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温泉むすめ炎上騒動のメタデータ分析

◉鳥海不二夫東大教授が、仁藤夢乃女史とそのお仲間のツイフェミ勢が仕掛けた温泉むすめ炎上騒動について、また無慈悲なメタデータ分析をされています。米山隆一議員への度を超した批判から、妻の室井佑月先生を侮辱する内容を書いて、当人から批判された仁藤夢乃女史が、鉾先を逸らすために仕掛けた炎上に見えますが。結果的に、ツイフェミ勢が少数派と、可視化されちゃいましたね。

【温泉むすめは萌えているか?炎上のツイート分析】Yahoo!ニュース

2021年11月15日のこんなツイートがきっかけで,温泉むすめというコンテンツが炎上しているようです.
温泉むすめのキャラクタ―設定に不適切な表現があったということで問題視されたようです.とはいえ,こういった「不適切な表現」への指摘は,その表現のファンにとっては受け入れがたいもので,反発があって炎上するのはよくある話です.
炎上したのであれば,とりあえずどのように炎上しているのが調べるのが礼儀というものかと思いますので,ツイートを収集して分析をしてみました.

ヘッダーの写真は元記事のグラフより。

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■やはり少数派のツイフェミ勢■

詳しくは、元記事を読んでいただくとして。まず、温泉むすめに対して批判してる人、それに対して反論や擁護をしている人、温泉むすめを肯定している人と、数の面で興味深いです。少数のアカウントが大量に拡散するのはいつものことですので、比較的多数派工作がしづらいアカウント数で比較すると、ツイフェミ勢の少なさが目立ちます。重要な数値なので、以下に転載しますね。

・温泉むすめ批判への反論や擁護系(C00):
 総ツイート数368
 拡散数309,901回
 拡散アカウント数95,545
・温泉むすめ肯定系(C01):
 総ツイート数145
 拡散数77,244回
 拡散アカウント数28,352
・温泉むすめ批判系(C02):
 総ツイート数127
 拡散数36,222回
 拡散アカウント数14,944

反論擁護肯定系を合計し、批判勢と比較すると、12万3897アカウント対1万4944アカウント。批判系のおよそ8.3倍弱の数字ですね。衆院選の野党共闘が大敗したように、ツイフェミ勢が少数派だと、またもや可視化されてしまいました。数が多ければエラいとか正しいとかいうわけではないですが、ひとつの目安にはなります。

■エコーチェンバー度でも偏りが■

エコーチェンバー現象───同じ意見の人だけが話し合っているうちにそれが正しいことだとみんなが信じてしまう現象のことですが。温泉むすめ批判派は、こちらでも明確に、偏った集団であるというのが、メタデータ分析の数値からも明らか。ちなみに、ブロックされる直前に撮影した、仁藤夢乃女史のTwitterアカウントのスクリーンショットがこちらになります。

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634フォローに6万5184フォロワーの、合計6万5818人のフォロー&フォロワーを持ちながら、自分と被っているのはわずか50人。被り率は0.0008というかなりの数値に。辛淑玉ジラ女史や中沢けい先生、あるいはのりこえねっとといったアカウントですら、0.0022から0.0026といった数字に収斂されますから、3倍前後も少ない。とても均質な集団に仁藤夢乃女史は囲まれていると言えそうです。

■どっちもどっちではあるが■

毎度のことですが、一部の熱狂的なアカウントが、拡散してるのはいつもの風景。温泉むすめに関しては、たった9アカウントが、全体の拡散の約半分を受け持っていたようで。こうやって水増しされた数字を見て、さらにエコーチェンバー現象が生じた集団が、自分たちの意見は多数派や正義の側だと、勘違いをする。結果的に、衆議院選挙での大敗の遠因になっているとしたら、自業自得ですね。

批判系が最も少数の発信者から多数の拡散がなされていることが分かりました.基本的には9アカウントからの発信が全体の拡散数36,222の約半分,17,662回の拡散につながっていたようです.

あるツイフェミ系弁護士のアカウントとか、仁藤夢乃女史のシンパなんですが、北原みのり女史や石川優実女史と同類と思われたくないのか、自分自身では温泉むすめには言及せず、仁藤夢乃女史への擁護のツイートを、ひたすらリツイートしているようで。そうやって、拡散されていくんでしょうね。とは言え、温泉むすめへの擁護も、少数のアカウントで、どっちもどっち状態は似たようなモノのようです。

とはいえ,じゃあ温泉むすめへの批判派はどうかというと,こちらも10.7%が50%の拡散を担っていますので,こちらも一部のアカウントによる積極的な活動の結果であると言えるかと思います.
いつものことですが,どっちもどっちです.

■長引く炎上と燃料投下■

仁藤夢乃女史らツイフェミ勢は、炎上のいつものパターンと同じで、三日で飽きてしまわれたようですが。目的が、室井佑月先生からの批判そらしなら(仮定話法)、目的は達成でしょうけれど。今は何にご執心か、ブロックされてるので解りませんし、興味も無いです。表現にイチャモンつけて、放火してこない限りは。擁護派の方は大喜利化して、ズルズルやってるのですが。鳥海不二夫教授の分析も、こんな感じです。

というわけで,流石に燃料が投下されない限り,22日以降は温泉むすめがタイムラインに出てくる回数も激減するだろうなあと予想しています.

残念ながら、鳥海不二夫東大教授の分析とは逆に、22日の時点で〝玉袋ゆたか〟がTwitterのトレンド入りです。御本人は、ミラーリングのつもりで投下したのでしょうけれど。ある意味、憎しみから生み出されたキャラクターを、反表現規制派が別の文脈から評価し、第二の日本鬼子ちゃんになりつつあります。でも、それこそが多様性ってもんでしょ? 描いた方、「玉袋ゆたかのお袋」とか呼ばれています。吉田兼好法師の徒然草第四十五段の、こんなエピソードを思い出しました。

公世きんよ二位にゐのせうとに、りやうがくそうじやうと聞えしは、はめて腹あしき人なりけり。
 ぼうかたはらに、大きなるの木のありければ、人、「えのきのそうじやう」とぞ言ひける。この名然るべからずとて、かの木をられにけり。その根のありければ、「きりくひの僧正」と言ひけり。いよいよ腹立ちて、きりくひを堀り捨てたりければ、その跡大きなる堀にてありければ、「堀池ほりいけ僧正」とぞ言ひける。

人間の愚かしさは700年経っても同じのようです。どっとはらい( ´ ▽ ` )ノ

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