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陸上自衛隊が艦艇の建造費予算を要求

◉陸上自衛隊が艦艇、というとギョッとしますが。兵士を島嶼部に送るには、海上自衛隊の艦艇を借りるより、自前の艦艇があったほうが運用が楽、という部分はあるようですね。アメリカだと、そういうのは海兵隊が主に担当するのですが、日本では海兵隊創設の機運はあまり盛り上がっていませんね。専守防衛のドグマからすれば、それは当然ですが。ただ、陸海空の三隊だけでは、対応しづらい事象は増えつつあるようで。

【艦艇の建造予算、陸自が初の要求 対中強化】朝日新聞

 陸上自衛隊が、艦艇の建造費を来年度の当初予算に盛り込むよう防衛省に求めたことがわかった。海自以外の「予算枠」による艦艇の導入は初。既存の陸、海、空の枠をこえる異例の予算措置だ。南西諸島の防衛の充実を急がざるをえないほど、中国軍の活動が活発化していると判断した。
 政府関係者が取材に明らかにした。防…

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適当な画像がなかったので、トップ写真はnoteフォトギャラリーから適当に。

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自衛隊は海上自衛隊・陸上自衛隊・航空自衛隊の3つに大きく別れています。でも、我が故郷は海上自衛隊の基地がありますが、軍港ではなく。輸送機や偵察機などの航空部隊の基地で、戦中は特攻隊の基地でもありました。鹿児島で特攻隊と言うと、知覧の基地が有名ですが、あれは大日本帝国陸軍航空隊の基地ですから。神風特別攻撃隊は海軍ですから、知覧を神風特別攻撃隊の基地と言われると、ちょっと苦笑します。批判はしません、知らないのがデフォルトですから。

ただ、海上自衛隊も出雲型護衛艦にF-35Bを艦載するなど、従来の枠組みでは難しい動きもあります。海軍と空軍の融合、みたいな部分ですね。それが、陸上自衛隊にもあるということで。個人的には海兵隊を作って、強襲揚陸艦とかを中心とした防衛は、任せて良いのではと思うのですが……戦前の陸軍と海軍の対立と、縦割り行政の問題を思うと、そうも言ってられない部分はあるのでしょうね。陸上自衛隊は時々、戦前の暴走体質をチラミさせることもあるので、なおさら。

兵は国の大事と孫子は説き、孔子は国には兵と食と信が必要と説きましたが。軍事音痴でずっとやって来た戦後、田母神氏のような困った御仁も出てくる程度には、この国の軍隊は危なっかしい部分もあるので。鳩山由紀夫氏の祖父である鳩山一郎と犬養毅が野党時代、統帥権干犯問題を持ち出して、軍部暴走の端緒を開いたように。平和なときにイロイロと乱に備えることが大事。非武装中立論のようなお花畑ではなく。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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