地方に水素列車
◉水素列車。昔、弾丸列車構想なんてモノがありましたが。今でも、地方に行くとディーゼルの列車はけっこうあって、廃線になった故郷のローカル線は、ディーゼルでした。だから、都会に出るとパンタグラフの電車に驚いた物です。剣道の玉竜旗大会に出るために福岡に初めて行って、西鉄の電車を見たのが最初でしたか。都会では、そっちの方が便利なんですよね。排ガスも出ないし。で、ディーゼルエンジンの列車を、水素エンジンに代えていくという計画。自動車はまだ趨勢が見えませんが、船とか列車とか、大型の輸送手段は代替していって良いと思うんですよね。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、京都の梅小路公園の動態保存機だそうです、8620のナンバープレートが『無限』になっているとのことです。
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■船舶列車自動車飛行機■
そう言えば神奈川県も、ちょっと中心地を外れるとディーゼルエンジンの列車でしたね。30年以上前、厚木に住んでいたとき、JR相模線とかディーゼルエンジンの車両で、乗り降りのドアも押しボタン式で、驚いた記憶が。貨物用の、オレンジがかった赤い車両も見かけた記憶が。そういう意味では、世界的にもまだまだ、ディーゼルエンジンの列車は主役。輸出用としても、日本の車体は優秀ですし。列車の場合はレールの幅の規格が問題で、エンジンは割と柔軟というか。まぁ、メンテナンスを考えると、整備の人は大変ですが。
物や人の輸送手段としては、大量の荷物を安価に運べる船舶、船舶ほどの量は無理だがより高速で運べる列車、小回りが利く車両、高速だが運賃が高い飛行機と、4種類が主力ですが。良くも悪くも日本の鉄道網は優れていますし、大動脈。やはり日本国内のかなりの地域をカバーしてるのは、世界的にも希有なこと。鉄道オタクではないですが、各駅停車の方がスキなんですよね。もともと、車は乗り物酔いをするタイプなので、子供のころから苦手でしたし。地元のローカル線廃止は残念でしたが、それも時代の流れ。生き残った路線を大切に。
■第四世代原子炉と連携■
水素利用に関しては、自動車のエンジンが、どう動くか。欧米の電気自動車推しは、二酸化炭素排出量を減らす意味では、解らなくもないのですが。大規模蓄電技術や、克服しなければならない技術も多く。その意味では、エンジンそのものの原理的にはガソリン車に近く、燃料の保存方法が課題の水素エンジンは、その意味ではTOYOTAが推す理由もわかるんですよね。ただ、過渡期の今はハイブリッド車が、無難な選択のような。どの技術も、ちゃんと研究するTOYOTAの手法が、真っ当のような。で、水素に関しては、こんな記事も。
このnoteでは繰り返し書いていますが、より安全性が高い第四世代原子炉の高温ガス炉は、その名の通りの高音を発するのですが、それは製鉄にも使えるほど。この高温を利用して、水素を生成したり、石炭を液化する技術も、ずっと研究されています。無能な方の菅元総理が、大洗のHTTRを止めたせで、研究がストップしてしまいましたが、再開されてさっそく、不慮の事故による運転停止の
を想定した実験でも、安全に停止し、メルトダウンが起きづらい構造を、証明しました。これは、発展途上国にも朗報でしょう。
電力は、まだ大規模に貯めておく技術はありませんが、夜間の余剰電力で水素にして貯蔵しておけば、一種の蓄電みたいな物。揚水発電みたいな物ですね。そうやって生み出された水素は、船舶に列車に自動車にと、利用範囲が極めて広いですし。もちろん、火力発電の燃料にも使えますしね。ここら辺の技術にも、期待したいです。水素とアンモニアの可能性については、今後もできるだけ扱いたいです。需要はあまりありませんが、ビューを稼ぐのが目的のnoteではありませんから。
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