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太陽光発電で原発20基分相当を目指す環境省

◉太陽光発電で、原子力発電所20基分のエネルギーをまかなう? これは小泉進次郎環境大臣の、肝煎りでしょうか? だとしたら環境省は、気は確かでしょうか? それとも、官僚の天下り利権が絡んでるのでしょうか? あるいは、不可能なことを打ち上げ、ポエム大臣の政治家生命を絶つ深謀遠慮でしょうか?

【【独自】太陽光発電の目標上積み、原発20基分相当…環境省】読売新聞

温室効果ガスの削減に向け、環境省は2030年度の太陽光発電の導入目標に約2000万キロ・ワット分を積み増す方針を決めた。原子力発電所20基分に相当する。これにより、30年度の太陽光発電容量は、すでに増加を見込んでいる部分も含め、現行の導入目標の1・7倍に当たる1億800万キロ・ワット以上となる見通し。6日に開かれる政府の有識者会議で積み増し案を示す。
(中略)
 企業向けには、初期費用ゼロで太陽光パネルを設置できる電力購入契約を広く周知し、ビルや駐車場などで自家消費型の発電設備の導入を促し、1000万キロ・ワットの増加を見込む。

熱海市伊豆山の土砂災害で、ようやくマスコミも太陽光発電パネルとの因果関係に、言及し始めたのに。

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■日本の日照時間は…■

コチラのサイトによれば、日本の平均日照時間は1500時間〜2200時間と、世界平均2500時間と比較しても、低いことが解ります。四方を海に囲まれ、暖かい黒潮に洗われる日本列島は、水蒸気の多い多湿な土地柄です。山紫水明の土地柄。水蒸気が多いので、山の緑が水蒸気の色と重なって、紫色に見えるんですね。そのため雨が多く、日本映画は雨の描写が多いのが特徴と分析されるほど。

日照時間の世界平均は年間2,500時間程度とされています。 一方、日本全国の平均日照時間はその年によって異なりますが、1,500~2,200時間程度。

日本は日照時間1位の埼玉県でも2366時間、最下位の秋田県に至っては1647時間で、これはサンフランシスコ州のロサンゼルス市の平均3350時間の半分以下にすぎません。ロサンゼルス市警察殺人課のコロンボ刑事(警部補)が、よれよれのレインコートを着てるのがトレードマークなのも、雨があまり降らない乾燥した土地柄ゆえの、トンチンカンな人物を表現するギミックなんだそうです。

■環境破壊省と化す■

そんな環境で、原子力発電所20基分のエネルギーを再生可能エネルギーの太陽光発電でまかなう、と。これは、やはり環境省と官僚の利権が絡むんでしょうねぇ。そもそも、夜になれば発電できない太陽光発電に、原発の変わりなど出来ませんしね。見た目の数値だけ帳尻あわせしても、それは戦前の軍隊の員数主義と、何が違うのでしょうか? 毛沢東の大躍進政策の屑鉄生産と、何が違うのでしょうか?

こうやって、一部の科学音痴な国民と、それを煽る科学音痴のマスコミと、それに迎合するポエム大臣によって、税金が無駄に使われ、国土は荒廃するわけで。まさに、屑鉄の生産のために樹木や石炭が浪費され、国民を飢餓に追いやった大躍進政策と、本質は変わりません。こんなバカな政策を打ち上げるなら、海外のまともな環境活動家が、原発推進だという事実を、粘り強く発信する予算に使いなさいよと思います。

■軌道修正に10年かかる?■

個人的には、9時5時で仕事をしてる会社なら、太陽光発電もアリだと思いますし、あくまでも補助的な発電としてはありですが。主たる電力にはなりえない。上でも書いたように、日本はそもそも日照量が少ない国。加えて、山がちで平地も少ないですからね。窓ガラスを利用した透過型の太陽光発電の研究もありますが、そもそものエネルギー密度が低いんですから、無理なんですよね。細野豪志議員のこの意見が、妥当でしょう。

こんなことにカネを打ち込むなら、まだしも蓄電池や蓄電システムの研究にカネを合っけたほうが良いでしょうね。残念ながら、このままではメルトダウンしづらい第四世代原子炉の開発が、再生可能エネルギーの新技術の開発に先んじるでしょうね。けっきょく、反子宮頸癌ワクチンの問題が見えても、執拗に自分の日を認めないマスコミがいて、状況が変わらなかったように。この問題も、さらに10年かかるのかもしれません。

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