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TENGAが障害者施設運営の理由

◉日本の場合は、障害者はあまり表に出ない感じで、なんとなく社会から隠されるイメージがありますね。これは、精神疾患に関してもそうで、江戸時代の座敷牢や押し込めの理論が、未だに日本には残っているのでしょう。西日本出身の知り合いと話してても出てくる、被差別部落がある地域に無理して小学校や中学校を建てて、他の地域出身者とのトラブルを減らすという手法と同じですね。でもそういう方法論って、ダメだと思っています。

【TENGAが障害者施設を運営 「性をタブーにしない」という覚悟】毎日新聞

 天井が高く開放感のある建物、外には人工芝のドッグラン――。埼玉県川越市にあるおしゃれなカフェには近隣住民が集い、子どもからお年寄りまでさまざまな人たちでにぎわう。このカフェ、障害者就労支援施設「able! FACTORY」(エイブル・ファクトリー)内にあり、アダルトグッズメーカー「TENGA」(テンガ)=東京都中央区=が運営している。なぜ、テンガが障害者福祉なのか。【山田奈緒】

https://mainichi.jp/articles/20230517/k00/00m/040/109000c

ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、

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東京だって、江戸時代には浅草弾左衛門がいて、町内ぐらいの広大な屋敷を所有し、被差別階級を支配していたわけで。でも、今ではそういう差別は西日本に比較すると、現存率が少ないですね。ゼロとか、そういう極論をいうきはサラサラないですが。それって結局、人の入れ替わりが早く、そういう差別が風化しやすいんですよね。そういう意味では、精神病や障害者に対する偏見も、普通に接して知識を持てば、変わると思うのですが。『8時だよ全員集合』にミゼットレスラーが出ると、講義してくる健常者がいるのが日本。その頃の感覚と、変わっていないのでしょう。

鹿児島でも、朝鮮人陶工と日本人との通婚を禁じた結果、差別心が残ってしまいました。佐賀や岡山や愛知の陶工の子孫の方と話したとき、「んな400年前以上の先祖が在日だったからと言って、疎外感なんか持つはずないじゃん」という感じで。当然ですよね。けっきょく、そういう形で自然になくなっていくんですよね。でも鈴木おさむ氏とか、本人に悪気はないんでしょうけれど、『ハンサム★スーツ』とか見てると、身体障害者にナチュラルな偏見があるように思います。もうリンク切れしていますが、こちらの記事で、見当外れのことを言っていて、不快感を感じた記憶が。

自分は当時、奥山佳恵さんの旦那さんの言葉に比較して、鈴木おさむ氏のコメントに不快感をツイートしましたが。もう引用できないのが残念です。

いっときますが、自分は普通に差別感情がある人間ですから。それをないものとして動く人間には、ちょっと違和感があります。それは、『聲の形』に対しても感じたことですけどね。障害者を天使だとするのもまた、別の意味での差別なんですよね。まぁこれは、浅羽通明師兄のこんな言葉もあります。差別とかイジメとか、ケースバイケースなので、一概には言えないのは前提として、専門家の意見が必要でしょう。


難しい問題ですが、知ることが理解の一歩。そう思います。TENGAに対しても、ふしだら憲兵の人が騒ぎそうですが。そういう人たちより、こういう取り組みをしているTENGAのほうが、よほど社会に貢献していますね。

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