尹美香議員に虚偽釈明疑惑
◉2015年12月の日韓慰安婦合意の直前に、当時の挺身隊問題対策協議会(挺対協)の代表であった尹美香議員に、内容を説明していたのですが、本人は「聞いてないよ~!」とダチョウ倶楽部のようなことを言ってたんですが。実際には、事前に説明を受けていたという資料が出てきたようです。なぜ7年も前の資料が今ごろ……と思う人もいるでしょうけれど。2017年から先日まで、文在寅政権だったから、と。大統領選挙が易姓革命的な意味を持つ韓国らしい動きですね。
【「尹美香は慰安婦合意を事前に知っていた…過去の釈明は虚偽」】朝鮮日報日本語版
朴槿恵(パク・クンへ)政権が2015年12月の韓日慰安婦合意の直前、当時の尹美香(ユン・ミヒャン)挺身(ていしん)隊問題対策協議会(挺対協)代表(肩書は当時。現在は無所属国会議員)と数回にわたって面談を行い、合意の内容や進行状況などを教えていたことが分かった。このような記述を含む韓国外交部(省に相当)の文書が26日に公開された。
(中略)
これによると、韓国外交部東北アジア局のA局長と尹代表は2015年3月9日、3月25日、10月27日、12月27日の計4回にわたって面談した。3月9日の面談文書では「A局長は尹代表と面談し、日本軍慰安婦問題に関連して▲韓日間の合意動向▲慰安婦被害者のうち、既死亡者に対する補償の問題▲被害者の意見集約▲今年の挺対協活動計画などについて意見を交換した」と記録されている。
ヘッダーはウィキペディアの写真より、ベルリンの慰安婦像です。
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■慰安婦問題の虚実■
『韓国挺身隊問題対策協議会』略して挺対協、現在は『日本軍性奴隷制問題解決のための正義記憶連帯』なんて名称に改称しているそうですが。そもそも、欧米の銃後の守りを真似て導入された女子挺身隊は慰安婦とはなんにも関係がありませんし、〝性奴隷〟とか〝正義〟とか掲げる人間には、胡散臭さが漂います。実際、寄付金の私的利用や不透明な会計などで、スキャンダルがボロボロ出ているのが、尹美香議員。国会議員の不逮捕特権があるから、まだ逮捕起訴されていませんが。
慰安婦に関しては、その証言が歴史的事実とズレていたり、内容がコロコロ変わることなど、信用に値しないものが多いです。ただ、そことは別に、明日主しれぬ日本の兵隊に、一時の慰めを与えてくれたことは事実ですし、そこには感謝の念を覚えます。実際、朴裕河教授が著者『帝国の慰安婦』で、「慰安婦と日本軍は同士的関係」と記したような部分も、場所によっては十分にあったでしょう。自分のカネを全部慰安婦に上げた兵隊、なんて話は至るところにあったでしょうし。
■慰安婦ビジネスの闇■
けっきょく、尹美香議員らはビジネスとして慰安婦を利用していた面が疑われ、問題が解決してしまっては、困るんですよね。これは、薬害エイズ問題で立ち上がった学生や、SEALDsの学生などの一部が、その運動が終演を迎えたあと、日常に帰ることなく、運動を続けることが自己目的化している面もあります。実際、慰安婦問題は莫大な額の寄付とか、集まっていましたからね。公平を期すため、尹美香議員御本人の言い分も、以下に引用しておきます。
【尹美香議員「韓国外交部は慰安婦合意が不可逆的な解決だとは説明しなかった」】朝鮮日報日本語版
【NEWSIS】韓国外交部(省に相当)が2015年の韓日慰安婦合意発表前に、正義記憶連帯(正義連)の尹美香(ユン・ミヒャン)代表(肩書は当時。現在は無所属国会議員)に合意の主な内容を説明していたことが判明した。これに関連して尹議員は「最終的かつ不可逆的解決」という内容などについては外交部が説明しなかったと反論した。
尹議員は26日、フェイスブックを通して「外交部が尹美香と何度も会ったという一部の内容だけを選別的に暴いて事実関係を歪曲(わいきょく)し、2015韓日屈辱合意についてもみ消そうとする政治的攻勢を直ちにやめることを強く要求する」としてこのように伝えた。
したが。「合意発表に先立って尹美香議員が外交部と面談を行ったという理由だけで、あたかも合意内容を全て知っていて、これを被害者のおばあさんに知らせなかったという形の悪意ある言及が報道されることに対し、強い遺憾を表明する」って、具体性に乏しいですよね。彼女は、数々の疑惑に対する釈明も、こんな感じですね。実際問題として、多くの慰安婦は日本からのカネを受け取っています。また、高齢化が進み、数も少なくなっています。
■日韓関係は改善されるか?■
彼女らは戦後、日本軍に協力したとして、不遇な面もあったのですから、強制連行されて無理やりやらされたという、物語が必要だったのでしょう。そこは同情しますが、だからといって嘘を付いてはいけません。そこは、是々非々で。残念ながら、人間は洗浄という極限状態になれば、暴走する部分があるのは、ロシア連邦軍による残虐非道な行為の数々でも明らか。戦後の日本でも、米兵による犯罪や強姦事件は、たびたび起きましたから。
そういう意味では、慰安所を自ら作り、交戦地域や占領地で、現地の人間と無用な軋轢を起こさないようにするのは、むしろ良心的な部分も。「我軍はそんな不道徳な物を持たない」なんて道徳ぶっても、末端の兵士の悪行を野放しにするのが、果たして良いことか? またこの件に感しては、ドイツなどは占領地で本当に奴隷狩りのように慰安婦を集め、そのことで謝罪も補償もせず、そのくせ日本を非難するという、恥知らずなこともしていますので。
【「実際のところドイツ軍慰安所ってどうだったの?結構えげつないことしてたみたいだけど・・・」 ドイツを見習え!でお馴染みのドイツに学ぶ戦時性暴力問題】Togetter
「日本は反省すべきだけど、なんで他の国の戦時性暴力は国際的に追求されないのだろう?」という疑問に、
良識派からは「他国の例を挙げても、自国の犯罪行為が正当化されるわけではない。」と正論が返ってきます。
しかし、これは疑問に対する答えではなく、正当化を試みる人にだけ有効な、道徳的マウンティングに過ぎません。
■慰安婦団体とラディカル・フェミニズム■
現在、AV新法でもキリスト教系の道徳律を、他人に押し付けようとしてして騒いでいる人たちがいます。しかも、適正AV界で現役の女優として活動している人たちの言葉を遮り、機構ともせず、当事者不在で。これって、慰安婦本人を脇に置いて、自分たちの政治的目的のために利用した尹美香議員と低鯛鏡と同じ。実際、日本のツイフェミには韓国の慰安婦団体や従北団体、主体思想研究会や朝鮮総連の下部組織などとつながる人物が、偶然を超えた割合で見かけますね。
このまま、尹美香議員の嘘がどんどん暴かれ、逮捕起訴有罪収監となれば、次は文在寅大統領の番でしょうか? 韓国名物元大統領の悲惨な末路が繰り返されるのか? 娘夫婦とか、地雷もありますし。このまま日韓関係が正常化して、徴用工訴訟について韓国の立法府たる国会が国際条約と矛盾することない状況を創ることを、願いたいのですが……どうなんでしょうね。右も左も反日が国是のようになってしまっているので。期待は薄いです。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
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