民団本部団長に朝鮮学校出身者?
◉とんでもない情報が。民団──在日本大韓民国民団の本部の団長に、総連──在日本朝鮮人総聯合会と傘下団体の指導のもとで運営する朝鮮学校の出身者が、就任したとのこと。事実なら、かなりの 驚くべき事態と言えるでしょう。在日韓国人3世である豊璋さんが、X(旧Twitter)でポストされています。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉
詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。この人物とは、民団新団長の金利中氏のこと。ただ出身大学は、聯合ニュースでは関東学院大になっていますので、転学したのか、朝鮮大学出身というのは豊璋さんの勘違いか、自分には判断つきませんが。北朝鮮 シンパからすれば、北と南が日本では仲良くする、良いことじゃないかという感じでしょうけれど。豊璋さんのように、親族が朝鮮総連の有力者で、なおかつ浸透工作を指摘していた方の情報に接していると、いよいよかという感想です。
民団と総連は不倶戴天の敵ではあるのですが。梁石日氏の小説を原作にした映画『月はどっちに出ている』でも、北と南の出身者が結婚し、その結婚式で親族や友人によって披露される歌が、韓国の歌より北朝鮮の歌が多いと、クレームをつけるシーンがありましたが。知り合いの在日の友人などに聞くと、昔は結構あったとのこと。日本人と結婚するよりも、北と南とには別れていても、在日同胞のほうが親族的にも揉めない部分があったり。力道山のように、南北分断される前の北朝鮮 地域出身者の子孫も多いですしね。もっとも、三世以降は日本人との結婚も増えているようではありますが。
在日本大韓民国民団自体が、そもそも派閥争いやお家騒動が繰り返され。必ずしも一枚岩ではないようで。そもそも李氏朝鮮時代の、光海君の大北派と西人派の激しい対立や、国王・高宗の父である大院君と后の閔妃の血で血を洗う権力争いなど、派閥争いが伝統芸のお国柄ですからね。そして、そのような内部の争いに外部の勢力を引き込むのが、これまた半島の伝統芸でもあります。総連系の人材が、どのような形で登用されていったかは、わかりませんが。部外者としては、さもありなんとは思います。
もっと言えば、在日大韓国基督教会に、北朝鮮の統戦部六課の課長や指導員たちの指示を受けた朝鮮基督教連盟が浸透した……という指摘もあるように。在日韓国人コミュニティは、北朝鮮の工作の場になりやすい傾向もあるようで。繰り返しますが、現時点では民団新団長の金利中氏に、朝鮮総連の影響がどこまであるかは不明ですし、あくまでも豊璋さんのポストの紹介と、周辺情報 の紹介に留めておきますが。
◉…▲▼▲インフォメーション▲▼▲…◉
noteの内容が気に入った方は、サポートで投げ銭をお願いします。あるいは、下記リンクの拙著などをお買い上げくださいませ。そのお気持ちが、note執筆の励みになります。
MANZEMI文章表現講座① ニュアンスを伝える・感じる・創る
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ