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バイデン大統領が日本の国連常任理事国入りを支持

◉バイデン大統領が、積極的に出てきましたね。とはいえ、日本の常任理事国入りは昔から出てきて、そのたびに中国が反対して、ポシャってきましたが。今回のこの動きは、中国に対するある種の牽制もあるでしょうし、もっと言えば他の同盟国──特にドイツ──への、シークレットメッセージにもなってるでしょうし。旧敵国条項とか、とっくに織り込み済みでしょう。

【バイデン大統領 安保理改革での日本の常任理事国入りを支持】NHKニュース

岸田総理大臣とバイデン大統領の日米首脳会談で、両首脳が安全保障理事会を含めた国連の改革と強化の必要性で一致し、バイデン大統領から、安保理改革が実現した場合には、日本が常任理事国になることに支持が表明されたことが分かりました。


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現実的には、国連安保理は機能していませんし、改革の筋道が見えませんから。アメリカとしては、中国やロシアの工作で左重心になりすぎた国連からの離脱と、新組織の立ち上げまで含めて、シミュレーションしてるでしょう。左傾化したドイツが、今回のソビエト連邦のウクライナ侵攻で、メルケル政権時代と決別しつつありますし。もちろん、日本にも踏み絵です。

国際政治はヤクザの理論なので。米組の組長が「おう、昔はうちのハワイ支部の組員を弾きよったからボコボコにしたって、解散させて二次団体入りさせてた日本組を、盃直しして直参にしようと思う。ほんで、露組は親睦団体の連合から外して、中組も楯つかんようにしたいと思うが、おまえらの意見はどうや?」と凄んでる図ですから。

この場合のどうやは、意見を求めているのではなく、親分の心中を察して、求める答えを言うこと。「へぇ、そらもう日組も独組も盃直しして、シャンシャンですわ。露組は、宇組との代理戦争で削れるだけ削ったって。ほしたら、利に聡い中組とか〝なんなら国境紛争でアヤ付けて、露組に揺さぶりかけまひょか?〟と手に平返して言うてくるかも。あくまで露組の肩を持つ言うならオヤッサン、組を割りましょ」と英組あたりが言うでしょう。

米組としては「わしがここまで言うとるんじゃ、日組もありがたく盃直しして、9条もなんとかせい」ってなもんでしょう。日組としては「いやオヤッサン、あれは米組の先代がうちに押し付けたもんで……そのぉ〜」と口ごもろうものなら、「ああん? なんか言うたか? 押し付けられたもんがイヤなら、押し返すんが筋じゃろうが、のう? わしは変えてええ、いやむしろ変えろと、ずぅ〜っというとるやりうが、ああん」てなもんですし。

日組としては、「ご無理ごもっとも」でしょう。今夏の参議院選挙は、明らかに与党に追い風が吹いていますから。改憲に必要な3分の2の議席は、確保できるかもしれませんが。

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