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変わる韓国社会と五輪報道

◉個人的に教えられることが多い、韓国人の崔碩栄さんの記事がWedgeにアップされていました。ネイティブならではの、自国の報道の問題点を丁寧に解説されており、とても貴重な情報です。文在寅政権の反日姿勢の問題はもう書いていますので、此処では置いておいて。韓国でも若者を中心に、こういうメダル至上主義の国粋主義に、違和感を持ち声を上げる若者が増えたという点は、社会の変化を感じます。

【「五輪の精神」とは程遠かった韓国の五輪中継】Wedge

 新型コロナウイルスのため1年延期されていた東京オリンピックが終わった。依然として続くコロナの脅威と日本の猛暑の中でも、大きなトラブルなく全種目が行われたことにホッとしている人も少なくないだろう。
 コロナ感染の推移、無観客による収益減少、経済への影響などの功罪については時間をかけて慎重に評価すべきであるが、世界の多くのスポーツファンを熱狂させ、選手たちに実力を披露できる大きな舞台を提供した点は評価に値する。
 ところで、今回の五輪に関連して韓国が国際的批判を受けた一件がある。韓国の地上波テレビ局MBCによる、開会式の中継放送プログラムである。各国が入場する様子を映し出しながら、それぞれの国について短い紹介を加えていたのだが、ウクライナの紹介写真に廃墟となったチェルノブイリ原発の写真を入れ、ハイチについては「大統領が暗殺された国」、マーシャル諸島については「かつては米国の核実験場」というコメントで紹介するなど、あまりにも不適切な内容が含まれていたのだ。

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韓国の若者は、翻訳掲示板を見ると海外や日本の事情に詳しい人はかなり詳しくて、こちらが知らないような情報を出してきて、勉強になることは多いです。崔碩栄さんのような人は、本国にも一定数いるわけで。ハンドルネーム〝バンダービルト〟氏など、自分より年上で、戦前の日本や半島の文化にも詳しく、とても勉強になりました。産経新聞の黒田さんが正体と、韓国では疑われていましたが。

そのバンダービルト氏も、わりとナチュラルに黒人差別やアフリカ差別を口にされていて、これは黒田記者ではないなと。新聞出版関係者は、共同通信社の記者ハンドブックに準拠して、差別発言には気を付けているので。匿名でそんなことを書けば、韓国ではスルーされても日本では危険な表現が、頻出しますので。そこは、記者生命を賭ける部分ではないです。韓国MBCの感覚と、そこは同じでした。

しかし、若い世代はそういう、上の世代の感覚にノーを突きつける。後生畏るべし、焉んぞ来者の今に如かざるを知らんや───とはよく言ったモノです。日本はこの若い世代と、もっと交流を深める必要があるわけで。次の大統領選挙次第ですが。盧武鉉大統領や文在寅大統領の世代に、対抗できる世代との連帯。お互い嫌いでも、引っ越すわけにはいかない関係。手を握れるところは握れる大人の関係が大事かと。

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