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伊集院光さんとTBSラジオの確執

◉ああ、これは完全にTBSラジオ上層部との確執ですね。『伊集院光とらじおと』の番組責任者が番組からは離脱したのに、その当人が後番組ではまた担当って。TBSラジオとしては、この人物を高く評価していて、ある意味で伊集院光さんに対する当てつけ、ということですかね? ということは、確執の原因になった飴ちゃん事件の発言も、この人物だったってことですかね? よく分かりませんが。検索すると〝大谷正美〟という人物がヒットしますが……。

【伊集院光と「らじおと」ケンカ別れ終了 番組責任者はすでに離脱、パンサー向井の新番組へ】東スポWeb

 タレント・伊集院光(54)のTBSラジオ番組「伊集院光とらじおと」(毎週月~木曜午前8時30分)の後番組は、パンサー向井慧(36)がパーソナリティーを務めることになった。25日、本人が発表した。昨年に起きた〝パワハラ疑惑〟で伊集院は「らじおと」の責任者と仲たがいしたまま〝決別〟。その責任者は向井の番組担当にスライドしたという。
(中略)
 TBS関係者は「番組への情熱があふれる伊集院さんとそれについていけない『らじおと』スタッフの間にはかねてミゾがあったとされていました。でも、TBSラジオ上層部は腰が重く事態収拾に動かなかった。結果的にパワハラ疑惑報道が飛び出し、両者のミゾはさらに深まりました」。
 芸能プロ関係者は「『らじおと』の責任者は昨年暮れに番組制作から離れたそうです」と明かした。責任者は伊集院と仲直りせずに〝決別〟したというから穏やかではない。

ヘッダーのイラストはnoteのフォトギャラリーから、重荷を背負ったブタのイラストです。特に他意はありません。

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■三村孝成社長と左傾化■

もともと『伊集院光とらじおと』のプロデューサーは池田卓生氏で、『真也の馬鹿力』や『伊集院光 日曜日の秘密基地』を担当し、伊集院さんの信頼も厚い人物でした。『久米宏 ラジオなんですけど』や『たまむすび』『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』のプロデューサーでもあったんですね。ああ、カラクリが見えました。池田氏が現場から外されたのが、2018年ぐらいのようです。そして三村孝成氏がTBSラジオの社長に就任したのが2018年、と。

『荒川強啓 デイ・キャッチ!』が2019年3月29日まで、『簡易恋愛プログラム 宮川賢のデートの時間でそ?!』が2019年12月28日まで、『久米宏 ラジオなんですけど』終了が2020年6月27日、『有馬隼人とらじおと山瀬まみと』が2020年9月25日まで、そして『伊集院光とらじおと』が2022年3月いっぱいと。他にも、『森本毅郎・スタンバイ!』内の話題のアンテナ 日本全国8時ですのコーナーに出演していた、月尾嘉男東大教授が2020年3月26日をもって卒業という形で、番組を去りました。

■角を矯めて牛を殺す■

この三村孝成社長が就任して以来、自分が好きだったTBSラジオがどんどん左傾化を強めています。野球中継を全廃し、スペシャルウィークの廃止し、AMラジオの良さをどんどん消しています。三村孝成社長自体は、どちらかといえばノンポリというか、J-WAVEのようなオシャレなラジオ局にしたいようで。ただし、1961年生まれの還暦超えた人物が考えるオシャレ。そこにつけ込んで、左傾化を進めてる人間がいるのか? CLP疑惑とか、TBSの名前がチラチラチラチラ……と出てきますが。

FMラジオのスタイルなら、安いギャラのパーソナリティーに音楽を主体にかけさせ、レコード会社やら音楽関係のスポンサーを付けたいのでしょうか。実際、TBSラジオは聴取率は良いのにスポンサーが付かない状況が、他局より顕著です。三村孝成社長はキャリアのスタートが読売広告社で、けっきょくリスナーの方ではなく広告主の方しか見ていない、典型的な広告屋の疑いが。それで一時的に収益は改善しても、長い目で見たらリスナー離れを起こしてダメなのに。

■三遊亭円楽師匠が倒れる■

もうひとつ、気になるニュースが。伊集院さんの落語の師匠である六代目三遊亭円楽師匠が、脳梗塞で倒れたそうで。心配ですね。自分も、祖母が脳こうそくで倒れて、晩年は寝たきりでしたので。他人事ではないです。円楽師匠自体、癌が見つかったり、その後に伊集院さんの番組に出演したりと、師弟の絆は強いですね。伊集院さんは破門の扱いではなく、二つ目は落語家としてプロだからということで、関係は続いていると明言されていますし。

【伊集院光、師匠・円楽の入院報道に胸中 ラジオ越しに呼びかける「僕との約束は守ってくれる人なので」】中日新聞

 タレントの伊集院光が、27日放送のTBSラジオ『伊集院光とらじおと』(月~木 前8:30)に出演。落語家時代から師弟関係にある、落語家の三遊亭円楽(71)が25日に脳梗塞のため入院したと伝えられたことを受け、自身の思いを語った。

 番組冒頭で「朝のニュースがこればっかりで、伊集院どう思っているのって気になっている方もいると思うので、これから入りますけど、師匠の円楽が倒れまして。病院行っていて、命に別状はないし、コロナじゃないですよということなんですけど。コロナ禍で誰も会いに行けないから、それこそ家族の限られた人が限られた時間会うのが限界で、事務所ですら、そんなに多くのことはわからないということで、心配は心配なんだけど」と告白。

さらに言えば、親子会で伊集院さんに落語復帰を望んでるように、自分には思えます。落語は、良くも悪くも「歳を取るのも芸能うち」という部分があり、54歳になった伊集院さんの場合、そろそろ伝統に回帰して良いのではないか、と。桂小金治さんを例にあげておられましたし。円楽党にとっても、集客力のある伊集院さんは、大きな戦力ですからね。場所が場所だけに、心配ですが。弟子らしい、毒舌に愛情のこもったエール、円楽師匠に届いていると思います。

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