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福岡ソフトバンクホークス、8年ぶりのBクラス

◉ホークスもケガ人続出すれば、そう簡単にはAクラス入りもできないと言うことで。ドラフト制度で戦力均衡している現在、常勝は有り得ませんからね。あるとすれば、それは制度に歪みがあるから。3軍制度も含め、改善すべき。実際問題、V9が異常なだけで、強いチームでも3連覇が限度ですから。4連覇は運も含めて、奇跡的な面が強いというか。まぁ、これでCSは気楽に見ます。

【ソフトバンク大敗で8年ぶりBクラス確定、CS消滅で5年連続日本一ならず 楽天は2年ぶりCS進出が決定】西日本スポーツ

 ◆楽天8-1ソフトバンク(23日、楽天生命パーク宮城)
 4位ソフトバンクは3・5ゲーム差で追う3位楽天との直接対決で大敗し、4位が確定した。Bクラスは2013年以来8年ぶりで、就任7年目の工藤監督にとって初めて。5年連続日本一を目指した今季はポストシーズン進出がかなわなかった。

ヘッダーの写真はnoteのフォトギャラリーより、福岡ドームの写真って、あんがい少ないです。

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■藤本監督説浮上■

さて、工藤公康監督は退任の意向。次期監督として藤本博史2軍監督の、内部昇格が取り沙汰されています。小久保ヘッドコーチの昇格か、平石コーチの昇格かと思っていたのですが、意外な人選が。小久保ヘッドの力量がイマイチと、フロントでは判断されたと言うことでしょうか? 実際、今シーズンの作戦面など、どれぐらい小久保ヘッドが関わっていたかは、解りませんが。

個人的には内部昇格は、悪くないと思います。選手同様、監督コーチも自前で育てるのが基本ですから。これは、野村克也さんも、生前語っておられましたが。昔は監督が10年やって、その中で選手を育て、後継監督も育てたと。今は数年で首をすげ替えるので、監督も目先の勝利に拘ると。三原・水原・鶴岡・西本といった名将達は、そうでしたからね。横浜ベイスターズみたいに、3年弱で監督を変えてちゃ、勝てません。

■禅譲へのプロセス■

そういう意味では、王監督から秋山監督への禅譲が、理想的でした。後継者を呼び、2軍監督から任せ、ラストイヤーにヘッドコーチとして帯同させ、バトンタッチ。ただ、秋山監督は奥さんの病状もあり、退任。本来なら、後継者指名して3年ぐらいの禅譲期間を置くのが理想なんですが。そういう意味では、工藤監督招聘は、付け焼き刃な感じで、不安でしたが。さすがにクレバーな選手は、監督でも力を発揮したわけですが。

【ソフトバンク、小久保ヘッドコーチを2軍監督に 監督候補も「常勝軍団」再建へ配置転換】西日本スポーツ

CS進出を8年ぶりに逃したソフトバンクが、小久保裕紀ヘッドコーチ(50)を2軍監督に配置転換する方針であることが23日、分かった。工藤公康監督(58)の今季限りでの辞任を受け、藤本博史2軍監督(57)の内部昇格をはじめとした人事に着手。小久保ヘッドに2軍を預かる役割を託し、立て直しへ指導体制を再構築する。チームは楽天に敗れて4位が確定し、最下位だった2008年以来のレギュラーシーズン負け越しも決まった。

本来は、2軍監督から1軍ヘッドコーチという流れが定石。個人的には、昨年から入閣の平石コーチの昇格もありだと思うのですが。しかし11年もチームに関わっている藤本2軍監督の昇格は、マスコミ的な話題性は欠けますが、監督就任の王道として、自分は好意的です。指導力も人望も、失礼ながら意外とあるのが解りましたし。ただ、華がないので負けが込むと叩かれやすいという問題が。

■来季以降の課題■

今年は、多くの選手が引退し、変わり目の時期かなとも思います。そもそも、プロ野球選手は10年周期説がありますからね。柳田ら1988年生まれのハンカチ世代がもう34歳。松坂世代ももう和田投手ぐらいになり、24歳ぐらいの世代が台頭してこないとダメですしね。ホークスの場合、投手は比較的順調に育っていますし、問題は打者。リチャード選手は来季に期待させてくれますが、もうひとり化二人は常に大砲候補を育てないと、簡単に育ちませんからね。

今年も、もうひとりの四番と言えるグラシアルが離脱したことによる、長打力不足・勝負弱さが痛かったです。栗原という10年四番を任せられる素材はいるので、三番に大砲の理想形が必要。松中以来、40発を打てる打者が出ていませんからね。小久保二軍監督に求められるのは、そこ。三年後に監督に昇格するとき、自分で育てた主砲で戦えないと。とりあえず、個人的には工藤監督には感謝の念しかないので、フロント入りして実質GMとしてお願いしますm(_ _)m

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