一方ですが。

そういえば、アフリカでは携帯電話の普及がすごいんだそうで。なにしろ、アメリカと中国とインドを足したよりもまだ大きい、超巨大な大陸ですから。有線のケーブル敷設で電話線のインフラ整備していたら、時間も金もいくらあっても足りないわけです。ところが、無線の携帯電話のおかげで、電話が一気に普及したんだそうで。ポイントポイントに中継局を作ればいのですから、カバー率は一気に広がります。なにしろ遊牧で定住せず、移動する部族もいますから、携帯電話はありがたいですからね。

で、マサイ族に嫁いだ日本人女性のインタビュー記事とか読むと、娯楽があまりなかったので、もう一日中携帯電話をいじっていると。そりゃそうでしょうね。娯楽がある日本人だって、携帯依存症が話題になったぐらい。おかげで、他にすることがないので子作り励んでいたマサイ族の人たちが、すっかり。アフリカの人口爆発は、あんがい携帯電話という娯楽を与えれば、解決する可能性。スマートフォンが普及した今となっては、どうなってるのやら。レーザーでの超高速通信でも、世界が変わっていくんでしょうね。

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