左派の義理人情
◉X(旧Twitter)の先日のトレンドに、SEALDsが入っていましたが。彼らに対して、利用されるだけだぞと忠告した人間は多かったのですが、10年経って答え合わせですね。そのSEALDsと同様に石川優実さんも、左派にいいように利用されている感じで、傍目にしても危うかったのですが。3年ほど前、そのうち学歴のなさから石川さんは、学者だ弁護士だと高学歴自慢が多い和製フェミニスト界隈から、パージされるのではないか……と推測したのですが。こちらのポストを読むと、まさに弊履のように捨てられたのでしょうか…。自分から距離を置いたなら、良いのですが。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
◉…▲▼▲▽△▽▲▼▲▽△▽▲▼▲…◉
■活動家より表現者に■
昭和の時代のヤクザの鉄砲玉が、刑務所での〝お務め〟を果たせていたのも、残された女房子供を組が面倒見るからであって。利用するだけ利用して、骨を拾ってくれるとおう信頼がなければ、誰も命を賭けないですよね。ここらへんは、『仁義なき戦い』の山守組長の薄情さが描かれていましたが。しかし、利用するだけして後は知らんでは今後は、活動家二世か、人格に難がある人間しか、左派の兵隊が集まらんですよね。
石川さんは女優をやりたいということを、X(旧Twitter)で呟いていましたが。ならば政治活動するより、そっちに注力した方が良いって、何人も忠告してたのに。ナイト気取りの御仁が、ワラワラとあらわれて、けっきょくは界隈に囲う。2022年の10月末にアカウント消す宣言以降、カウントは消えましたが。12月には別アカウントらしきものも生まれましたが。代表的なフェミ騎士の御仁とか、2023年の6月以降、検索しても触れていませんね。まぁ、彼なりになにか理由があって、気を使っているのかもしれませんが。
今の時代、舞台やテレビや映画だけが女優の仕事ではないですし、版権が切れた古典的名著の朗読や、ハンディカメラでひとり芝居やってYouTubeに上げるとかやった方が、地道な積み重ねになったでしょうに。実際、そういう形でアピールしている声優や俳優は、いくらでもいます。落語家とかでも、そうですね。NHKもテレ朝もTBSも、チョイ役ぐらいも押し込めないんだなぁ……と思います。あ、NHKでは一般人のフリしてインタビューに出演してましたが。
■切り捨てる側の論理■
で、SEALDsについてのShinHori弁護士のポストが、炎上状態です。100万閲覧で640イイネと、イイネ率は0.064%です。この勢いなら150万閲覧を超え、0.05も割るかもしれませんね。引用ポストも431と、イイネの数より引用が増えそうな感じで、スクロールしてもスクロールしても、批判や皮肉しか出てきません。個人的には、沈黙してやり過ごす連中より、こうやって本音を吐露するHori先生自体は、嫌いじゃないけどね。「なに本当のことを曝露してんだ!」って、裏でお仲間に責められていないか、心配です。
言い方を誤魔化していますが、要するに
こういう論法のようです。
読み人が激減する連続ポストで、本音が出てきましたね。実際に執筆時点で、最初のポストは97万インプレッションだったのに、2つ目のポストは6.7万インプレッションと、14倍以上も違います。要するに「自立した大人なんだから、声をかけられた側に責任はない、就職がうまく行かなかったのは彼らの自己責任だ」って言いたいわけです。ご丁寧にSEALDsに失礼というのは、指桑罵槐です。「おまえら、大人が助けてくれなかったって言うなよ?」という、釘刺しに見えます。
民青に入って、首まで頭まで、どっぷりと共産党に深入りしないと、助けないと? だいたい、中立派を装うために、民青とか入れるはずもなく。なら、立憲民主党は? 社民党は? だいたい彼ら、いきなり朝日新聞の一面広告を出した財力、いったいどこから来たんですか? 莫大な金で協力した大人が、背後にいたのは、想定済みですよね。奥田パパ、SEALDs結成数ヶ月で、一般社団法人Colaboの理事になっていますよね? 暇空茜氏の出現以降、奥田パパとColaboの関係とか巨大な左派ネットワークが暴かれ、CLPやブルージャパンとか西早稲田の、点が線に。
裁判なら証拠不十分で逃げ切れるでしょうけれど、それ、いつもの「試合に勝って勝負に負けた=裁判で勝って世間に負けた」ですよね。まぁ、活動家二世や宗教二世のコアメンバーは、実家の太さで大学院に行って箔を付けたり、ブルージャパンとか受け皿用意してもらえたようですけど。雑兵は切り捨てたって、さらに印象悪いと思うんですけどね。もともと、左翼がそういう人間の集まりだった面はありますね。それも、戦前から。赤く染まると冷たくなるのか、元々冷たい人が赤く染まるのか?
■理より情の日本社会■
三島由紀夫はかつて、右翼は情と語ったんですけれども。情は時に暴走もするのですが、日本社会では義理と人情の板挟みになったとき、理より情を優先した方が評価される村社会です。今後、こういう活動をする連中は活動家二世か宗教二世、あるいは利害関係者と思われ、一般学生の参加はますます厳しくなるでしょうね。それでは、ムーブメントは広がらず、ジリ貧になるしかないですね。たぶん、SEALDsが最後の打ち上げ花火になるでしょう。ダカライッタジャナイノ、としか思いませんが。
山一証券が潰れたとき、最後の社長となった野澤正平氏は、社員を庇い、再就職にも尽力しましたが。あれこそ、責任者のやること。でも山一証券って、歴代社長は東大卒で大蔵省(財務省)担当者しかなれなかったのに、法政大学出身の野澤氏に、尻拭いを押し付けたわけです。押し付けた側は、上手くやったぜ逃げ切ったぜと高笑いしてるのかもしれんが。人望ってのは、巡り巡って帰ってくる0ものです。だから諺でも「情けは人のためならず」と言うのです。
SEALDsも主要メンバーが、あまり偏差値の高くない高校出身者で固められていたことが、ネットの集合知でバレました。AO入試や指定校制度などを利用し、私立ミッション系の大学に入学した彼らを、利用した大人たちがいるわけで。いちおうブルージャパンとか、多少の受け皿は用意してもらえた連中もいるにはいるんですが、それは幹部連中に限られ。数百人いたであろう雑兵は、使い捨てられたようです。そして、西南学院大学の某クンは、デジタルタツゥーを一生貼られ続けると。可哀想なので、酒のんで云々の画像は貼りませんが。
■今こそ共産主義を…■
思えば旧しばき隊界隈の、男組組長の高橋直輝こと添田充啓氏が急死したとき、かつてのお仲間が冷淡で。むしろ激しく敵対していた在特会界隈が、その功績を認める発言をしていた記憶があります。ドライに見える欧米社会でも、鈴木貫太郎総理大臣がルーズベルト大統領の死去に哀悼の意を表明したことで、評価は変わったわけで。これは、ヒトラーが故人を罵倒し、亡命中のトーマス・マンが嘆いたという話と合わせると、どこの国にも死者を悼む礼節は共通ということ。
かつて、京都での共産党勢力伸長に尽力した人達は、民主集中制に疑義を唱え、党首高専生を提案した途端に、まさにその民主集中制の名の下に、アッサリ除名されたのですが。左派のこういう冷酷さ、冷淡さは昔からで、赤尾敏愛国党総裁も、かつては社会主義者だったんですが、左翼の冷たさに呆れて転向した訳で。戦前戦後と、左翼の本質的な体質は、ほとんど変わっていないようなんですが。自分たちを上級国民と思い、下々を切り捨てるのが、この国の赤い人たち。
自分は、社会運動をするなとは、一言も行っていません。言論の自由は、思想信条の自由や、集会結社の自由ともセットです。ですが、もう疑似科学であることがバレちゃった共産主義思想や、その劣化版である社会主義に、乗っかる必要はないと思うんです。共産主義思想が消えれば、もっと言えば中華人民共和国と北朝鮮(朝鮮民主主義人民共和国)が解体されれば、反響という思想に価値がほとんど無くなるように。賃金を上げろ・差別をするな・法改正しろは、共産主義のフィルターなしでも言えることです。
個人的には、奥田くんはいつか父親に反旗を翻し、自分が巻き込んだ連中の尻拭いをしそうな可能性がある、唯つの人間だと思ってるんですけどね。UCDクンには期待していませんが。
noteの内容が気に入った方は、サポートで投げ銭をお願いします。あるいは、上記リンクの拙著などをお買い上げくださいませ。そのお気持ちが、note執筆の励みになります。
どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ
売文業者に投げ銭をしてみたい方は、ぜひどうぞ( ´ ▽ ` )ノ