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脊椎インプラントで歩行可能に

◉すごいニュースですね。脊椎損傷で歩けなかった方が、脊椎インプラントで歩けるようになったとのこと。科学誌ネイチャーに掲載されたということで、かなり信憑性が高い研究ですね。こういう医療ネタは、自分も気になるのでちょいちょい取り上げていますが。iPS細胞等を利用した再生医療とはまた違いますが、こういう方面での医療の発展は、世界中の障害をおった方にとって本当に大事な一歩ですから。日本での臨床が期待されますね。

【脊髄インプラントで再歩行可能に 下半身不随の患者】AFP BB News

【2月8日 AFP】事故で下半身不随になった患者3人に、新開発の脊髄インプラントを埋め込んだところ、再び歩けるようになったとする研究論文が7日、医学誌ネイチャー・メディシン(Nature Medicine)に掲載された。脳波に似せた電気刺激を筋肉に送る仕組みで、重度の脊髄損傷患者の再起に道を開く可能性がある。
 脊髄損傷患者の治療に電気刺激を使う取り組みは長年にわたり研究が進められている。今回の研究を行ったスイス連邦工科大学(Swiss Federal Institute of Technology)などのチームは2018年にも、下半身が一部まひした被験者が再び歩行できるようになることを実証していた。

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、

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インプラント手術というと、きぬた歯科のCMが思い浮かびますが。体内に入れる器具の総称だそうです。自分も五十路を超えて、肉体の急速な衰えを感じます。なので、こういう記事は、やはり機になります。脊椎損傷で歩けなくなると、段々と心臓にも負担が来るんですよね。人間は、下半身に送り出されて血液を、足の筋肉で心臓に押し戻すので。足が動かせなくなると、必然的に筋肉も落ちてしまいますしね。歩けることって大事。

かの伊達政宗公も、人間は足から先に死ぬらしいと、晩年に語っておられます。人類は、アフリカの森が気候変動で草原になってからこっち、ずっと歩いてきました。走るスピードは早くなくても、人類の祖先は歩いて歩いて、世界中に拡散しました。結果、アフリカから南米大陸の先端、約5万キロを歩いて移動してしまったわけですから。人類とは、歩く生物と言えそうです。その意味でも、歩く機能と体全体のいろんな機能が、連動しているのでしょう。

もちろん、以前のようには回復しない例もあるでしょうけれど、そこに外骨格のサポート機器というか、ロボット的なものも併せて、ある程度歩ければずいぶん違うでしょう。日本の車椅子とか、すごく高性能ですが、まだまだバリアフリーは完璧とは行きませんしね。今の時代は色んな分野の研究や成果を組み合わせて、活用する時代。スポーツ医学と併せて、リハぶりの技術の発展も必要でしょう。今後に期待します。




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