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脱炭素社会に小型原子炉

◉小型原子炉、正確には第四世代原子炉の中の、小型モジュール炉と呼ばれるタイプで、超高温ガス炉と呼ばれるタイプがコレに該当しますね。第四世代原子炉といっても、様々なタイプがありますから、もうちょっと丁寧で簡潔な説明が欲しいところですが、NHKがこういう記事を出してきたという点が、価値があるわけで。国会前で脱炭素と脱原発を無責任に訴える学生たちよりマシです。

【脱炭素社会の発電「小型原子炉」は選択肢か】NHKニュース

「私たちの原子炉が提供するのは、はるかに異なるレベルの安全性です。福島の事故のすべての教訓も、設計に役立てました」
インタビューに対し、こう強調したのは「小型原子炉」の開発を進める、アメリカのスタートアップ企業の創業者です。
小型原子炉とは、いま多くの国が開発に力を入れている新型の原子炉。
気候変動を食い止めるための脱炭素化が世界的に求められている中、私たちが使う電力を作る選択肢となり得るのでしょうか。(国際部記者 田村銀河)

元プロデューサーの永田浩三武蔵大学教授のような、芸術に対する教育も研究もしているとは思えない人間があいちトリエンナーレの芸術の不自由展に解説を書いてしゃしゃり出るほどに、局内に左派が巣くっているNHKですが。ようやっとまともな原発関連の記事を出してきましたね。二酸化炭素排出量削減なら原発推進は、欧米の環境保護活動家なら、普通に出てくるのですが。

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■科学が風評に負けてはいけに■

それでもNHKらしい、反原発基調が端々に滲む文章になっていますね。そっちの意見の分量も多いし。しかし第四世代原子炉の冷却装置要らずの部分など、いちおうちゃんと報じているので、コレでもだいぶマシになったと言えます。アメリカでは2029年には称揚路の稼働を目指していて、日本の勉強不足な反原発派が騒いでる間に、世界は科学技術を進めていますので。

このnoteでは繰り返し書いていますので、超高温ガス炉とその可能性については、もう繰り返しません。でも、原子力発電所は世界中の科学者が研究していますし、日本の反原発派がどんなに過剰に騒いでも、福島第一原子力発電所の事故で、被爆によって直接亡くなった人はいません。チェルノブイリ原発事故でさえ、被爆による遺伝的な問題は確認されていません。


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