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GPT-4の現状

◉興味深いnoteがあったので、紹介です。執筆支援の実験ということで、とても面白いですね。人工知能自体には、かなり期待している部分と、懐疑的な部分が、自分は入り混じっています。創作というものの本質的な部分は、どこまで解明されるかという、テクニカルな部分と、クロード・レヴィ・ストロースが考えた神話素みたいな部分に物語や神話を分解できるのか、という部分ですが。現時点では評論や感想などで、補助的な使い方ができそうですね。

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さて。人工知能が最も得意そうなのが、膨大なデータを集めてきて、それをまとめる能力。それこそ、サーチ能力が物を言いますからね。そこで、作家のプロフィールをまとめられると便利だなと思い、自宅のタブレット型にchatGPTのアプリケーションをインストールし、実験してみました。まずは、合同原画展が本日から始まる浜田翔子先生。グラビアアイドルに同姓同名のかたがいるので、たぶんグチャグチャになるだろうなと思いつつ、聞いてみました。

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正確な情報がひとつもねぇ……。生まれた年も出身地も、デビューした雑誌もデビュー作も、代表作も、学歴も、全部間違い。なんじゃこりゃ! 一番得意そうなことを聞いて、こんな結果とは。続いて、旦那様でもある中津賢也先生のプロフィールを、chatGPTに聞きました。

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正解が一個もねぇ((((;゚Д゚))))ガクガクブルブル これは酷い。まぁ、中津先生はしばらく休筆していたので、ネット情報が少ないせいもありそうですが。そこで、いろんな雑誌で書かれていて、御本人もパソコンに強くベテランの、山本貴嗣先生のプロフィールを聞いたchatGPTです。

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山口県民だってばよ! 自分より年下じゃねぇし、デビューも90年代じゃねぇ。『家庭教師ヒットマンREBORN!』は天野明先生の作品じゃ。『湯けむりスナイパー』の狩撫麻礼先生とは仲が良かったけど。音楽のジャンルも、たぶん違うでしょコレ。御本人も笑っておられましたが。さらに山本先生の盟友にして、大御所中の大御所、高橋留美子先生です。

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コレほどの大御所でも、江戸っ子にされてるよ。新潟の出身で、近藤ようこ先生と高校の頃からの仲間ですってば。デビュー作も間違ってるし。『うる星やつら』の原型だから、人口に膾炙してるだろうに。いやぁ、一番得意そうなところが不得意って、意外ですね。今後の進化に期待です。

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