蘇州市バス襲撃事件で胡友平さんが死亡
◉中国江蘇省蘇州市内でバスを襲撃してきた犯人が、日本人親子を襲ったあとバス内に入ろうとしたのを、阻止して刺された女性が、亡くなったとのこと。重体との情報でしたから、なんとか一刻も早い回復を祈っていたのですが……。残念です。
【中国・蘇州のバス停で襲撃された女性が死亡 日中のSNSにあふれる、故・胡友平さんへの哀悼と感謝の言葉】Yahooニュース
6月24日に中国江蘇省蘇州市内にあるバス停で、日本人の親子と中国人女性が襲撃された事件で、重体となっていた中国人女性が死去したことがわかった。
日中のSNSには、亡くなった女性、胡友平さん（54）への哀悼と感謝の言葉が大量に書き込まれており、蘇州市民が事件現場に献花するなど、悲しみに包まれている。
ヘッダーはnoteのフォトギャラリーより、メイプル楓さんのイラストです。
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詳しくは、上記リンク先の全文を、ぜひお読みいただくとして。非常に詳細な情報で、勉強になりました。日本で持つ動くでも、その無私の行為に賞賛が集まっています。年齢的には、もう数年で定年退職されて、老後を迎えるような年齢だったのですが。
蘇州といえば風光明媚な土地で、、西條八十作詞・服部良一作曲で知られる名曲『蘇州夜曲』などでも知られる景勝地で、日本人観光客も多いんですよね。水運が発達し、東洋のヴェニスとも呼ばれるが、実際はヴェニスよりも歴史は古く、むしろヴェニスが西洋の蘇州と呼ぶべき存在。現地の、日本国驻华大使馆（Embassy of Japan in China）が、こんなポストをしていました。
惊闻胡友平女士经抢救无效不幸离世，我馆深感痛惜。胡友平女士以一己之力从歹徒手中保护了无辜的妇幼，相信她的勇气与善良也代表了广大中国民众。我们在此向胡女士的大义之举致敬，愿胡女士安息。#勇救日本母子的中国女子去世 pic.twitter.com/w4Q86cfQNN
— 日本国驻华大使馆（Embassy of Japan in China） (@Japan_Emb_inCN) June 28, 2024
惊闻胡友平女士经抢救无效不幸离世，我馆深感痛惜。胡友平女士以一己之力从歹徒手中保护了无辜的妇幼，相信她的勇气与善良也代表了广大中国民众。我们在此向胡女士的大义之举致敬，愿胡女士安息。
#勇救日本母子的中国女子去世
半旗を掲げて、その死を悼んでいます。
ただ残念なのは、この不幸な事件をさっそく利用し、詐欺を働こうという連中がいるようで。呆れます。日本政府か、日本赤十字が窓口になって、胡友平さんの遺族へのお見舞金というか、そういう寄付を募る窓口を解説してくれませんかね？ ちゃんとしたところなら、少ないながらも感謝を伝えたいです。
……と思ったら、こんな報道が。
御本人も、遺族も、なんと高潔な。玉井克哉教授が、大切なことを語っておられます。
こういうところが、中国のすごいところなんだよ。野に遺賢あり、草莽に英傑あり。政府のしていることと民衆の文化とは、分けて考えねばならない。
— 玉井克哉（Katsuya TAMAI） (@tamai1961) June 29, 2024
こういうところが、中国のすごいところなんだよ。野に遺賢あり、草莽に英傑あり。政府のしていることと民衆の文化とは、分けて考えねばならない。
野に遺賢あり、草莽に英傑あり
中国人留学生を数多く教えてきたが、これはとても実感します。
嫌中が過ぎる自称保守派に、賛同しない理由のひとつでもあります。
日本の在日中国人も、最多の外国籍ですが、生活保護の受給率は日本人以下とのこと。
独立自尊、ということでしょう。
胡友平さんとご遺族に、最大限の敬意を贈りたいです。
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