見出し画像

年代別政党支持率

◉TBSのサイトが、各政党の年齢別支持率や地域別支持率のデータをアップしていました。比較検討するには、あまりレベルが良くないのですが。それでも左派系マスコミと目される TBS の調査データという点においては、保守系政党への要らぬ忖度がないという部分で、重宝ではあります。左派系政党への忖度は多少あるかもしれませんが。

【「10代と20代は圧倒的に自民党?!」「れいわを一番支持するのは東京の40代?」~データから見えてくる選挙の意外なリアル、投票する前にちょっとのぞいてみませんか?~】TBS NEWS DIG

でも、ほかの政党も調べてみると、ちょっとイメージとは違う姿も見えてきました。ここからは、私たちJNNが2021年の衆院選の際に全国の投票所で行った出口調査をもとに、投票先と投票者の年代の意外な関係や、地域ごとの強さなどを分析した結果をご紹介します。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、TBSの本社ビルの写真です。

◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉

■老人政党・若者政党■

詳しくは、元記事を読んでいただくとして。資料的価値が高いグラフを、転載しておきます。社民党の全国年代罰のグラフがあるのに、維新の会のグラフがないのは画竜点睛を欠くのですが。TBSのことですから、都合が悪くて隠したのか、比較の意味がわかっていないのか、そこはわかりませんが。公明党と維新の会の年代別がないのを見ると、隠した疑惑がありますけどね。それはともかく、母数が違うのに立憲・共産・社民の年代別の支持層のグラフが、驚くほど似てますね。

画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

つまり、若者には支持されず、この国に暴力と混乱をもたらした全共闘世代に近ければ近いほど、支持が高いと。ここらへんは、今年の東京大学の新入生の政党別支持率と、似ていますね。東大生は、自民党支持が最も多いとはいえ、世間一般の自民党支持率より10%以上も低く、リベラル傾向が顕著。野党でもっとも支持されていたのが政策本位の国民民主党で、東大の先輩の福島瑞穂党首が率いる社民党は、支持率0.0%でした。

■若者に支持されない政党に未来はない■

先日、映画『エルヴィス』を鑑賞しに行きましたが。言うまでもなく、キング・オブ・ロックンローラー、エルヴィス・プレスリーの生涯を描いた作品。上岡龍太郎さんが以前に語っておられたのですが。エルヴィス・プレスリーが登場した時、多くの大人は批判したが、若者は支持した。今では音楽の教科書にも載っている。つまり、自分より上の世代が何を言おうとも、下の世代が支持しモノが勝つんだと。これは一面の真理ではあります。

今現在の目から見れば、なぜプレスリーあの程度の腰振り表現を、年寄が憎み批判し、排撃しようとしたのか、わかりませんが。昔は、ビートルズに憧れてバンドを組むとか、不良のやることだったわけですし。ロックはクラシック音楽とかカントリーミュージックなどとは対立する、ローカルチャーだったのです。それがカウンター・カルチャーになり、やがてはメイン・カルチャーになった歴史。ジャズや映画だって、チャップリンやキートンの時代は、大衆娯楽だったので同じです。

■今回の参院選の勝敗予想は?■

これは日本の能や歌舞伎や浮世絵なども同じ。近現代だと、小説や漫画やアニメ、ゲームもそうですね。大衆の支持をつかめば、やがてそれはメイン・カルチャーになっていく。してみると、若者に支持されない老人政党の立憲・共産・社民などの左派政党には未来はない、ということですね。テレビ朝日系ANNが、昨年の衆院選前にテレビでだけ公表アンケート結果。あれも一種のアリバイ作りでしたが。TBSのこのアンケート結果も、投票直前に出してきたアリバイ作りかもしれませんね。

画像6

明日の参院選の投票結果、どうなるかはわかりませんが。たぶん、自民は改選前議席を上回るのは確実。維新の会は野党第一党に躍り出る可能性があり、国民民主党は若者の支持はあっても、年代別の人口比の差から、微増でしょう。そして、公明党は微増で共産党は微減。宗教系は安定していますからね。れいわ新選組は、1議席でも取れれば勝利ですから無問題。選挙の争点は、立憲民主党がどこまで減らすか、社民党は議席ゼロになるか、でしょうね。

■政党支持率で勝敗予想■

何度も書いていますが、内閣支持率はマスコミの誘導で容易に変わりますが、政党支持率は得票と直結していますので。そこで見ると、大体の動向は見えますね。直前の不確定要素で変わりますが。野党関係者や支持者が、弔い合戦にさせないとか口走るのも、理解はできますが……。では、NHKの政党支持率調査を以下に。

スクリーンショット 2022-07-09 194126

ちなみに、ほぼ一ヶ月前はこんな感じです。

スクリーンショット 2022-07-09 194534

自民党は落としていますが、ここらへんは増減の範囲。その範囲に、他の野党の支持率並みの数字が入るのが、悲しいですが。立憲民主党は変わっていない感じですが、これは低値安定で、前回選挙より政党としては大きく落としてるので。公明と維新が盛り返し、他は微増微減で、似たようなもの。自分の予想は以下に。まぁ、大雑把な予想ですからね。

・自由民主党→勝利確実/大勝の可能性も高い
・立憲民主党→大敗確実/どこまで議席を減らすか?
・日本維新の会→勝利確実/野党第一党になれるか?
・公明党→安定で微増は確実
・共産党→安定で微減に踏みとどまる/大敗の可能性も
・国民民主党→微増にとどまる
・社民党→福島瑞穂党首落選か? 議席確保か?
・れいわ新選組→勝利条件は1議席でも確保なのでクリア可能性大
・NHK党→議席ゼロの可能性は党首も名言

さて、明日はMANZEMIの講座とゼミで一日中潰れますので、noteは予約投稿しておいて、時計の針が12時を回ってから、なんか書くかもしれません。

どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ